アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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水曜日のアンシャンテ ― 稽古始…♪

2022-01-07 09:39:13 | Weblog
一昨日はアンシャンテ原宿バレエ&ダンスの水曜日クラスの稽古始でした。
いつものメンバーがやってきて
「ことしもよろしくおねがいいたします
と朗らかにご挨拶。
私からはお年賀の代わりの小さな小さなち~さなプレゼントを
今年は9月にホールでの発表会を予定していますから、それに向かってどんなふうにレッスンを進めていきたいかも説明しました。
レギュラー・メンバー全員が発表会に参加することを前提にしていますが、3人それぞれに踊って欲しい、挑戦させてあげたい演目はおおよそ想定出来てますし可能であれば3人でのアンサンブルも1曲創作したいから、それぞれに必須のパやアンシェヌマンをきちんと習得して、主宰から振り付け開始の指示が出たときには、余裕をもってスタート出来るくらいに技術の底上げをしておきたい。
というようなことを話したらヒメさんマリさんも、目 がキラキラ、うんうんと頷いてくれました
…てことでバー・レッスン、いつもの通りシンプルかつきっちりと。
最後にア・ラ・スゴンド・フェッテ(=イタリアン・フェッテ)の基本の≪基≫の基の基の基の…を練習。
バーを正面として、右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→右脚を下して1番を通過と同時にクロワゼ・ドゥヴァン・ポワン・タンジュに方向転換
これをゆっくりのテンポで繰り返し。
大事なポイントは
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドの方向
1番ポジシオンを通過しながら方向転換
方向転換してクロワゼ・ドゥヴァンにポワン・タンジュするとき、軸脚をしっかりターン・アウトすること
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドとクロワゼ・ドゥヴァン・ポワン・タンジュは同じ対角線上にある
この4つです。
まずこの前半部分をしっかり練習して、次はクロワゼ・ドゥヴァンからフェッテしてアティチュード・デリエール・クロワゼまでの後半を。
今月中にそこまでいけるといいわね
センター・レッスンはまずバットマン・タンジュのアンシェヌマンを練習。
ピルエット・アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンを切り返しで練習。
それからシンプルにグリッサードの練習、ただし、正確に大きく動くこと。
右脚前5番プリエ→右脚をア・ラ・スゴンドに擦り出しながら浮き上がり空中で両膝を伸ばしきる→右脚に着地して素早く左脚を前に引き付ける→左脚をア・ラ・スゴンドに擦り出しながら浮き上がり空中で両膝を伸ばしきる→左脚に着地して素早く右脚を前に引き付ける→…………
自分の身長の3分の1くらいの距離は移動しましょう
「…ぅえええ… …ひょぇぇぇ…
大丈夫、出来るわよ
右脚を振り出して跳び上がりポッコン と右脚に飛び移って左脚が無頓着に跳ね上がるのは
それはまぁ敢えて言うなら“出来損ないのジュテ・ドゥ・コテ”ですね
グリッサードは滑るという意味がある通り、跳び上がる動きではなく浮く動きです、浮いて移動するの。
ヒメさんマリさんも、何度も繰り返しているうちにちょっとずつカタチになってきてる、いいですよぉ
シンプルなパの繰り返しだけどしっかり練習していれば脚が強くなり、シャープで美しいグリッサードが出来るようになって、その脚の強さは他の様々なパでも活きてきますよ。
センター・レッスンに続いてポワント・レッスン。
稽古始のこの日にマリさんがポワント・デヴューしました




コメント
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