ぱそらぼ (ぱぁと1)

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きれいな日本語

2006年08月03日 | 雑談
仕事先の受付の女性は、多分30歳くらいの若い方ですが、非常にきちんとした言葉を話されます。他の社員の方は全員男性陣で、彼女だけが女子社員なのですが、男性陣にも増して言葉がきちんとしています。

こんな若い方の口から「かしこまりました」という言葉が出るとは思いもよらなかったので、少し驚いた感じもありました。私に対してではなく、受講者に対して話しておられたときでした。就業支援事業ですので、再就職を探しておられる方々が受講対象者なのですが、お一人ずつに本当に丁寧に対応されるのは、見ていて気持ちのよいものです。お集まりの受講者の方々に対して、あたかも管理するかのような威圧的な場面を見ることも多かったので、こちらの気持ちまで和みます。

慇懃無礼という言葉がありますが、本当の気持ちが伴わずに言葉だけを飾ってみたり、自分の身に備わった素養としての丁寧語ではなくとってつけたような言葉を使うと、聞いていて滑稽ですし、むしろ馬鹿にされた感さえします。そうした意味でも、本当にきれいな日本語を話せる人は素敵です。

前も書いたことがありますが、「言文不一致」を提唱している作詞家の方がおられました。携帯メールの普及は目覚しいものがあり、若い方の親指の動きはそれはそれは器用に動きます。ですが、あの小さな画面に、しかもキーを何回も打って文字を変えていく方式ですから打鍵数も多く、どうしても言葉をはしょりがちになります。メール文のような短絡した言葉で、平生の会話も進んでしまうと、聞いていても聞き苦しいものがあります。(歳をとった証拠ですか?)

きれいな言葉を使いなさい…多分我が家は、よそのご家庭よりもそうしたことには口うるさい家だと思います。が、これは身に備わるもので、付け焼刃ではできない大事なものだと思っています。


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