アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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ポワントにリボンを縫い付けながら…♪

2022-01-16 09:59:48 | Weblog
現在、ポワントを履くのはレッスンで指導するときだけになりましたから、それほど消耗することもなくなりました。
先日まで履いていたポワントがちょっと足に合ってなくて、なんとなく心もとないなとは思いながらも、ま、ときどきちょこっと見本を見せるだけだからとやり過ごしてました。
それでもなんとなく動きづらい気がすると楽しくない。
歳も明けたことだし、と買い換えました。
ブランドは同じですが違う型番のものをフィッティングしてみたところ、昔履いていた他メーカーの今はなくなったポワントと足を入れたときの感覚が似てるような気がしたんです。
ボックスの形やトウ先の大きさが似てるのかな。
リボンやゴムを縫い付ける作業をしていると、いろんなことが頭に浮かびました。
昔々むか~し、私がポワントを履き始めた当時は足に合ったポワントを選ぶなんてことは出来ませんでした、せいぜい縦のサイズを合わせるだけで幅がどうのボックスの形がどうのと言える時代ではありませんでした(…どんだけ古い時代の話なんだって思うでしょ)。
数少ない国産メーカーのポワントにはリボンが縫い付けられていましたね。
やがて外国製のポワントが輸入されるようになり、足に合うポワントを選べるようになりました
そしてリボンやゴムを自分で縫い付けることに。
昔はサテンの光沢ありか艶消しのリボンで伸縮性はありませんでしたが、今は伸縮性のリボンもあるし、サテンではなく透け感のあるものまであります。
トウパッドだってね、私が初めてポワントを履いた当時にはそんなありがたい物はなかったんですよねぇ。
今では輸入物をはじめ色々と選び放題ですもの、嬉しいですよ。
遥か昔のことですけど、足に合うポワントを選ぶことは出来ず、トウパッドなどというありがたい代物もなかった時代、
あるもので踊れ
っていわれたものです(…今そんなことを言おうものならパワハラだっていわれちゃうね)

          

まだ現役で踊っていた頃、新品のポワントを初めて見た知人に“なに、それ”って訊かれたとき、
着脱可能な私の身体のパーツ
なんて嘯いたものでした



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