今日1件病理診断を頼まれた。皮膚筋炎と書いてあったのでおおよその所見を頭に思い浮かべていざプレパラートを見て、首をかしげた。何かが違う。見慣れた筋繊維ではなかった。
顕微鏡でのぞいてみてあっけにとられた。脂肪しか見えなかったのである。どうも違うものを取ってきてしまったようだ。そして、よく標本に作ったものだと思った。脂肪のかたまりではなかなか切れるはずもなく、薄切は至難の業であったに違いない。
さて、診断はどう書いたか。所見はというと、要するに脂肪ですということしか書きようがなかった。
そのため、ほとんど時間がかからずにレポートができあがってしまった。空振りの生検は何ともいいようがない。
顕微鏡でのぞいてみてあっけにとられた。脂肪しか見えなかったのである。どうも違うものを取ってきてしまったようだ。そして、よく標本に作ったものだと思った。脂肪のかたまりではなかなか切れるはずもなく、薄切は至難の業であったに違いない。
さて、診断はどう書いたか。所見はというと、要するに脂肪ですということしか書きようがなかった。
そのため、ほとんど時間がかからずにレポートができあがってしまった。空振りの生検は何ともいいようがない。