最初は、IWGPシリーズみたいな感じがして、どうかなと思ったのですが、
後半スピード感が増して、一気に読了しました。
おもしろかったです。
「スリ」がテーマというかむしろ、昼間さんが中々どうして、いいキャラでした。
しかし、それぞれのキャラクターにオリジナリティもリアリティも全くなかったのは問題かな。
あとは「しゃべれどもしゃべれども」を読めばコンプリです。
といっても映画化までしたものを今更読むのは…。
(やっぱり著作が少ないからなー、寡黙な作家を待つのはつらいですね)
最近、読書リストを整理していて気付いたことを少しメモしておきます。
・今年は8月の時点で、去年の読書量を越えました。
→この辺は、まあ暇な時間が多いということで…
・昨年は三浦綾子、川上弘美、佐藤多佳子などでした。
今年は、(乙一、桜庭一樹、米澤穂信)路線と(日野啓三、津島佑子)路線の2本立て。
→図書館に頻繁に行くことと本屋さんで本をあまり買わないということ。
・よく買うのは、光文社古典新訳文庫ってのは昨年も今年も変わらず。
→秋以降の新刊に期待したいです。
以上。