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見えない敵との遭遇

2010-02-13 | 読書【未カテゴライズ】

井伏鱒二「荻窪風土記」(新潮文庫)を読んでいて、

p.180に、神屋宗湛のことを書こうと思って、という記述があったので、

文庫化された「神屋宗湛の残した日記」(講談社文芸文庫)を購入。

解説があの人なので、う~むなのですが、

「鞆ノ津茶会記」という作品に繋がるというので外せないのです。

(この本で文芸文庫への文庫化という意味ではネタ切れ…)

(もしかしたら、福武文庫の2冊が復刊されるかもしれませんが、まあ期待せず)

あと、岩波文庫2009年秋一括重版があったので、その中から

ブラスコ・イバニェス「葦と泥 付 バレンシア物語」

「フエンテス短篇集 アウラ・純な魂」

ベイジル・ホール「朝鮮・琉球航海記 1816年アマースト使節団とともに」

の3冊を購入。

今 和次郎「日本の民家」もおもしろそうでしたが、読むとは思えないので、

見送りました。

イバニェスは「われらの海 上・下」が前に重版されたはずです、たぶん。

このお話は湿原(!!)を舞台にしたものです。

数年に一度、岩波文庫をまとめて買いたくなる衝動があるようで、

不思議なものです。


現在、読書は予想通り

アーサー・ケストラーの「真昼の暗黒」(岩波文庫)です。

ハックスリーの「すばらしい新世界」(講談社文庫)はあるはずなのに

書店ではどこにも見当たらず。

どこかで見つけたことがあるかもしれませんが、記憶に全くありません。