ぱそらぼ (ぱぁと1)

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パソコンの気持ち

2006年08月13日 | 雑談
前々から「VBA(プログラミング)」を攻略したいと思ってきました。知る人ぞ知る「関数大好き派」ですので、修得には多分「向く」タイプだと思います。

勿論経験は浅くはありませんから、指定のとおり操作して指定の結果を得ることはある程度可能です。が、自分の中ではイマイチしっくりしません。感触は若干違いますが、Accessにも似た覚えがあります。本に書いてある通り操作を進めると、その結果は得られます。説明文も読めばわかります。それでもしっくりしませんでした。「だから、何?」という想いがなかなか消えませんでした。Accessの気持ちまではそれではわかりませんでした。今も自由自在に…とは言い難いのですが、Accessに対する違和感は消えました。

私はパソコンのアプローチに2つのやり方があると思います。1つは多くの方が望まれる「とにかく触れればいい」派。洗濯機や電子レンジには、いくつもの操作ボタンがありますが「開始」だけでとにかくはやってしまえます。パソコンは一つにはこれを目指していると思います。カタログをチョイチョイと選ぶ感覚で、大体お好みのものが手に入るという寸法です。この場合は、敢えて「学ぶ」必要もありません。パソコンはそうした将来を目指しています。

ただ、パソコンの力を余すことなく有効利用しようとすると、理解することが必要になります。この場合は「学ぶ」ことも「努力」も必要であると考えます。そしてその世界は、逆に大半の方が思われている「知識」の世界ではありません。上記の「だからどうなの?」という段階でしかないのに、それで使えていると錯覚しているだけに過ぎません。

パソコンは、『その気持ちがわかること』で初めて駆使できるようになると思います。表層の操作をマスターするという考えには思いっきり反対です。ですから、VBAの気持ちが分かるようになりたいと思っているのですが、それにはまだ時間がかかりそうです。でもこの年齢で(シーッ!内緒です)、攻略したいと思える課題があることを幸せだとつくづく感じます。


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