今から23年前の1月12日の朝、渋谷区のとある産院で一人の男の子が産声を上げた。何でも当時は天候が悪くて、我が子が生まれそうという知らせを受けた父親の足を遅らせ、産院に到着したときにはもう生まれていたということである。その子どもはすくすくとまっすぐに育ち、今日無事に24回目の誕生日を迎えたわけである。
とはいえ、今日は平日であるから何も変わったことはなく、祝ってくれる人も家族をはじめとしてごくわずかに留まりそうである。
誕生日。以前であれば1年で1日だけ自分が主役になれる日だった。今はそんなことはない。別に1年中主役といえばそうなのかもしれないが、誕生日の特別さは年々薄れていっているような気がする。それでも特別な日であることに変わりはない。かのジャイアンだって「心の底から祝ってほしい」とドラえもんに泣きついているではないか。何もみんなにそうしてほしいなどと口幅ったいことを言うつもりはない。ただ、祝ってほしい人に祝ってもらえればそれでいい。
来年も無事に誕生日を迎えられんことを。
とはいえ、今日は平日であるから何も変わったことはなく、祝ってくれる人も家族をはじめとしてごくわずかに留まりそうである。
誕生日。以前であれば1年で1日だけ自分が主役になれる日だった。今はそんなことはない。別に1年中主役といえばそうなのかもしれないが、誕生日の特別さは年々薄れていっているような気がする。それでも特別な日であることに変わりはない。かのジャイアンだって「心の底から祝ってほしい」とドラえもんに泣きついているではないか。何もみんなにそうしてほしいなどと口幅ったいことを言うつもりはない。ただ、祝ってほしい人に祝ってもらえればそれでいい。
来年も無事に誕生日を迎えられんことを。