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『幽霊草』…♪

2024-06-11 09:23:12 | Weblog
小烏神社で宮司の竜晴や付喪神の抜け丸小烏丸と暮らしている気狐の玉水
今作ではこの玉水に妖狐が憑いたことがきっかけに。

     

『幽霊草 <小烏神社奇譚> 篠綾子著 幻冬舎時代小説文庫
小烏神社を訪れた小ぎんと名乗る少女が“いなくなった姉をさがしてほしい”と竜晴に依頼をするところから始まるお話は妖狐の暗躍も絡めて展開していきますが、今作のキモは玉水の活躍です、いつもちょっとお間抜けでおとぼけで頼りない玉水が成長します。
もちろん竜晴とともにある付喪神の抜け丸小烏丸に加えて、旗本伊勢貞衡の弓矢の付喪神アサマも大活躍、さらに小烏神社の面々にはお馴染みの付喪神おいち獅子王も登場してます。
それにしても、伊勢貞衡サマが妖(それも女の)に魅入られやすいのはどうしてでしょうねぇ…、今回も八尾の妖狐に魅入られて竜晴に救われたけど…、それに竜晴の術が効かないってのも……、八尾の妖狐が貞衡サマのことを“将門の器め”と罵ったのが次のキーワードになるのかしら…。
つぎが出るのは12月…のはず…。
コメント
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