おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

空爆ビデオ。

2006-06-09 04:55:25 | 我思う、故に書くなりよ。
殺されてこれだけ世界のあちこちで喜ばれる人もいないもんだなぁ…。

世界で最も嫌われているテロリストの子分がようやく始末されたワケで、コイツの指令でいったい何人が生きながらにしてその首を切断されたのだろうかと考えると、その最後は「ドカーーンっ…」っと、なんだかあっけない感じがした。

モノクロの映像は、とある家屋を中心に高い位置からゆっくりと回りながら眺めているんだが、程無くしてその中心が「どかーーんっ!」。そこが奴らの隠れ家だったらしい。なかなか豪快などかーーんっ! だったが、それから暫くして再度、どかん! って感じで終わっている。「TVゲーム」とか言われた、良く考えれば残酷だが、見た感じは淡白な、非常に無機質な映像。

対して、奴らがコトあるごとに見せ付けた映像は、カラーで、非常に生々しく、見るのもおぞましい…程にこの世の悲惨が溢れている。まぁ、生きながらにして大型のナイフで首を切断される映像なのだから、当てはめる言葉は幾らでも沸いて出て来るだろう。

こうした戦いを続けないと、彼の地に『平和』は訪れないと言われている。本来なら、フセイン政権の崩壊で、丸く収まるハズだったし、その残党が多少暴れたとしても大したコトも無かったハズだったのだが、ぐちゃぐちゃ…に。

「昨日の敵は今日の友…」だったらまだ良くて「今日の友は明日の敵」だったりするので、虐殺なんてのも起きている。目の前にいる人間が「友人」なのか「敵」なのか、判別も出来ないほど混沌としてしまった。明日、敵になるなら今日のうちに…ってコトだろう。どちらかの明日を絶たないと明日が来なくなる。

まぁ、テロリストとの戦いはそんなもんで、ゲリラ戦みたいなもんだし、ベトナムでもそうだった…と言われている。婦女子や子供は一見、関係ないだろうに思えるが、彼の地では遠慮なく突然として「敵」だったりするのだから、先行きが見えなくなるのも致し方ないが、複雑な事情があるにせよ、やれやれ…。

「そろそろ自分達でしっかりやんなさい…」

って時期が来ているのだけれど、それすらままならないとなると、やはり関わった以上は面倒見てあげないとイケナイしねぇ…。仮にテロリストがいなくなれば、落ち着くのか? と言えば、なかなかそうでも無いらしいところがなぁ…。

そうした感じで言えば、武装しているとは言え自衛隊の活動ってのは、こうなってくるとなかなかな感じがしないでもない。役割が分担されているとは言え、危ないから武装しているコトを余儀なくされているワケで、活動自体は当初は「なんだかなぁ…」って感じが漂っていたのだけれど、なんでもかんでも肩代わりしているワケでも無さそうだし…。まぁ、他の国の軍隊に自衛隊が守られて…って形であるコトも忘れちゃイケナイんだけれどねぇ…。

なんか、もうちょっと腹を割ってさぁ、殺し合いに来ているワケじゃないんだからさ、もうちっと何とかしようぜ…的な話をしてだね、邪魔なテロリストを除いて行ける方向に行ければ良いと思うんだけれどねぇ…。あっちの神様もこっちの神様もそうした方向を望んでいるんだとは思うんだけれどなぁ…。

ま、なかなかな子分が始末されても、やけにリアルとやけに無機質な『殺し合い』はまだまだ続くんだろうねぇ…。親分も始末しないと、その先があまり見えて来ないとも言われているし、代わりは幾らでもいるんだろうしなぁ…。

やっぱり『やれやれ…』だなぁ…。


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