WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

自信 その1

2004-11-17 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
Takは「チビ」と保育園でお友達と喧嘩したときなどによく言われるようです。
Takのお友達のHiroくんは偏食がかなり多くて、給食を残すことを先生にも容認されていることを、お友達にぐさっ!と言われたりするようです。
子供って、純粋で残酷。
あるときTakは、電車の中で、禿げたので頭を剃っているのかもねと思われる人を指差して、「ね~ね~おかあさん、あの人、髪の毛がないよ。どうしたの?」
電車の中に声が響き渡りました( ̄_ ̄;)( ̄_ ̄|||)
こんな時、母はどう対処すればいいのだろう!?!?

Hiroくんの偏食について、考えてみました。
もしわが子が偏食で食べられなくてお友達に揶揄されたとき、なんて言い返させるか…
あなたは、今は食べられないけど、本当は食べたいなって思っているんだよね? みんなと同じように食べられるようになりたいと思っているよね? それをお友達にわかって貰えるようにお話しよう。
「僕は今は食べられないけど、食べられるようになるように頑張ってるんだから、
そんなこと言わないで! 苦手なことをがんばるのは、とっても大事なことなんだ」
これでどうでしょうか。
少しずつだけど偏食を克服していることを、本人も自信が持てるように声をかけてあげることも大事かも。正攻法でいくしかないのではないでしょうか。

「自信を持つ」っていうのは、とっても大事なことだと思います。
「チビ」と言われても、今は自分が小さくて軽いことが本当に高齢で腰の痛い母親にとってはありがたいんだってことを自覚してほしい。
私が小学校の頃、背が小さくて心の優しい男の子が、虐めにあっていました。
「…子さん」と、女の名前で呼ばれて、屈辱に耐えていたようです。
彼は、学級会で「…子さんと呼ばれるのがイヤです」と泣きながら訴えました。
私は、彼がそんなにイヤだったことをその時初めて知りました。たぶんクラスの他の人もそうだったと思います。
たぶんみんな、虐めていたという自覚はなかったのではと思います。
幸い、先生もクラスも、その問題をちゃんと話し合って解決することができる状態でした。

つづく
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