ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (3/30)

2009-03-30 10:17:44 | Weblog

第3世代携帯、中国大手3社が6兆円投資 インフラを整備

中国通信大手3社は2011年までに、第3世代携帯電話(3G)サービスのインフラ整備に4000億元(約5兆8000億円)を投じる。関連産業による投資も含めると総投資額は2兆元(約29兆円)規模に達する見通し。世界最大の携帯電話市場での事業拡大を求め、中国勢を含む世界通信機器大手の受注競争が激しくなる。通信規格が同じ日本と中国の通信会社間の連携加速が見込まれるほか、動画配信や部品供給などで日本勢の商機が広がりそうだ。

 ウィトラコメント: 今日の日経新聞のトップ記事として出ていましたが、日本勢にどこまでビジネスチャンスがあるかは疑問です。直接的な中国に事業者に対する売り込みはすでに大方の勝負はついていて、日本勢は参入できていません。AUの端末メーカーがChina Telecomに参入する可能性はありそうですが、それ以外は部品などの供給になるでしょう。AUの端末メーカーでは中国市場に参入できたメーカーを軸に淘汰が進むかもしれません。
ドコモやソフトバンクと同じWCDMAを採用するのはChina Unicomですが、この会社にとれだけの投資力があるのかがカギとなりそうです。

ソフトバンクモバイル 中古携帯の通話規制 販売業者が損倍提訴へ

中古で購入したソフトバンクモバイル(SBM)の携帯電話端末が突然、通話不能になる事例が相次いでいる。ローンの支払いが滞っている端末などでの通話を規制する措置を同社が取っているためだが、中古端末を購入する利用者には区別はつかず困惑が広がっている。大阪市内の中古端末販売業者は通話規制によって所有権が侵害され端末の価値が損なわれたとして、近くSBMを相手取り、損害賠償請求訴訟を起こす。

 

中国のファーウェイ、米国進出に再挑戦~通信網設備でコックスから受注 

中国の通信機器メーカーである華為技術(Huawei)は、かつて挫折した米市場進出に再挑戦する。ウォール・ストリート・ジャーナルが消息筋の話として報じたところによると、ファーウェイはこのほど、ケーブル・テレビ事業者のコックス・コミュニケーションズが2009年中に立ち上げる携帯電話サービス向けに、通信網の基幹設備を供給する契約を獲得した。そのほか、より高額とみなされるクリアワイヤー(Clearwire)の無線通信網契約でも、最終候補に名を連ねている。

 

イー・モバイル,東京メトロの一部でサービス開始

イー・モバイルは2009年3月26日から,東京地下鉄(東京メトロ)の一部路線の駅で同社の携帯電話サービスの提供を開始した。東京メトロでのサービス展開は,同社にとって初となる。同社は今後も順次,東京メトロ各路線/各駅でのサービス提供を開始するとしている。

 

スプリント、4G事業で各種機器も市場投入~2009年末までに10都市に拡張

業績悪化に苦しむスプリントは、以前から進めている第4世代(4G)の高速無線通信事業を2009年中に米国内数都市で開始するのにともない、ワイマックス対応の各種通信機器を市場投入する方針だ。