かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

久々の大学

2008年08月16日 21時06分15秒 | マッチング
昨日旅行から帰ってきたばかりであるが、今日は研修医採用試験。ただし、行き先はなじみ深い我が大学病院であるから特に困ることもなかった。
朝9時に経済学部の建物に集合。同級生が近くにたくさんいて、まるでいつもの試験のようであった。違うのはみんなスーツを着ていること。さすがに多少はフォーマルである。
9時半から11時半までが筆記試験。予告通り、1つは5ページ分の病歴をまとめてサマリーを書く問題で、もう1つは英語の論文を4つ読んでそれらの要旨を日本語で書き、さらに提示された症例の治療方針を論理的に説明する問題。前者については項目がすでに解答用紙に書いてあるので、与えられたスペースにまとめていくだけでいいのだが、何しろ記述量が多いので手が疲れる。途中で項目を飛ばして書き始めるミスがあったが、何とか1時間で終わらせることができた。後者については、英語の論文というのは最初にabstractという便利なものがあるのでそれをさらに日本語で要約ないし抜き書きすればいい。全文を読む時間はおそらくなかろう。
1時から面接だが、番号順なので遅いと3時近くからということになってしまう。私は2時半頃とかなり遅いほうであった。面接の会場は、何のことはない、おなじみのチュートリ部屋である。ノックをして入って、自分の名前を言ってからふと面接官を見たら、2人のうち片方は2月にお世話になった病理の先生だった。とたんに緊張はかなりほぐれ、10分あまりの面接はあっという間に終わってしまった。
赤レンガ棟に移動するときに急に雨が降り始め、辛うじて建物の中に逃げ込んだのだが、終わって外に出たら凄まじい雨になっていた。しばらく入口で雨の勢いが弱まるのを待ち、ようやく小降りになってきたので、地下鉄に乗って帰った。
残る試験はあと1つだが、一番緊張するかもしれない。

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