その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

DVD観賞記16

2012年11月22日 | 映画・DVD
 猿の惑星創世記・・・スパイダーマンに出てたジェームズ・フランコ演じる神経科学者ウィルが主役。その彼が開発したアルツハイマー病の新薬により、遺伝で生まれながらにして高い知能を獲得したチンパンジーのシーザーが、あるトラブルにより保護施設に隔離されることに。そこで力の強いゴリラやオランウータンを手懐け統率していく過程も見応えありましたが、何といっても表情が怖いぐらい知性を感じて不気味でした。VFXっていうんですか、すごすぎますね。動物実験への警鐘とか進化とは何ぞやといったテーマも含んでるんでしょう。ウィルは自分の父親へも人体実験を行なってるんですが、iPS 技術を使うと予め副作用が分かってしまいますので、将来的にはその手の映画も作りづらいということになりそうです。

インセプション・・・レオナルド・ディカプリオが主演。潜在意識に侵入して他人のアイディアを盗んだり、現実の考え方さえも変えてしまう企業スパイもの。後半はその潜在意識の階層が3段階あり、画面の切り替わりも早すぎて何が何だか訳が分かりません。というか分かろうともしたくない映画でした。渡辺謙も出てるんですが、この映画に限らず作りすぎて演技がくさくなってるような気がします。

サンクタム・・・ジェームズ・キャメロン製作総指揮。巷の評価は低いんですが、私としては結構楽しめましたね。パプアニューギニアにある孤島の巨大鍾乳洞探検映画。大雨により洞窟は洪水状態になり、帰路をたたれルートファインディングをすることに。こんな事いっても始まりませんが、これほどの増水だったら天候の予想は容易だったはず。ヘッデンの電池切れや酸素マスクのトラブルなど次々と問題が発生しますが、暗闇の水中でのパニックがリアルで怖かったですね。何より死体がリアルでした。水死体は最悪です。最後は1人しか生き残らないという、ある意味サバイバルゲームかも。沢登りとかロッククライミングも出てきますので、お好きな方は嵌ると思います。
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