かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

意欲の問題

2008年03月03日 22時48分50秒 | 雑談
以前なら全く手を出さなかっただろうということをやってみようと思うことはないだろうか。何の心境の変化か、はたまた環境の変化なのか、人は変わるものとはいっても何がトリガーとなるかは場合によって違うので広く一般にまで話を広げてしまうとかえってわからなくなってしまうことだろう。
話を元に戻して、今回はおそらく環境の変化に引きずられた心境の変化なのだろうと思う。ひとたびやってみたくなったらしめたもの、それは何にも負けない強力な原動力となりえる。最大の障壁ともいえる躊躇を乗り越えたのだから、あとは行く手を遮るものなど何のその、牽引されるに任せて突き進むのみである。
さて、食わず嫌いという言葉もあるようにやってみないうちに得手不得手を決してしまうのはよくないと思えるのは、それを打ち破れた人である。なぜなら、打ち破っていなければ「食わず嫌い」としたものを外から眺めることはできないからである。一度やってみると、やることできっと何か新しいことがわかるはず。新しいことといっても、そんな大層なことである必要は全くない。「やっぱりいいや」も立派な新しいことだし、「意外といいじゃん」でもいいわけである。どちらにしても、やってみる前よりは一歩進んだといえる。
ただし、慣れないことをした後に襲うものがある。筋肉痛である。

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