かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

強制的な中断

2012年05月23日 22時52分29秒 | 医者仕事
私が都合が空いていて検査をしようと思っても、思わぬ事で中断を余儀なくされることがたまにある。今日はよりによってSEPをやっているまさにその瞬間にかかってきた。SEPはペーストを付けて電極をあちこちに貼るので、電極を付けた後で中断となると患者さんは頭にペーストが少し残った状態になってしまう。今日はちょうどそんな様子になってしまい、患者さんには悪いことをしてしまった。何とかやりかけの下肢の検査だけは終わらせて、上肢はまた後でやることにした。
そして、その間に予定していた別の人の検査をやってしまった。検査待ちをあまり増やすのもよくないので、空いている時にどんどんやっておいた方が楽は楽だからである。
SEPを2人にやるのは初めてだったが、なかなか手間がかかって疲れる。そのうえ、電極装着の手間が1回増えてしまったので余計に疲れた。
結果自体はまずまずきれいに出た。これでさんざんな結果だと、また頭を捻らなければならないところであった。