かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

最後の当直続き

2014年03月15日 23時49分25秒 | 医者仕事
日付が変わった後の話。
2日前に発熱で救急外来にかかった人からまた熱が出て救急車を呼んだという連絡があって、夜中に呼ばれた。
救急車からは元気に歩いて降りてきたので、インフルエンザのチェックだけして帰せるかと思っていたら、透析のシャント部が赤く腫れあがっていることに気がついた。押してみると痛いというし、触ってみると熱を帯びている。シャント感染となれば話は変わり、いかに元気であろうと家に帰すわけにはいかない。しかも熱が出ているので血液培養もとらなくてはいけない。研修医はいないので久しぶりに自分で採取した。最近とんとやらないものだから手つきが若干怪しかったような気もするが、昔取った杵柄、大丈夫であったろう。
そんなことがあり、なかなか寝付けなかった。
夜が明けて当直は終わり、すばらしい解放感とともに昼に帰宅した。
今日は新居の鍵を受け取る日で、早速受け取りに行ってきた。これからがんばって物を運ばなくては。