お話の展開的は相変わらずですが、グングン読ませてくれて、おもしろかったです。
『少女には向かない職業』とほぼ同じプロットってことはこっちが原型なのかな?
とは思いましたが。
この本を読んでて、ようやく分かったのは、
桜庭一樹の生み出すセカイ観が、乙一と似ていること。
(作風とかネタとかはいいとして、まあ納得というレベルですが…)
身近な(と言ってもこの場合は超現実的な)人物が死んだり殺されたりというのを
平気で読んでいるのか、今の世代は。
キケンな感じだけど、それもまた尊ぶべき一つの価値観なのか~?
ヒィー、ちょっと私には付いていけないけど、
サスペンス映画とかドラマとか映像では普通か。