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大陸は動く、について

2010-11-29 | 教材研究

さて、最近ゲームばかりで仕事をしていないのではないかという疑いがありますが、

仕事はしています、たぶん。


プレートテクトニクス、大陸移動説といえば、

昔、小学校の頃に国語の教科書で読んだ「大陸は動く」を思い出します。

実はこれ結構、刷り込みのようなもので、

進路を決定する際にも意識はしていなかったのですが、

無意識に自然に対する視野や見方の基になっているのではないという名文です。

近頃の子もこれを読んでいると勝手に思い込んでいましたが、

鎌田浩毅「マグマの地球科学 火山の下で何が起きているのか」(中公新書)を読んでいたら、

とっくに教科書から姿を消しているとのこと!!

これはショックとあの名文はどこのどなたが書いたものかと調べてみると、

大竹政和という地震学者の先生が教科書に書き下ろしていたものだったと判明。

(大竹政和「大陸は動く」、昭和61年版(1986)~平成13年度版(2001)「国語五上」収録)

何か聞いたことがある名前だなと思っていたら、

「日本海東縁の活断層と地震テクトニクス」(東京大学出版会)の編者ではない!!

(押入れのダンボール箱のどこかに埋もれているはず…)

偶然というか何かの縁を感じながら、

ひたすらテスト作りなのでした。