最近の読書を整理。
佐藤泰志「海炭市叙景」(小学館文庫)
中沢けい「海を感じる時」(講談社文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン「ガニメデの優しい巨人」(創元SF文庫)
を併読中。
海炭市叙景は、最近話題になっているのでとくにコメントなし。
中沢けいは、タイトルと内容に惹かれたので、取りあえず表題作を読んでみました。
1978年の群像新人文学賞受賞作(翌年は村上春樹の風の歌を聴けが受賞)。
母との関係の記述が薄いなと思ったが、主人公の微妙な気持ちのブレが良かった。
ガニメデ~は、巨人シリーズ第2弾。SF小説というより問答だなこれは。
井伏鱒二「漂民宇三郎」(講談社文芸文庫)が10月に復刊していた。
相変わらず前情報なしで、店頭で確認するのみ、何だかな。