アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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観て楽しむもの…♪

2022-01-10 11:21:25 | Weblog
偶然に恵まれなければ観ることはなかったかもしれないけど、先ほどまで競技ダンスの大会のテレビ中継を観てました。
何かないかとチャンネルを変えていたら、艶やかなドレス姿の女性とテールコート姿の男性が数組踊っている映像が
なになになに…、≪バルカカップ 全国統一選手権≫…、プロの大会みたいだけど…。
ちょうどボールルーム部門の準決勝が終わったところで、ファイナリスト6組の発表、続いてラテンアメリカ部門の決勝が始まった。
競技ダンスって通常の社交ダンスと同じではあるんだけど全く別物だよね
ボールルーム部門はスローフォックストロット→ワルツ→タンゴ→ヴェニーズ・ワルツ→クイックステップの5種目、ラテンアメリカ部門はサンバ→チャチャチャ→ルンバ→パソドブレ→ジャイブの5種目を休むことなく踊り続ける競技。
初戦で敗退なら1クール踊るだけだけど、準々決勝→準決勝→決勝と勝ち進むペアは4クールか5クール踊らなければならないから物凄い体力が必須。
素敵だなぁ、カッコいいなぁと見惚れながらも、女性は7~8センチヒールのダンスシューズを履いているから足先、とくに足指の付け根の関節から爪先にかけての部分にかかる負担が過大だなと思ってしまう、ヒールがあるとはいえヒールに体重を乗せることはないからね。
初っ端からオーラスまでドゥミ・ポワント状態で踊り続けるって、まるで競走馬のようじゃな、なんて思っちゃう
ドゥミ・ポワント状態でずぅ~~~っと踊り続けるのってキツいんだよね。
そんなこと言うアナタはトゥシューズ履いて爪先で立って踊るじゃないかと言われそうだけど、場合によってはポワントの方が楽なことって多々あるのよねぇ。
ボールルーム部門は女性がたまに後ろに大きく反ることはあっても大方はトルソーをしっかり立てて踊ってる、でもラテンアメリカ部門だと腰は振らなきゃならない体幹はくねらせなきゃならないきりきり回転はしなきゃならない…etc.etc.…だから足先にかかる負担は想像を絶するほどだと思うのよねぇ。
これまでのキャリアの中でトウシューズだけでなく7cmヒールのダンスシューズでも踊ってきたから抵抗はないんだけど、あのラテンアメリカ部門の踊りを観ちゃうとなぁ…、無理だな、自分にはって思う…、だって決勝を観てる間、なんだか足指の付け根が痛いような妄想がよぎったもん
社交ダンスと競技ダンスとがあって、やるなら、やってみたいのは競技ダンスだけど、正直にいうとアレは観て楽しむものですな。

コメント
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