カンファ長引く

月曜日の夕方は生理カンファで、そこで自分のした検査をチェックしてもらう。これまでは何しろ検査自体が少なかったためにあっさりと終わっていたのだが、先週から依頼が急増した影響で、今日はだいぶ長くなってしまった。出す方も見る方も後のほうでは疲れてきているのがよくわかる。
MEPの波形の解釈はわりと難しく、どこに潜時を付けるかで意見が分かれることも珍しくない。そもそも、ちゃんと出ているのか？ということもあるわけで、潜時を付け直さずに済むことはあまりない。今回はそのMEPが多かったので、カンファの後で結果を修正するのも面倒だった。ただ、いかに面倒とはいっても、診療記録に残るのであるから正確なものを残しておかなければならず、きちんとやらなければいけない部分である。

女同士で楽しく

今日は嫁さんが私の妹と買い物に行ってしまい、結果として日中は一人で過ごすことになった。妹にしても嫁さんの年代の同性と出かけることはあまりないだろうから、いいことであろう。嫁さんのほうはどうかは知らないが、少なくとも仲がいいということはいいことだ。
そして、取り残された私は家で本を読んだり勉強をしたりゲームをしたりと、インドアの暮らしになった。外に出たのはゴミ出しのときくらいのものであった。もう少し外の空気を吸った方が良かったような気もしたが、寝ていなかったのだからよしとしよう。

布団の交換

最近だいぶ暑くなってきたせいで冬用の掛け布団ではかなり寝苦しくなってきた。そこで、掛け布団を薄手のものに替えることにした。クローゼットの奥から引っ張り出して、カバーを掛けるのだが、大きいので1人でやるのは大変だ。第一線から退く冬用の分厚い布団はクリーニングに出して、帰ってきたらクローゼットで秋までは待機してもらう。考えてみると、5月も下旬になろうというのだからずいぶん冬用で粘ったものだが、少しずつ暖かくなってきていると意外と粘れるものなのかもしれない。替えてみて初めて気がつく、といったところか。

数をこなす

今日は1日全て検査に充てられる貴重な日であった。
そのため、できるだけ消化しようと頑張った。午前中に1つを片づけ、午後は3つの検査をこなした。だんだん集中力も落ちてくるようで、刺激を当てる場所を探す時間が長くなってきて、そのために焦ってさらに時間がかかる、ということがあった。4月はそこまで躍起になって頑張る必要がなかったのでよかったのだが、多少手技が身についてきたこの時期でむしろ良かったというべきなのかもしれない。

スピード勝負

外勤から帰って来ると、持ち時間は3時間ほどしかない。
ところが、治療の関係でMEPと四肢の伝導検査を今日中にやってほしいという難題が舞い込んできた。四肢の伝導検査にはどう頑張っても1時間半はかかる。しかも、順調に行かず手間取ってしまえばさらに時間がかかってしまう。さらに、準備の時間もあるのでかなり時間的には厳しい。
しかし、やるしかない。
案の定一部で導出に手間取る部分があったが、なんとか6時過ぎに全ての検査を終える事ができた。やればできるものだ。

力が入る

生理検査というのは基本的に被検者の協力があってこそ成り立つ検査である。たとえば、力が抜けなければひどいアーチファクトが混入してしまうこともある。今日の課題は従命が入らない人に検査をするということであった。成人の生理検査の報告もないくらいの非常に稀な疾患の方で、どのような結果になるのか想像もつかず、また常に力が入っているので検査に響かないか心配だったが、やってみると案外きれいにとれた。
さらに大変だったのは、座れない人にSEPの電極をつける作業であった。頭だけではなく、腰にもつけなければならないので手助けを借りてようやくの思いでつけた。こちらもまずまずの結果が出た。
終わった後でどっと疲れが出た。こういう検査はなかなか大変なものである。

上手な検査

今日はたまたま上が神経伝導検査をやっているところに立ち会っていたのだが、さすがに上手だった。まず電極を当てる場所からして上手で、だいたいすぐにもっともいい場所を探り当ててしまう。自分でやっているのと引き比べるとあらがよく見えてくるものだ。4月はあまり検査の数が多くなかったためになかなか上達しなかったが、今月はいろいろとあるのでそれを潜り抜けた頃にはそこそこ上達はしてくるだろう。が、その頃にはローテーションは終わってしまっていることだろう。

筋肉に針

今日は初めて針筋電図で針電極を刺した。筋腹を探り当てて刺せばいいという訳ではなく、非常に微妙なところで、わずかに動かすだけでも波形がかなり変わってしまうためにいい場所を探すのはかなり難しい。本来はローテーション開始から1ヶ月経過した段階でやるのだが、私は外勤の関係で半分しか検査に入っていないので、かなり割り引かれてしまった。経験を積むときちんといい場所を探り当てるのだからやはりすごい。
採血のように場数を踏むと何となくわかってくるものなのだろうか。

楽しい歌劇

嫁さんのつてで「こうもり」を見に行った。
かなりいい席で、じっくりとオペラ鑑賞。人が多かったのはちょっとびっくりしたが、それも当然である。オペラを実際に見るのは初めてで、若干お上りさんも混じっていたように思うが、十分に楽しめた。オペラというと悲劇ばかりかと思っていたら、こんな感じで笑いを誘うようなものもあるということを初めて知った。
帰りは外食をして、ゆっくりと帰ってきた。優雅な休日だった。

夜中の電話対応

夜中に寝ている中で電話がかかってくると、否応なく跳ね起きることになるわけだが、電話の内容によってはついつい突慳貪な対応をしてしまうことがある。後でちょっと悪かったかなと思うのだが、そのときにはあまり違和感なくやってしまうから自分もまだまだである。
夜中に2回起こされるも、ベッドから動く必要はなかったのでただ起こされただけであった。
朝になれば翌日の当直に交代するだけで、あとはすぐに帰ってきた。寝たは寝たので完全には眠くないのだが、やはり眠りが足りていないような、そんな感覚である。
家に帰ってくると、ぼんやりと座っているもったいない時間が多くなってしまったりして、自分で苦笑いしている。