ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん

2015-07-02 | 読書
まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。
駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。
ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―ありふれた依頼のはずが、
このコンビにかかると何故かきな臭い状況に。
多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)

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「舟を編む」が良かったので、今更ですが、基本に立ち返る。
で。やっぱり良かったですー
三浦作品、いいわ。うまく言えないけど。波長が合ってんのかな。
もちろん映画も観てないけど、なるべく瑛太と松田龍平の顔をちらつかせないように
頑張って読みました。
特定の人の顔が浮かぶと、読んでても、その人が台詞しゃべるから、ちょっと違う感じに
なるよね~。

何という事はない、便利屋の日常ですが、心に傷を抱えた人達が不器用に支えあって
日々を過ごしていく。
ユーモアがあり、軽いタッチになるようなストーリー展開が軽快でよかったです。

で、
『まほろ駅前番外地』
の方も勢いで、読んじゃいました

前作に登場する星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君などが
主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。
多田と行天が脇役にまわるといった構成もなかなか面白かったです。

引き続き三浦しをん読みたいなー。




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