気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

ジャンク船とムラサキダコ

2013-08-28 11:42:04 | 日記

大雨以降、夜が涼しくなった。日中の暑さも前までの耐えられない蒸し暑さとは違って少し秋っぽい。
水槽のコショウダイが大きくなってきたので小さいのがいたら入れ替えようと思って見てるけど、もうこの時期にはやはり育って深いほうへ移動しているんだろう、見当たらない。シマイサキの稚魚はまだいる。ゴンズイは少なかったな。やたら多いのがワタリガニの子ども。今朝も甲羅2cm前後のやつらがワシャワシャハサミを動かしながら砂の中の何かを取って食べている。じゃぶじゃぶ歩くとあわてて深みか砂の中に逃げるけど、一匹ワタシの方にまっすぐ来たヤツがいて、隠れるのかと思ったら、チー!と足の柔らかいとこをはさみよった!
砂にはいろんなヤツがいて、いきなりちくっとしたり、ぬるっとしたり。おもしろい。

今日は海の家のおばちゃんがいつもの椅子でテレビを見てたので、おはようございます!と2度ほど後ろから声を掛けたけど、聞こえないか居眠りか動かないので、まあいいや、今日は庭仕事しないとひどいことになってるし、と帰ってきた。
おばちゃんは語り部、いろんな話が出てくる。戦後すぐの頃はお城の駐車場のあたりはまだ海で、満人(満州人)が大きなジャンク船で来て泊まってた。「何か持って来て何か持って帰ったとじゃろね。子どもじゃったからわからん。」その満人は流れ着くムラサキダコを取って食べていたらしい。美味しくないのに?まあ、中華料理はなんでも食材にするし、味付けてしまえば食べられるか。で、ある時からジャンク船が来れなくなって(密貿易だったのか?)船を全部置いていったそうだ。それが西の浜に沈んで漁礁になったという。「いっぱい魚の寄って。こやん太か(厚さ10cmくらい?)松の板で、だいぶ取ってきたけど、焚き木にしたりね、もう残っとらんと思うけど。船はまだ沈んどるよ。」海底に沈むジャンク船。松材だからなかなか腐らないとか。こんな歴史が!
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土日は雷雨!

2013-08-25 16:08:42 | 生物、自然
山陰のほうは大変な災害になってるみたいだけど。自然の脅威にはなすすべもないというか…。人間のしてきたことのしっぺ返しなのか、気候はまちがいなく狂ってきている。
日照り続きでどうなるかと思っていたら、こちらも週末2日間雷雨に見舞われ、恐ろしい稲妻と雷鳴にビクビクしてた。最近調子狂いがちなパソコンは恐くて開けないし。雨どいからはあふれる水がものすごい勢いで滝になる。少し雨が弱まるのを見計らって相方がはしごを出して詰まった木の葉を掃除するけど、また激雨がくればたちまち元の木阿弥。今ようやっと治まりつつある。
小降りになった庭にアゲハがひらひら飛んできた。チッチッチッ♪草むらの虫が歌いだし、木塀にカタツムリが這い出す。たっぷりの水に浸って植物は生き返り、勢いを増した。
明日は蚊取り線香ぶら下げて草抜きかな。
買い物と図書館くらいは車で出かけたけど(盆休みに相方がネットでケンウッドのオーディオを買って取り付けてくれたので、音楽は前より快適に聞けるようになった。)、せっかくの週末も相方には気の毒。海にも行けなかったし。まっ、こんなこともあるさ、災害に会わなかったのが幸い。

今日のNHK日曜美術館は藤城清治だったので、図書館で(今は載ってないけど)久しぶりに「暮らしの手帖」を借りた。札幌に住んでいたとき、朝出発して山や川をいくつも越えて何百キロも走り北見の方の木のおもちゃ博物館?でこの人の影絵の壁画を見たときは感動したなあ。
89歳、まだまだ新しい美の作品に挑戦するこの人の魂には参りました!未来に夢を。
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大あわて!おばちゃん

2013-08-22 15:51:31 | 日記
プールに行く前にと午前中、車で買い物に出た。そうだ、台所マットを買わなくちゃ。途中で思い出し、しま○らへ。久しぶり~、おー、エアコン効いて涼しいなあ。ゆっくり選んで購入。それからディスカウントストアへ。消耗品の日焼け止めと駄菓子、タオルなど買って近くのスーパーで食品買って帰ってきた。
買ってきたたこ焼きと野菜は黒酢モズクにオクラとキュウリ、生姜を混ぜて昼ごはん。食器洗いやなんやかや新聞読んだりであっという間に2時過ぎ、急いで着替えてプールへ。昨日はうっかりキャップとゴーグルを忘れて借りたので忘れずに、と。プールに着いて着替えて気がついた。バスタオル忘れてる…。まっ、着替えの下着忘れるよりいいか。(たまにある。帰りは運転しながら帰り着くまでヒヤヒヤ。)また借りるのも恥ずかしいし。バッグには大判のハンカチがあるからなんとかごまかそう。すぐ乾くしね。夏休みでいつもより大勢いるちびっ子たちの教室が終わる前にと大急ぎで500m泳いで、ささっとシャワー浴び、ささっとハンカチで水気を取ってささっと着替えた。水切れの良いプール用の水着はありがたい。で、そそくさと帰ってきた。
教訓、子供のころからの忘れ物名人なので、車には着替えとタオルを常備しておこう。

朝の散歩は相方の出勤が遅かったので、いつもより遅め。浜では昨日、一昨日とムラサキダコが流れ着き、魚群やカニに食べられてたので、たぶん、食べ残しが砂に埋まってるんだか、生臭い感じ。しばらく歩くと小学生男児(太め!)がやはりでかい両親に見守られながら水中メガネつけて網で魚をすくおうとしてる。それじゃ取れんよ、二人で挟みうちしないと、手ぬぐいとかで、と声を掛ける。親は笑って見ている。少し先にまだ泳いでるムラサキダコがいたので、呼んで説明してあげた。やはり初めて見るらしい。漂流するタコ、産卵して死んでいく、食べても旨くないよと付け加えておいた。(食べそうな親子!)墨を吐きながら泳ぐタコに興味津々だった。
足を洗おうと海の家のそばのシャワーに向かったら、おはようー!とおばちゃんの声。今日は起きてる。「来よった?どやんしとるか思うとった。」「来とるけど、閉まっとるし、まだ寝とるねと思って。今日は来るのが遅いから。」「あたしの起きるとの遅かったとね。」
おばちゃん、いそいそ氷取りに行く。久しぶりなのでけっこう積もる話。「あの3人組はなんね?」「ああ、親子で。」「子供ね?太か!」「4、5年生ぐらいかな、魚取りしよったけど。」「昨日もおったもん。子供ねえ。」時々海を見ては「(魚の)湧いとるね、アジやろか。」「防波堤の沈みよるね。8月は潮位が一番高いから、流されんごと昔はボートを上げよった、カメのごと、背中でかついでさ、今はもうしきらんもん。」足のリハビリのため、真っ暗になってから浮き輪を持って海に浸かって歩いてると、愛犬キクちゃんが砂浜から行ったり来たり、おばちゃんの動きに合わせて見守ってるとか。今年はワタリガニの子供がやたら多い、と言えば、「昔は100匹ぐらいでも取れよった、夜みんな取りに来よったもん。夜、ヨットに乗って水面を見よったらシャーッて泳ぎよると。」「カニはけっこう泳ぎますよね。水槽でも、カニが隠れとったら、魚が食われたりするから、つかまえて出すけど、逃げ回るときによう泳ぐ、早いよ。」あと、ワタシの沖縄の話、ダイビングの話などなど。とりあえず元気でよかった。

写真は水槽のミナ貝。海草がないのでジャスミンにとりあえず近寄ってきた。
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皮まで脱ぎたい?酷暑の服

2013-08-21 10:43:27 | 日記
亡父が昔、夏にステテコ一枚で団扇をバタバタしながら「あ~たまらん!もう、皮まで脱ぎたいくらいじゃ!」とよくぼやいていた。その父が一番風通しの良い居間のテーブルの横に寝ござを敷いて昼寝していた時、テーブルで夏休みの宿題をしていた中学生?のワタシはふとイタズラ心を起こし、そばにあった竹の1mものさしで、ハダカのわき腹をちょこっと突いた。とたん、熟睡していた父がウハッ!!とエビのようにのたうち、「何しよんじゃあ~!」と言いつつ、爆笑するワタシにつられて一緒に大笑い。そんな夏もあったなあ。

そのころの夏より今のほうがはるかに暑くなってる。今年は原発反対の気持ちと、相方が意外にも(東北育ち)暑さに強いのでエアコンをなるべくガマンしていたら、寝苦しいし、体がついていかず、体調悪くなったりして。これは年齢だと、今は無理しないようにしている。
着る物は極力涼しく。Tシャツはニットだから地が厚いし体にくっつくので酷暑には×。木綿や麻の襟つきシャツが風が通るし首を日差しから守るので○。行き着くとこはアロハ、かりゆしなんだよね。で、長袖のシャツ、ブラウスを引っぱり出し、5枚くらい袖をすぱっと切って縫い、半袖を作った。プリントが気に入って古着屋でつい買ってしまうけど、長袖シャツってワタシはふだんあんまり着ることないんだよね。アイロンメンドウだし。で、半袖で着れば、ちょっと干すときにしわ伸ばしてOK。愛用している。下は木綿のギャザースカートか、アフリカのカンガ。単なる一枚の布をぐるっと巻いて腰で結ぶだけ。うっかり走ると着崩れるけど。

今朝は浜に出る途中の松林のあずまやに人影が見えたので、(ここ数日ホームレスさんが自転車止めて座ってる。帰り道に同じ道を自転車で来たりするので避けてた)松林の手前で日よけのタオルを巻いて準備、通りかかったら、違うふつうのおじさん。向こうから挨拶。「取れますか?」「え?」「貝でしょう?」「いや、貝は取れませんよ。全然。稚魚をすくってます。水槽で飼うので。」「あー魚ですか。」おじさん、横にカバンを置いてスマホとファイルの様なのを手にしてるので「お仕事ですか?」「いや、失業中なんです。」「あー、そうですか、がんばってください。」と別れた。

昨日の満潮で入り江のように入り込んだ浅瀬で、うっかり奥まで泳いでいった魚を、待ち構えて戻ってくるのをすくった。初めて見る長い透明の幼魚。ウナギ?ちがうよね。
家の過密水槽でサバイバルできるかは危ういけど、とりあえず入れている。生き延びるといいな。

写真は松林の側溝の水たまりにウジャウジャいるアカテガニ。12匹、探せるかな?今年はカエルが来なかった。
8月初めからひそかに鳴き始めたツクツクホウシがこのごろはおおっぴらに複数で鳴いてる。
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超満潮?大潮?

2013-08-20 20:19:23 | 生物、自然
今朝の町田川は今まででは一番かも?満潮時の水位が異常に高い。大潮かな?お月さん、昨日だいぶ丸かったし。
あまりにも続く猛暑にしばらくお城の石段を上がるのはパスしてたけど、相方の夏休みも終わり昨日から通常の生活に戻ったので久しぶりに231段、何ということなく上がれた。松葉掃きのおばさんたちも、「ぬっかー(暑い!)!もう、汗の…。でも、痩せん!」

浜に下りると防波堤のそばの波打ち際がぐーっと入り込んでいる。石垣すれすれまで!すごいな。打ち上げられて干からびてたアマモが大量に浮かんで魚がいても隠れてしまうな。水はお湯みたい。

昨日と同じおじさんが小学生の孫2人と水に浸かって遊んでる。「ほらほら、しっかり泳がんと訓練にならん。」おじさん、元自衛隊か?警官か?体育の先生?近付くと、3人ともTシャツ、男の子は少し背泳、女の子は犬かき?顔を上げたら沈むとよ、と声を掛けると、「知ってる!」「ほーら、おじいちゃんとおんなじこと言うやろ?」「わかってても、難しいよね。」まあいいじゃん、楽しく遊んでりゃ。やっぱ、先生かな?ほーら、あすこまで泳いで行こう、などと孫たちを励ましながら家のほう?に向かって進んでいった。

今日も猛暑らしい。プールで涼むかな。アイス買ってこう。
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