おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ADSLモデム到着。

2005-05-15 10:47:20 | 我思う、故に書くなりよ。
今日(14日)だか明日だかに到着する予定だったので、一応外出を控えて待ってみた。届いた。

今まで使っていたのを佐川急便の人に渡し、新しいのを受け取るだけ。レンタルの場合は壊れても費用は掛からないみたいである。(壊した場合は知らん。)

でまぁ、箱がデカイので何事かと思ったら、新型だったらしい。微妙にデザインが変わっていて、縦置きに出来るように、専用の台座が付いてきた。せっかくだから、縦置きにして、隣の部屋からもリンクインジケーターのちかちか…が見える様に置いてみた。

構造的には何も変わりが無いので、結線とかも同じ。通電してちかちか…する事を確認したら、暫くの後、無事にネットに接続できる様になった。貯まったメールを一気に受信したり、あれやこれやしてみても、別に以前と変わりなく、まぁこれは当たり前なんだけれど、もしやと思って速度を測ってみると、以前より1MBほど速くなっていた。これはちょっとウレシイ。

とは言え、良くて6MBなので、大した事も無く、光にでもしない限り大きな変化は無いだろうと。コスト・パフォーマンスを考えたら現状で充分だろうしねぇ。

そんなワケで、ネットに繋がるいつもの状態に無事戻れた。プロバイダーの対応も迅速だったのだけれど、サポートの人の声がか細く、何を言ってんだかサッパリだったので少々不安ではあったものの、意志の疎通は出来ていた様である。

心なしか、ブログの記事更新や写真の転送も微妙にスムーズって気がする。何はともあれ、めでたし。

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貴族的回転寿司の食べ方。(5月13日分)

2005-05-14 18:26:17 | 我思う、故に書くなりよ。
私の旧知の友人が私の窮地を見かねて、食事を「御馳走」して頂ける事になった。

ネット上ではほぼ毎日何かしら語り合っているが、ちょっと離れた所に住んでいるので、そうそう会食する機会も無いのだが、月初めが私の生誕記念日でもあったわけで、まぁ、そんな事に…。

あらかじめ、何を食べるか決めて行動を共にする事は非常に稀なので、どこぞのフランス料理店を予約してあるとか、イタリアレストランを予約してあるとかと言う事は全くと言って良いくらいに無い。何となく「ラーメン」だったり「カレー」だったり「パンチ」だったりと、非常に漠然とした「今そこにある喰いたい物…」をあてもなく車を流して行くうちに語り合い、十分な議論と合議を経た上で決まった方向に進むのが常である。

んで、その道中に交わされる会話が、お互いの体調に因って左右されるのは、全ての事象について等しく影響を受ける事である事は間違いない。話題が北朝鮮問題に及べば、好調な時は突拍子も無い事を言い合って盛り上がるが、低調な時は単なる時事解説で終わる。ギャグとは言い難いが、そういった「受け狙い」に終始する方向性である事には変わらない物の、その「キレ」は体調に大きく左右されるワケである。

そんなこんなで、本日はなかなか「キレ」が良かった。毎日顔を合わせていれば「キレ」が悪くなる事もしばしばあり、期待外れな事もままあったりするのだが、近年は住環境の変化によってお互いの生活を確かめづらくなりつつある事が好調なキレをもたらしているのかもしれない。そんな「キレ」の良さは食事にも影響を与える事に大きく関与する。また、御馳走して頂けるメニューについては、私からとやかく言える身分では無いし、そのための資財の全てが彼の財布に詰められているワケであり、漠然とした「提案」はするものの、最終的な決定権は彼にある。

まず「腹の探り合い…」から始まる。探り合いと言っても、お腹がどの程度空いている状況なのか? また、今希望している食材とその調理法は如何に? そんな事から始まるのだが、ここでの「駆け引き」は後々、重要となってくるので、気を抜けない。

本日は、調子の悪かった体調も回復し、ブランチに「うどん」を茹でて食べていた。普通の人の2食分は普通に食べてしまうので、お腹はいっぱいから少々こなれた感じ。つまり、何を食べたいかと聞かれても、それほど数多くを提案できる状況には無い状態ではあった。

これをストレートに伝えると、彼に余程熱望する食材と調理法が無い限り、チープな「コンビニ弁当+α」程度で御馳走が終了してしまう。その方が彼の懐具合も極端に悪くならないし、一応の「食事を御馳走する」という名目も達する事が出来る。

かと言って、「ここ壱のカレー400gにトッピング攻撃」って気分でも無いし「家系背脂多めの豚骨塩ラーメン大盛り」って気分では無い。それほど飢えていて熱望する食事も思い付かない状態にウソ偽りは無いのである。劇的に飢えていたのなら「1ポンドサーロインステーキ¥4800は当たり前!+サラダ・スープ・ブレッドバー」とでも要求していたであろうが…。

だからと言って「コンビニ弁当とかマックとかでいいじゃん?」とは言いたくは無い。御馳走にありつける数少ないチャンスでもあるし、最終的な御馳走に有り付く前に「ちょっと寄らねぇ?」と少額で満腹中枢を満たされてしまい、段階的かつ限定的な経済制裁にも似た波状攻撃を受けるヒントを与えかねないからだ。

そうした実に微妙な駆け引きの果てに引き出した「譲歩案」が「かっぱ寿司」回転寿司である。考えようによってはヘルシーでもあるし、1皿100円だし、どちらも嫌いな食事でも無い。積み上げられる皿を否応が成しに目に入れられる効果は、それを受け入れるお腹以上に満腹感に訴える事の出来る物でもある。

だが、彼は警戒している。それは私が普通に20皿は食べてしまう事を知っているからだ。普通の人なら12~15皿も食べれば「ギブ…」な所を超えた領域に「ギブ…」があるワケで、うかつに誘うと痛い目に遭いそうな事は経験済みなのである。しかし、提案に上がった比較的「油まみれな料理」をことごとく私が「否定的見解」で回避している状況に、

「今日は大丈夫そうだ…」

と、ある程度の安堵感を持った様で、行き先の決まった道中のギャグにも磨きが掛かったキレを見せていた。唐突に、

「オレって貴族っぽくねぇ? 貴族っていいよねぇ…!」

とワケの判らぬ奇声をあげるのもその1つだった。いかにその姿を見れば「貴族」が発想なり連想出来るのかかなり不思議な所ではあるが、貴族って出て来る頭の中が彼に出会ってかれこれ四半世紀を超えているにも関わらず未だに解明できていない。

「寿司」と決まった事に対して浮かんだのが「貴族」らしい。銀座の寿司屋でも席を取ったと言うならまんざらその喜び様は判らなくも無いが、回転寿司のどこにそれを見いだしたのか皆目見当が付かない。確かに、回転寿司とは言え、日常の食生活とは離れた所にそれが位置する生活をお互いに送っている事は熟知しているが…。

「どの辺がどう貴族なのよ?」

そう問いかけて見ても、的を射た回答は帰ってくる事は無い。そこに「キレ」が見え隠れする重要なポイントでもあるのだが、

「なんかこう中世っぽくねぇ?」

という漠然と、そしてカナリ深いカオスを覗き見る様な返答であった。確かに、江戸時代に今の形態を完成させたと言われる「寿司」ではあるが、彼の言っている「中世」は完全にヨーロッパのそれである。恐らく、十字軍の遠征やら、王朝文化に彩られた頃のフランス辺りの事を指しているのだと思う。それもかなりぐちゃぐちゃに混じって…。

「どこが中世なのよ?」

「やっぱ、ヨロイ着て決闘だよねぇ…」

こんな人にハンドルを握らせておいて良い物かどうか疑問ではあるが、御馳走に預かる身でもあるし、財布を握っているのも、その財布も彼の物だ。ここで確認しておきたいのは、我々が向かっているのはフランス料理でもイタリア料理でもドイツ料理でも無い「かっぱ寿司」と言う低価格で様々な握り寿司を提供してくれる回転寿司チェーン店であると言う事だ。

かくして、我々は寿司店に到着し、かなり客足の少ない店内のボックスシートを占領し、彼の言う「貴族的回転寿司の食し方」を実践する事となった。

大方のその「食し方」は今までの経験から察してはいたが、想像通りだった点が情けない…。

彼は席に座るやいなや、回転するベルトコンベアーを一瞥すると、醤油皿の用意と「わさび」の準備に取りかかる。この間にもコンベアーの上の「ネタ」の吟味は欠かさず、希望するネタを見つけると素早く取りまくり、実に慣れた手つきで自分の前に並べ始めるのである。

私の方は、希望するネタが来たらその都度取り、食べ終わったら次の皿を取る…と言った感じなので、あまり多くの皿がネタの載った状態で並ぶ事は無い。そうそう好きなネタが連続して流れてくる事も無いし、オーダーしない限りはそんな状態にもならない。それが良いと言う事でも無いのだが、一気に目前に寿司ネタが展開する状態とは明らかに違った状況である。

「これって貴族っぽくねぇ~?」

要するに、王様やら部族長の食事の際に、その前にズラズラ…っと並べられる様々な料理の数々の様子が「貴族」であり「ルネッサンス」であり「ルイ王朝」であり「メディチ家」であったのだ。

だが、その華やかさとは裏腹に、視覚的に圧倒されてそれ程多くを食べる事が出来ない事を彼も薄々感じてはいる。そのお陰で、最終的にはそれほど皿の数は増えない。ちまちまと好きなネタを選んで食べている私の方がいずれ皿数を追い抜いてしまう。この効果が彼自身に対するものなのか、対面する私に対するものなのかは明らかになっていない。私としてみれば、彼とはネタの好みが違う面も多々あるので並べられても影響を受ける事はあまり無いのだが。

不思議なのは、常にネタを展開させた状態で次々とネタを取るワケなので、こうした「貴族的」視覚的効果は持続されていると言う事だ。これは最後まで続き、満腹となり、やがて宣言するであろう、

「もう、ギブ…」

と言う言葉が口から出たその瞬間まで続くのである。ある種この形態は「貴族的」とも「退廃的」とも言えよう。だが、その口元には威厳に満ちあふれた「貴族的」引き締まった唇ではなく、だら~んとした情けない「やっちゃった…」的敗北感の漂う唇が微妙な空間を空けているに過ぎない。

だが、取ったネタを元に戻すワケにも行かないので、その展開状態をやがて姑息な手段で解消し始める試みへと変えるのである。具体的には、ネタの乗ったままの皿を少しづつ微妙に移動させて、向かいに座る私の領土への移動を目論み、さも私が取ったにも関わらず、

「手を付けていたのを忘れていたかの様に…」

偽装するのである。

しかし、いつもの事に加え、ネタを見れば私がさほど好んで食べないネタである事からすぐにバレてしまい、たしなめられるのもいつもの事なのである。だが、今日はちょいとそれも違っていた。いかにも私が好んで食べそうなネタに限っていつまでも展開していたのである。そして、私がコンベアーの上のネタに目を奪われている隙を狙って微妙に押し寄せられて来るのであった。満腹に明晰な判断を鈍らせながらも現状を打開するための対抗策を考えたと言うのか…。

だが、そんなこんなの目論見も既に周知の事であったわけで、多少の小細工は虚しく、彼は「戦後処理」をやむなく強いられるが、まぁ「自業自得」というか、王侯貴族の衰退とでも言うのか、そんな感じで涙目になりながら寿司を頬張らざるを得ないのである。

なんだかんだで2人で37皿だかを食し、宴は終わる。貴族は最後を閉めるデザートの「メロン」が流れて来るのを期待していたようだが、流石に満腹中枢に支配された脳は、それをオーダーする事を止めさせていた様だった。彼が期待していた証拠は私の好きそうなデザートである所の「ケーキ」などをしきりに薦める言動からも伺えたが、私の方は普通にお腹いっぱいな状態であったので、誘いには乗れなかったのである。

そんな彼ではあるが、自分が満腹の限度を超えている事をバレているにも関わらず、さらに悟られない様にカモフラージュする事も忘れない。たった今満腹で、涙目の食事を終えたばかりであるにも関わらず、

「さぁ、次は角煮ラーメンかな?」

と、あんまりなハッタリを咬ましてみたり、

「小腹空かねぇ?」

と、しきりに空を切り、何か最後の栄光を手にしようと試みたものの、何も手に出来ないばかりか、全ての何もかもを失ってしまったかの様な寒々しい「小ネタ」を連発する虚しい抵抗を試みるのである。
この様に、全ての食事において、何かしらの得難い貴重な見聞を広める事が出来るのも彼との食事が楽しい理由でもあるのだが、ここ近年は「パターン化」された様相も否めないワケで、中年期にさしかかり、パワーの衰えとか、生え際の戦略的撤退に象徴される「中年化の深刻度」が懸念されている事は、今後の食事形態にも、

「俺たちサァ…油っぽいモノはすっかりダメになったよねぇ…」

と言う酷く残念で、かつ若さの象徴を為す術無く、無防備に失う危惧さえ思い起こされる事態に進んでいる事を意味しており、早急な対策の実践を「焼き肉食べ放題!」にて行わなければならない事であると、深く認識を新たなモノにしなければならないのであった。

それはともかく、御馳走様でした…。楽しい1日はこうして忘れ得ぬ「思い出」に追加されていくのである。また、その積み重ねは、何よりモノ「宝物」だと思って止まないのである…。

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情報の枯渇に身悶える…。(5月12日分)

2005-05-14 18:19:49 | 我思う、故に書くなりよ。
唐突にネットに繋げられなくなり、ルータやらあれやこれや調べているウチに、ADSLモデムが全く通電していない状態になっている事に気付く。

隣の部屋にモデムは置いてあり、その部屋だけ「停電」って事も無いのだが、一応、別の部屋でも確認すると、やはり通電はしていない。要するに「お亡くなり…」って事である。

こうなると、お手上げ。

ダイアルアップという方法もあるが、モデムなんか取っ払って早ン年。無理すればノートPCなんて物には付いていたりもするが、こういう時に備えてダイアルアップ先の電話番号なんか控えてもいないし、おとなしく修理の電話を掛ける事になるのだが、これだって、ネットで見ないと判らない。

ケータイから調べるって手もあるが、友人にメールして教えて貰う。

教えられた連絡先に電話を掛けると、少々待たされはしたものの、プロバイダーに繋がり、あれやこれや伝えると、交換してくれると言う。レンタルなので、修理代とか気にはなったが、あちらは一切、修理代については何も言わなかったので、こちらから言っても「やぶ蛇」かと思って聞かなかった。

明日か明後日には届く(これは12日に書いている)らしいので、なかなか迅速な対応して頂ける事になったワケで、ネットの無い生活は僅かなモノで済みそうだが、その間にネットでの関係のあるひと達とは「音信不通」になるワケで、もしかしたらご迷惑をかけているのかもしれない。

以前、ケータイ電話が壊れた時も似た様な事になり、数年ぶりに連絡が取れた友人も最近いる。また、自ら命に区切りを付けた時も、同じ様な事になっており、私としては珍しくは無い事なのだが、理由が異なれば不自由さの体感は大きく違う。

まぁ、仕事に使っているワケでは無いので、不自由の度合いを測ってみても、さしたる違いが無い事とは十分に判っているのだが、感情的体感となると似た様なモノでありながら、やっぱり違ってくる。こんな時に大きな事件・事故でも起きれば、情報の枯渇に飢え苦しむ事になる。そうした体になってしまっている事に理解度が少ないんだろうねぇ。

新しいモデムが届けば、苦もなくこうした環境は復活するので、大騒ぎする事も無く我慢していりゃあイイワケなんだけれど、インフラ自体がダメになった場合も、家庭内の状態は同じ。テレビというメディアがあるわけで、非常に限定的な情報の枯渇を味わっているが、そうしたメディアも含めての情報の枯渇が起きた場合、イライラ度はこんなもんじゃ済まないんだろうと…。

そうした精神状態が集団化したりすると、ちょっと怖いねぇ。

大きな地震が確実に予想されている地域に住んでいるので、いつの日かそうした事態に遭遇する事もかなりの確率で予想出来るワケで、プチ予習的な今の状態を深く考えて見るのも悪く無いかと思う。

最悪の場合、端末もダメになるワケで、こうなるとインフラの復活が早くても状態に変わりがない。予備の端末として、普段は使っていないが、いつでも使える状態にしてある端末がある事は◎。それも複数あり、携帯も可能な端末であればもっと◎。

その端末から情報を得るための手段が、複数選択できる環境ならば、余計に◎。例えば、無線LANとか電話回線とか。それらに代わる「携帯電話」が手元にあるならさらに◎。また、ラジオなどの手段の異なる端末が身近に使える状態であれば、ことのほか◎なんである。

情報を得るためだけでなく、コミュニケーションを取るための端末さえ確保できれば、かなり心強い事になるし、容易に身近に備えておけるって事は、それはまさに「携帯電話」に他ならない。そうした事を特別に気に掛けるまでもなく「必需品」とはなっているが、こうした事に対してもさらに便利な方向で機能が充実したり、強化されて行くならば、こんなに良い事はないんだよねぇ。

PCよりも携帯電話か? って言うと、そうでもない具合に機能は進んでいる。それなりの衝撃に耐えるノートPCが広まりつつあるし、バッテリーの持ちも「燃料電池」の実用化で大幅に改善されつつある。それらが広く行き渡り「当たり前」になるにはまだまだ時間は掛かるけれど、そうしたメリットは普段使う時ならず、こうした不測の事態にも大きなメリットを残すに違いないと思われるからだ。

あくまでも、基礎的なインフラが回復しなければこれらは出番が回ってこないけれど、携帯電話よりも多くの情報が得られるPCの方がより心強い端末となるのは間違いないし、普段、普通に使っているモノがそうなるだけで、心情的には大きな違いがあるんだと思う。

残念ながら、その両者を埋める様な端末はなかなか定着しない。私がこよなく愛して使い込んだPDAなんかは、そうした点でもなかなかなモノだと思っているが、既に多くの選択肢は消えてしまい、新しいモノはなかなかお目に掛かるのも難しくなってしまった。既に市場から姿を消してしまったPDAを今でも使っているが、改めて考えると、コイツはなかなか使える。それだけの手段がちゃんと用意されている機種なので、古くなってはいても、最低限の事はしっかりと出来る所が何だか凄い。

また、そうでもないPDAも使える状態にはあるが、肝心なネットに繋げる手段が皆無な状態なので、これは役に立たないだろう。携帯電話がPDCならば何とか手段もあるんだけれど、FOMAだし。

モノに頼らんでも、自分の目と耳と足で手に入れられれば困る事でも無いのだけれど、こうした「情報」の送り手は少なからずデジタルな世界の話なんで、致し方ないって事もある。また、人伝の情報が途中でかなり怪しく変わってしまう事は少人数で伝言ゲームでもしてみれば実感できるワケだし。

でも、最終的にはあるモノをうまく使いこなす「脳みそ」が無事じゃないと、ダメなんだよねぇ…。

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まだ多くを語るべきではない。

2005-05-12 11:29:47 | 我思う、故に書くなりよ。
イラクで邦人が拘束されている様であるが…

反政府勢力側に知られるべきでない個人の情報が普通にテレビから流れている状況で良いのだろうか?
えせジャーナリストが人質になったのとはワケが違い、こうなった状況を彼自身が一番判っているだろうし、どうすべきか判断できるだけの経験を積んでいる事は間違い無いと思う。とやかく言うのは大変失礼だと思うが、彼はまだ生死がハッキリと確認されたワケでは無い。

そうした状況の中で、知られなくても良い情報が平然と流れている事に疑問を感じる。元特殊部隊だの、元傭兵だのってのがテレビでベラベラしゃべっているが、そうした不用意な発言が遠い彼の地で彼の生きながらえるチャンスを失う事に繋がると考えもせずにやっている事だとしたら、そいつらは「プロだった…」では無く、単なる素人と同じである。

また、どことも知れない戦場で現実に「プロ」として戦っている方々に失礼な行為でもある。リタイアしたのなら、語るのは自分の事だけにしてもらいたい。それがルールでもあったはずだ。写真1枚であっても、生死に直結しかねない所に彼らは現実にいる。

興味本位で報道されている事も、判らなくは無い。丸腰で警備員が務まる日本では、民間軍事組織や傭兵と言った職業は特殊な職業の最たるものだろうが、1歩日本を出れば当たり前の世界でもある。そうした世界にも、日本人がいても、何らおかしくは無い。

願わくば、彼には生きて頂きたい。最大の敬意をもって、頑張って頂きたい。そう思うんである。

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宛名書き内職詐欺。

2005-05-11 23:21:43 | 我思う、故に書くなりよ。
未だにあるんだねぇ…。古典的な詐欺なのにねぇ…。

大昔、付き合っていた彼女が騙されていた。もう、宛名なんて物はプリンターで高速大量印刷が可能だった時代に入っていたので、よほど特殊な事情で達筆な手書き…でもない限りはそんな内職なんかそうそうあるもんじゃない。だいたい、それじゃ内職じゃなくて専門職だろうに。

そもそも、内職するのに高額な保証金を預けなくてはならないなんてのも変な話だったので、絶対騙されてるから止めた方がいいって説得したのだが、

① 地道な仕事なのでそんな事は無い。
② 実際に近所でやっている人からの紹介だからそんな事は無い。
③ やりもしないで疑うのは失礼だ。
④ その他もろもろ…。

とか何とか、固い信念で騙されるのに邁進していったのだなぁ…。人を疑わずに生きて行くのもなかなか立派なもんだが、結果としては「騙された…」。そうと判ると他人に責任を転嫁する様な人では、幾ら可愛くても一緒にはいられないと思ってお別れしましたですけどね。

会社の同僚だったおねえちゃんも騙されていた。自分でも騙されている事を何となく判っているのだが、他人からその事を指摘されると、頑なに否定し続けるのもこうした不幸な人に見られる特徴でもあり、強固な信念をもってドツボにハマるんである。少ない給料から「よくぞ貯めた!」と、マジで褒め称えたい程の大金をすでに注ぎ込んでいたわけで、行く末が想像できるだけに気の毒だった。ホントに少ない給料をやりくりしていた日々の様子は知っていたので、女性って男とは違って、堅実なんだなぁ…と、感心していたのだが。また、実際に彼女の友人に騙された人がいるってのに、何故自分だけ騙されていないと強気に転身できるのか不思議だったねぇ…。

誰がどう聞いても「ネズミ講」としか考えられないビジネスを非常に熱く説きに、わざわざやって来た同級生もいたっけ。

一応、彼は「大卒」だから、私より高等な教育を受けているハズなのだが、自分で言っている事が客観的に理解出来ていない様子だった。私はその時も「無職」だったワケで、彼は何もしていないのも何だから…と言う、かなり、ありがたい気持ちでやって来てくれてのだろうけれど。

「お前、バッかじゃねーのぅ?」

と、言ってしまうのも可哀想なので、たまたま一緒にいた後輩の幾人かと、一応真剣に話を聞いてはみたのだが、彼の説明する事業形態そのものが「ネズミ講」そのものであると言う理解は出来たが、それが「ネズミ講」ではないと言う理解には至らなかったので、

「申し訳ないが、私はその事業に関わる気は無いし、今後も無いだろう…」

と、断って、以後の彼の消息は知らない。まぁ、その場にいた一同は彼が去った後、

「どーしちゃったんだろうねぇ? ネズミ講にハマってるよ!」

顔を見合わせて驚いたものである。大学を出て、ひとかたの社会人になっていた彼ではあるが、何がきっかけでそこにエネルギーを注いだのかは判らない。少なくとも、私のアジトに集まる連中に通じる話では到底無いワケで、その豹変ぶりに驚いたって事の方が大きなショックだった。私としては彼の語る完璧無比なビジネス・システムを論破して見せる事も簡単ではあったのだが、あまりに気の毒で…。

痛い目に遭わないと、理解しない精神構造の持ち主だったワケでは無いんだと思うのだが、何故だか一様に「頑な信念」を熱いエネルギーに変えて、騙されていない事を力説するのであるのよ。後に引けない一線を自分なりに越えてしまったからなのか、どうなのか、定かじゃないけれど、これに荷担しない君は人であって人に非ず的な雰囲気に持って行こうとするのも興味深い。あたかも…

「この世の全てを知っているんだよ、オレは…フッ…」

って雰囲気が全く似合っていないにも関わらず、全身から滲み出ちゃってる感じが尋常で無いワケ。

確かに、その時点では「騙されている…」事は誰にも判らない。もしかしたらちゃんとしたビジネスなのかもしれないワケで、ネズミ講以外は、そうしたビジネスも確かに存在する。内職が悪いワケでもないし、それで生計を立てるのは厳しいにしても、家計には役だっている事も事実だ。また、そうした仕組みで作られた製品などが我々の生活を便利にしてくれていたりするのも事実なんである。

では、何故「騙されそうだ…」と、私は感じて彼ら彼女らは感じなかったのか? 

私はいずれの場合も「騙された人」に話を聞いているのである。騙す人から直接話を聞いているわけでは無い。直接、騙す人と話をした事はあまりないので、違いがハッキリとは判らないのだけれど、おそらくもっと上手いんだろうとは想像出来る。中には、集団心理ってものが働いていたりもする場合があるかも知れない。洗脳に近い様な「自己開発なんちゃら…」って手法と近い物かも知れない。

ともかく、何か判然としない利益を得るための利点と仕組みのみが詳しく語られて、リスクの話がほとんど無かったりする不自然さが極だって聞こえてくる感じ…って所に「胡散臭さ…」の漂いを感じるのである。また、薦められる商品や仕組みが自分にとって、有っても無くてもどうでも良い物なのに、執拗に薦められる事の不自然さが鼻につくのかも知れない。

まぁ、現状の生活に対しての不満や、将来への希望とかを、さも有りそうな話を例題に煽る様な話が真っ先に出て来る様であれば、間違いなく「胡散臭い…」。その点を上手くコメディーにしたのが、はねとびのコントにもあったんだけれどね。「恋の虜~グローバルTPS物語」がそうだったと記憶しているけど。

騙されたつもりで、英会話の教材の喫茶店勧誘に出向いた事はあった。自宅に掛かってきた電話に出ると「おめでとうございます!」ってイキナリの祝福で始まるアレである。調子よく引っ掛かったフリして待ち合わせの時間を決め、裏に付いているヤクザを引きずり出そうって魂胆である。

当時は写真学校の生徒だったので、この手の電話は良く掛かってきたもんで、仲間内と示し合わせて記事にして週刊誌に売りに行こうと企んでいたのである。

んでまぁ、新宿の大きな喫茶店で説明を大人しく乗り気で聞きまくった後に、豹変しておねえちゃんを泣かせた挙げ句、怖い兄ちゃんがやって来たワケで、その兄ちゃんがブチ切れた途端に周りにいた客が報道用のごついカメラでばしゃばしゃ撮りまくったもんだから、面白かったなぁ…。結局、記事にはならなかったけれど、取材費は2社ほどから頂けた。今なら差詰め「デート商法」なんかでやっても面白いと思う。

そん時のおねえちゃんがもうちっと話が上手ければ、いろいろとためにはなったんだと思うけれど、あまり上手くは無かったなぁ。別の英会話教材の勧誘は上手かった。実例を挙げながら、英会話の習得の必要性を説くのであるが、話の大部分がそこにウェートを置かれ、ローン契約の話は乗るか反るかの後だったので、まぁ、胡散臭さのレベルは低かった様に思う。「駅前留学」が流行る以前にはこうした勧誘が盛んだったのさ。

他にも、羽毛布団の訪問販売とか、健康食品の説明販売会だとか、騙される研究に事欠かないチャンスはあるんだけれど、チラシからして「胡散臭い…」って判るもんだから、実際に覗いた事もないし、話を聞いた事も無い。行き着く先は「宗教勧誘」だとは思うが、あっち側の世界の人が相手だと、こっちもそれなりにMADぶりを見せないといけないのでねぇ。

頼まれると断れないって人もいるから、騙されるってのもやはり気の毒なんだけれど、騙しに来た人との会話を楽しみながらキッチリ断るって所に、楽しみを覚えても悪くは無いと思うよ。

かつて、宗教の勧誘に2人のおねえさんがやって来た事があって、延々と6時間話に乗った挙げ句に、

「っじゃあ、オレ、教祖やるわ。あんたら2人はオレの僕ね。早速、渋谷辺りのバカな女子高生でも騙してSEX教団開こう…そっちのオッパイの大きいお姉さんは勧誘ね。オレ、巨乳じゃないとイヤだから。あんまり大きくない方のお姉さんは適当な壺探して仕入れて。オレが適当に書いた色紙とセットで高額で売りつけよう…」

って、自主的退散を楽しんだ事もある。無下に勧誘に乗って集会に参加してみたり、要らない物を買う必要は全くない。必要で無い物を必要とさせる気にさせる話術に引っ掛かっているだけなんだと、自分すら達観した所から楽しまないとイケナイわけ。もちろん、一見、自分とは関係の無い商品や、ビジネスなんてのも日頃から関心を持って、知識として蓄えておかないと、こうした楽しみは存分に味わえないばかりか、悲惨な結果に繋がってしまう。たちの悪い「お友達商法」なんてのもあったりする。本当に友人だった人から要らない物を薦められるケースだけれど、そんなの薦めてる時点で既に「友人」でもなんでもない。

これはご近所の奥さんだろうが、会社の上司だろうが、親類でも同じ。誰かに売らないと自分に利益が入って来ないワケだから、そりゃ必死だろうね。その点を突いても…

「いや、あなたのためを思って薦めているのよ!」

なんて言葉に弱いのは誰でも同じだが、後で待っているのは高額なローンの請求とか、さらなる「親友」を求めてあなたが必死になるとかなんである。相手は「何かの付き合い」で買うだろうとか、仲間に入るだろう…と、判っているワケだから、これを断ると実際に「付き合い」は消滅するだろうけれども、そういう「断ち切りがたい」って点を微妙に突いて攻める事に対しての「無防備さ…」から生じて止まない曖昧さが被害を拡大しているワケでもあるし、いつまで経っても無くならないのである。相手は自分さえ利益が出れば、あんたなんかどーでも良いワケで、どーなろうと知ったこっちゃ無いって事は決して言わないワケ。

「リフォーム商法」なんてのが来ないもんかと待っていたりもするんだけれど、借家と判られているなら来ないだろうしねぇ。それでも来たら、乗って乗って乗りまくって、いろいろと屋根裏だとか、床下に潜らせてあれやこれやさせた挙げ句に、

「んじゃ、大家さん紹介するわ…」

と、連れて行き、

「大家さーん。胡散臭いリフォーム業者が来てるんだけどどーする?」

って紹介してみたら身の危険を背中に感じる位に楽しいだろうなぁ。ド突かれたり、刺されたりしたらこっちのもんだ。ふんだくれるだけふんだくるのも相手が相手なら悪くも無いし、楽しいだろう。こう言う事書くと、

「調子に乗ってんじゃねーぞ、おらぁ~!」

ってのが出て来るからまた楽しい。胡散臭い建築関係はキレるのが速いのばっかだし。珍妙な法律解釈を持ち出して来るのもお里が知れるワケなんだが、これも昔からあまり変わらないんだよなぁ。

最近来たのは、ケーブルのブロードバンドだかテレビだかの勧誘だったんだが、当方が毎日インターネットを余すところ無く楽しんでいる事を知るやいなや、

「100MBは速いっすよ!」

って、あんまり言うから、

「お前んとコ帯域制限掛けてるだろ? どうやったら100MB出んだよ? 理論値で誘っておいて、実効値100MB出なかったらどーすんだよ? えっ? 良くて40MBだろうーが? 後からブロードバンドはケーブルテレビのオマケとか言い出すんじゃねーだろーなー? 軽自動車でひょこひょこウロついてんじゃねーぞ…」

って言ったら帰っちゃったけど…。未だにITでさえそんな調子なんである。ちゃんとした業者だと、実効値の平均辺りの数値を地域に照らして提示してくれる。それであってもADSLよりはかなり速いワケだから、加入する人も多いのだが、ウソは言っちゃいかんだろうに。アナログ地上波の停波と有線によるテレビ放送の視聴は関係があって、実は無さそうな話だし、デジタルのアンテナとテレビを用意すれば済む話でもある。どっちがランニング・コストが高いかなんてのは今の時点では判らないし、優位さを比較するのも早々な話だと思う。

ま、騙されてウレシイ事は、世の中にはほとんど無い…って事かな。素直に騙されて害のない物だったら、幾らでも構わないだろうけれど、ほとんどが「実害」の伴う物なんだし。人生の勉強代は人それぞれ違う物だけれど、得てして額は小さい方が良いと言う事でもあるワケ…。

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ポップコーン大作戦 いきなりその2。

2005-05-11 16:23:13 | 我思う、故に書くなりよ。
我が家にはハムスターが3匹いる。

彼らのエサってのもなかなか良く出来た「配合飼料のペレット」なんてのがあって、それだけくれてやれば後は水だけで栄養価は満足出来るらしいが、一緒に生活している身としては、これだけでは何だか寂しい。

とは言え、何をくれだの、食いたいだのって意志の疎通は限りなく難しいので、いろんなエサと思わしき物を買って与えるに過ぎないのだが、ハムスター用として売られている物は結構な値段がしたりして、雑食性のネズミの割にはセレブな食生活を満喫しちゃっていたりする。

これが、人間が食す物で代用出来れば案外と手頃な値段で済んでしまう場合もあったりする。そんなワケで、スーパーへの買い出しの度に何某か探してみたりしているのだが、人間には無害でもネズミには有害な物もあるので、まぁ豆とか種ならそれほど悪い物も無いと思って探している。言うまでもなく「おつまみ用」はダメ。人間向きの味付けのされていない物が目当ての商品となる。

で、とうもろこしの実を見つけた。「ポップコーン用」。

言うまでもなく、あの、ポップコーンの元である。ネズミにしてみれば、あまり食べる部分が少なく、うれしい物では無いかもしれないが、ポップコーン用でない普通のトウモロコシの実は売っていなかったので、我慢して貰う事になった。

普通、人間が食べる方のとうもろこしの実は「スイートコーン」とか言うらしい。当然、食べて美味しい部分が大きいワケで、煮ても焼いてもスープにしても美味しいアレである。対して、ポップコーン用のはこの部分が小さい。「爆裂種」とか言うんだっけ? とうもろこしとは言っても、微妙に違うのである。

で、ネズミたちは喜んで食べましたとさ…。めでたし、めでたし…。

で、あればまぁ良かったのだが、これはポップコーンを作ったらどうなるのか試したくなった。本来、そういう物だし。

今でも売っているのかどうか判らないのだけれど、お菓子売り場にアルミのいかにもなフライパンが売っていた事があった。中にはこの「爆裂野郎Aチーム」が入っており、ご自宅で出来たての「ポップコーン」が楽しめる…と言う物である。今でこそ、スナック売り場には袋詰めされたポップコーンがフツーに売っていたりするが、昔は見掛けなかったのだ。かっぱえびせんとか、ポテトチップスなんかは至極当たり前にあったのだが、ポップコーンは何故だか無かった。恐らく、風味を維持するのが難しかったのではないかと思うが。

で、アルミのフライパン型自己製造ポップコーンを買うワケだけれど、これがなかなか良く出来ている。弱火で熱しながら、ふりふり…していれば、爆裂が始まり、やがて終焉を迎えるのだ。しかも、特殊なドーム型の蓋が付いており、爆裂のパワーに合わせて膨らんで行き、完成したAチームはフライパン内に封じ込められる仕組みになっている。

そんなワケで、蓋の部分は決して外してはイケナイのだが、意味も理解せずに外して火に掛けたのは言うまでもない…。

と、そんなご幼少の頃の記憶を思い出し、やおら爆裂野郎Aチームを一握りすると、普通のフライパンに油を入れてから放り込んだ。

「弾けたって、そんなでもないだろう…」

そう、タカをくくっていた。

やがて、爆裂が始まり、おろかであった数分前の自分に後悔先に立たず…。熱い油と共に完成したポップコーンはおろか、まだ爆裂していない種まで飛び散り、空中を飛散しながら爆裂したりして、台所は戦場と化すのである。

もったいないから、飛び散ったのも食べてみたが、ほとんどはネズミにくれてあげた。これがもちろん味無しなのだが、なかなか美味しい。掃除は実に困難を極めた割にはな、ははは。

1回目の失敗を踏まえ、2回目の爆裂野郎はアルミの深鍋(パスタ用蓋付き)で行う事にしてみた。取り敢えず、蓋の付いてる鍋で爆裂の飛散を有効に利用しながら効率よく爆裂して貰うに相応しい鍋がこれしか無かったのである。

爆裂の元と油をよく混ぜて、鍋に入れたら蓋をして弱火にかけるだけ。後は待っていれば「ポン…ポンっ…」と爆裂が始まる。途中で中を覗いたりすると危険な目に遭うので、音がしなくなるまで待った方が良いと思う。

かくして、2回目の爆裂野郎Aチームは大成功となった。べたべたしたキャラメルかけでも、バターでもイケるし、普通に塩をふっても美味しい。思いの他に爆裂具合もよろしくて、不発弾が少なかったのもウレシイ所である。弱火でじっくりと攻めたので、妙な焦げ付きも無かったし、これは大成功と言えるのではなかろうか。

てなワケで、ネズミの主食は私のおやつ…となったのである。

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つるつる頭。

2005-05-09 14:59:11 | 我思う、故に書くなりよ。
もう免許の書換も終わったので、髪の毛を伸ばしても良いわけだが、依然としてつるつる。

生えて来ると、ムズムズ…してかゆい事もあるのだけれど、ブルブル付きの安全カミソリで剃るのが、これまた楽しくて病みつきって事でもある。

普通の安全カミソリだと、あっという間に刃の間に毛が詰まって剃れなくなってしまうのだが、刃の間に毛くずが貯まりにくい構造と、ブルブルのお陰で面白いように剃れるのである。

まぁ、無職なので毎日剃った所で誰も文句言わないって事も大きいとは思う。スキンヘッドでも構わない仕事なら同じだろうねぇ。非常にさっぱりして本人は気分が良いのだけれど、場合に因っては禁じられている場合もあるらしいし。

さて、頭髪は剃り続けると、生えてくる髪の毛の太さが増すのだろうか?

ヒゲとかむだ毛は剃ると「濃くなる」と言われているのだけれど、根拠が判らないでいる。ヒゲはどうやら全く関係ないらしく、どう剃っても変わらないと聞いた事がある。太さを決めるのは毛根らしいので、剃ったところで影響は無いらしい。頭髪も同じだと思うが、逆に伸ばし続けると「細く」なると言う話も聞いたことがある。

これは、理髪店に数年ぶりに行ったところ、その旨話すと言われた事なんだが、適度に切っておかないと全体的に「細く」なると言っていた。自分でも何となくそう感じていたので、妙な納得はしてみたが本当なのかどうなのかは全く知らない。

頭に1本たりとも毛が無い状態なので、当然、抜け毛は見当たらない。以前はまくらに結構な数が付いていたりして、徐々に薄くなる頭髪を気に病んだりもしていたのだが、根こそぎ無いのだから「抜け毛」も見えなくて当たり前って事かな。

つるつるなのは剃って半日くらいな物で、実際には直ぐ…ってほどに「ざりざり…」してくる。触った感じがかなりイヤな感じなので、剃り直したりもするが、同じ事。半日でざりざりになってしまう。それを越すと、触った感じでは「かなり伸びた!」って感触なのだが、鏡で見ると、あまり伸びたって感じでも無い。指先の感覚の「妙」って事なのかもしれないねぇ。

あー。オレって、結構な「絶壁」なんだなぁ…。

今までは長い方のヘアスタイルが多かったので、それほど気にしていなかったのだが、髪の毛が無くなると「絶壁ぶり」が奇異に感じるのだけれど、こればかりは如何ともしがたいワケで…。

いっその事、袈裟でも着て托鉢に出て「お布施」を稼いでみようかと企んでいるが、ニセ坊主で捕まるのも情けないしなぁ。頭に広告でも出して、広告料を稼ぐという手もあるが、たれこめたきり…な生活じゃ広告にもならないしねぇ。

シャンプーが合わなくて、フケやらかゆみに悩まされていた身としては、かなり快適になっただけでもつるつるはかなりイイ感じなのである。あー、むずむず…。これが無ければもっと快適なんだけどね。

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納豆スープに酔いしれる…。

2005-05-08 13:50:57 | 我思う、故に書くなりよ。
どこのとは、敢えて書かないが、喰った物全部リバース…。

納豆は好きで、特に大粒の物がお気に入りなのだが、これをみそ汁とかにドバドバ入れても美味しい。適度にネバネバを増したのを温かいご飯にたっぷりとかけて食べるのも、そりゃぁ至極幸せなのだが、辛みの強い和辛子があれば、あー。もう三国一の幸せ者。

んで、納豆スープって物が出回っており、フリーズドライにされた納豆が他の具と共に「スープ」となっており、以前に食べたのは大手食品メーカーの物で、なかなか美味しかった。

で、今回は…まぁ、メジャーなメーカーでは無い。流通ルートも限られていると思うので、あまり食する機会に恵まれる人もいないものだと思う。具も沢山入っているし、中でも輪切りにされたオクラが目を惹く。つぶつぶの納豆がイイ感じで浮かんでいるので、これはなかなかイケルと信じていたのだが。
臭いが無条件降伏。形容しがたい臭いが、一気に食欲を奪い、体の中に入った物まで引きずり出されてしまう…。製品化するときに、誰も異議を唱えなかったのだろうか酷く疑問である。

つい先日、人生40年目に突入したが、今まで食した中で最悪の食品だと、酔いしれながらも思う。正直な所、手に付いた臭いや、喉の中から臭い立つ「バカ臭さ…」が消えないんである。味としてはそれほど悪くも無いのだが、臭いでやられるとは…。

ぬるぬるしていれば、何でも良いって事でも無いワケだ…。

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前方後円墳再び…。

2005-05-08 08:21:57 | 我思う、故に書くなりよ。
正確に言えば、前方後円墳の話でも無いのだが「古墳絡み」な話なので再び…。

ここ数日、ブログは書いてない。やたらと外出しなければならず、疲れたのでぐったりなんである。まぁ、ニュース記事を見たりはしていたが、ここ数日に古墳の話が記事になっていたので読んだりして。

マニアでもなければ、古墳に左右されて生きる事も無いワケで「ふーん…」で、終わってしまう事がほとんどだったりする。例え、記事を目にしてもね。関西圏にでも住んでいなければ「鍵穴マーク」ばりの古墳にお目に掛かる事も無いし、ニュース記事になる様な古墳も近所に無い事から、それまでの知識と想像の域を出ないわけで、相変わらず「ふーーん…」で終わっていた。

ところが、ここ数日の私は違う。

発端は韓国からの記事で、未発見の地下空間が見付かったと言う物。おそらく、かなり以前の政権が戦争時の避難場所として作ったらしい物ではあったらしいが「巨大なバンカー」なのか「巨大なハンガー」なんだか、どっちからしい形状が載っていた。

ここで、私の抱える謎物件の幾つかのうち、とある1つが鮮明に蘇ってきてしまったのである。

それは「鎌倉の謎空間(仮称)」。

「お好み」と称して幽霊を求め彷徨い歩く、深夜のドライブが身内で流行った頃、逗子のハイランドという住宅地からおもむろに藪の中に入り、衣張山あたりの山中をうろうろするのがなかなか趣深い趣味であったのだ。深夜だからバカ騒ぎして良いわけでは無く、それなりに礼節を重んじたし、史跡への理解を深める事も怠らなかったワケだが、深夜の「丑三つ時」に幽霊は出やすい(日本の場合)って事と、そんな時間に藪の中にいるのは身内だけで、幽霊と人間の区別がハッキリし易いって事でもあった。

大河ドラマで何年かおきに「ブーム」となる観光地ではあるが、観光で訪れる人もあまりいない藪の中というのか、山中なんだけれど、その時代の「お墓」である「やぐら」なんてのは無造作に隠れている。崖の横をそれほど深くもなくえぐった所に亡骸を横たえるだけで「埋葬」はおしまいだったらしいが、骨なんかあるわけもなく、ケルンの様な石の積み重ねがあったりするのだが、そうした雰囲気は「名所」にでもならない限り、整備される事もなく、昼なお暗かったりするんだが、いかにも「出そう…」なワケ。

まぁ、住宅でぶっ潰してなければあちこち「やぐら」だらけなのが鎌倉でもあるので、そんじょそこらで幽霊だらけ…なハズなのだが、なかなか見に出掛けて見られる物でも無いのだ。なんせ、ハイキングコースになっていたりする所もあるので、全く人が来ないわけでもないし、学術調査くらいはしていそうでもある。夜中の2時3時から朝方までうろうろしても、幽霊さんには会えたためしも無い。

んで、鎌倉に幕府があった頃の史跡とは違うものもあったりして、どれくらい古いのだか定かじゃなかったりする物もある。山中で見つけた「古墳」ってのもその1つで、古墳と言えば古墳なのだろうけれど、歴史の教科書に出て来る物とは違い、墓石が転がっているだけに見える。これにちょいと興味を惹かれて、その周囲をうろうろした時の事だ。

古墳の裏手が崖になっていて、周囲には見られないゴロゴロ…した岩が落ちている。そこをおっかなびっくり降りていくと、あら不思議。巨大なぽっかりと開いた大穴が開いていたのである。

「穴」と言うと自然に出来た「丸い穴…」を想像しがちだが、この穴は「丸」ではない。キレイに「四角」であり、それもかなりデカイ。山の横に巨大な四角い穴がキレイに空いており、ちょっとした体育館程の高さと広さがあるのだ。なんだか、作りかけで挫折した地球防衛軍の秘密基地って感じだけど、奥行きがウルトラホーク1号には足りなすぎる…。って事はこの開口部は「4thGATE」でも無いみたいだった。

強力なマグライト持参って中でも、その広さはちょっと「異様」。戦時中の何かの施設かとも考えたのだが、それらしい「物」が見当たらない。壁面や床の部分を見ると、何かで石を切り取った跡らしき物があちこちにあったりもしたので、石切場なのかなぁとも思ってはいるが、切った石はどこから運び出したのか、夜中では明らかに出来なかった。

まぁ、こんな大きな跡だし、何か調べれば載っているだろう…って考えがいけなかった…。調べ足りない事もあるんだろうが、未だに「何のための空間」なのかサッパリなのである。

おまけに「古墳の裏」という曖昧な記憶が災いし、想像していた「古墳」の裏手にそんな物が無かった事が最近の昼間の探訪でハッキリしてしまった。これはかなり「鬱…」である。地図を見ても載ってはいないし、そんなものに触れているネットの情報も今までに見ていないし、完全にロストしちゃっているワケで、いけませんのいけません…状態。

巨大な「やぐら」とも考えては見たが、例の「ケルン」みたいなのは無かったし、先人なのか先駆者なのか判らないが、たき火の跡があったのは覚えている。ただ、空間がぽっかりと空いた山の中腹までに道は無かったし、かなりの落差のあるゴロゴロ…が藪の中に見えたワケで、史跡なら何かしら調査の跡があっても悪く無いと思うけれど、それらしい物も無かったしなぁ。

恐らく、間違いなく「石切場」の跡なんだろうけれど、それもなんか寂しいじゃんねぇ。やっぱり謎の秘密基地の作りかけ…って所で落ち着いて欲しい気がするのだが、ハイキングコースの案内なんかには「石切場」と載っている物もあったりする。それが「これ…」を指しているのかどうなんだか良く判らない所がまたミソでもあったりしてうれしい。

人知れず、藪に埋もれてひっそりと佇むってのも、案外と良いもんだ。

そんなこんなを考えている間に、高松塚古墳のカビと湿気問題がいよいよヤバくなって来たと言う記事を見る。中には日本史で必ずカラーで出て来る「壁画」があるわけで、これが「カビ」にやられたり、湿気にやられて見る影も無い…って感じになりつつあるらしい。一応、見付かった後に、後年の事を考えて、当時では考えられるだけの「措置」を講じたのではあるが、ボロボロ…になっちゃったのが割と最近になって判った。

後から見付かって、高松塚と並ぶ立派な壁画を残していた「キトラ古墳」の方は、痛みが激しいので壁画を剥ぎ取って保存する努力が続けられている。これだって、簡単にできる物では無いし、そうまでして残さないとイケナイ理由も微妙な感じ…。せっかく残っている物だから、後々まで残そうって事なのだが、考えように因っては「墓荒らし」な感じもする。見つけちゃった以上、自然に朽ちるに任せるってのも微妙だし…。この辺は難しいねぇ。

そうしたメジャーな史跡では無いけれど、良く探せばあちこちに転がっていたりする。それが、十分と調査し尽くされている物は意外なほどに少なく、調べなおしたら「別物」って事だってあるかもしれない。以前、日本の古墳はエジプトのピラミッドほど知られていないと、ブログで書いた。鍵穴マークな古墳のほとんどが「天皇陵」に指定されている事から、調査はほとんど行われておらず、数える程しか判っていない事がほとんどである。そもそも、それが本当に言われている人の墓なんだかも「微妙…」な場合が多々あり、疑問視される場合もあったのだが、なんせ「墓」だし、入っている人もほら、皇族なワケでね、謎なんだな。あんまりほじくり返して、あらぬ事が判ったりするとマズイ…って事もあるんだと思う。曖昧なままで良い場合も、それはそれで日本的な事情だったりもするのは、今も昔も変わりないみたいで。

また、秋にでもなり、蚊や毒虫なんかのいなくなった頃に散策して来ようかと思う。場所だけでもハッキリとしておきたい気持ちはあるし。ハイランドから旧火葬場の上に抜ける途中かと思っていたのだがなぁ…。どこなんだか。貴重な生物の多い藪でもある。蛍の様に点滅する「ウジ虫」なんか滅多に見られる物では無いし、生でフクロウが見られたり、失ってはイケナイ物も数多いんだろうなぁ。もっと、こうしたマイナーな物件もちゃんと調査して残す…って方向が強まらないと、失うに任せるって事になってしまうワケで、もったいないなぁと。エジプトじゃ4000年前の物が残っているし、見付かっているけど、日本はせいぜいその半分くらいでしょ、年数で言えば。なんだかねぇ…。

職業・インディ・ジョーンズ…ってのも育たないワケだよなぁ。


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100人を超えてしまった…。 その2。

2005-05-04 10:40:07 | 我思う、故に書くなりよ。
あれから1週間経ち、未だに大騒ぎなんだけれど、ずっと眺めて不思議に思う事が幾つかある。

不思議な事があった所で、別にどうなる問題でも無いとは思うのだけれど、得てしてこう言った大きな事故や事件の秘められた部分はとんでもない頃に「さくっ…」っと表に出て来て、世間を騒がしたりもするんである。それが、20年後なのか100年後なのか、誰にも判らないのだけれど…。

まず、不思議に思ったのは、JR西日本って会社に、こうした大きな事故が起こった時に、事後処理に関わる部分で、被害者(被災者であるわけがない…)のケアに当たる部署が存在していないかに見えるし、また、実際に無さそうな点である。

大きな事故は以前にもあり、信楽鉄道との衝突事故では多数の死傷者を出している。まぁ、平成に入ってはこれを含めて大きな事故は今回で2度目となるが、それ以前にだって起きている。にも関わらず、被害者のケアや補償関係に当たる専従の組織が無い様に見えるし、単に全く危機管理について考えていなかったかに見えるのである。記者会見にしてもそうだし、被害者や遺族に対してもそうだし、まるで素人がその場当たり的に対応しているのが晒し者になっている。全く、そういう経験が無かった場合なら致し方無い事だし、こう言った旅客運送事業でもしていなければ多々ある事でも無いし、多々あっては困る事なのだが、1度でも起きればとんでもないマイナス・イメージになる。だからこそ迅速に事後処理にあたり、第一には被害者や遺族のケアに努める事に力を注ぐ事も重要な案件なのだけれど、そうした面でのノウハウの蓄積が当然あって然るべきなのに、無さそうなのはどうしてなのだろうか。

事故を再度起こさない様に努める事と、事後処理のうち、こうした部分ははあまり関係なさそうに見えるのだけれど、事故が起きればボロクソ言われない様に努めて然るべき所なのだが、被害者や遺族の感情に火を付けて油を注いでいるようにも見えるし、事情もよく知らない人間をかき集めて対処しているかに見える。決して、そうした面で「誤魔化そう…」という小細工をする専従員を置けと言っているのではない。

そうしたノウハウに精通した人間を事後処理に当たらせた方が、スムーズに話も進むし、無駄なトラブルも起こさないで済む。記者会見での不穏当な発言も無かっただろうし、余計な憶測を生む事も無かったろうし、結果的に事故を起こしてしまったとしても、企業のイメージだって変わる事だってあると思う。過去の事故の反省は技術面だけでなく、こうした部分にも生かされなければ意味は無いと思うのだが、全くそうした反省は無かっただけなのだろうか?

JRだけではなく、航空会社にしても同じ事が言えるワケで、こちらは一度事故が起きると結果は最悪な物にもろに繋がってしまう。結構な数の飛行機が不幸にして落ちてしまっているワケで、そうした不幸の産物とも言える事後処理のノウハウの蓄積が、ある種サービス業としては当たり前に存在し、いざとなったら柔軟に運用されると言った感じで活かされていてもおかしくは無いと思うのだが、あまり表に出る事もなく、宣伝されるワケでも無いので具体的な事は判らない。だが、こういったノウハウが企業間で共有される事は無いにしても、標準化していても悪くない程、日本では大きな事故が数多く起きているし、その事故を経て、現在があるワケでもあるし…。電車や飛行機と言った種別に関係なく適用できる貴重なノウハウでもあると思う。企業を指導する行政側の指針とかって物もハッキリしていないのだろうかねぇ? 社長や会長なんて言う実務とかけ離れた所にいる連中はどうしようも無いにしても、現場レベルでの備え…みたいな物は無いとマズイだろうし、大きくひっくるめての「危機管理」って対策が全く無いのもおかしい話だけれどねぇ。

もう1つの不思議は、事故車両の扱いである。今朝のワイドショーでも取り上げている局もあったが、およそ人命救助とは関係ない車両まで粉砕破壊して撤去しているのである。あれって、事故や事件で言う所の証拠物件に該当するんだと思うが、3両目あたりまでは人命優先で破壊してもやむを得ないとは思うが、4両目とか関係ないと思うのに、鉄の爪で器用にはぎ取ったり、押し潰して壊していたんだよねぇ。速度超過というヒューマンエラーが大方の主因と見られてはいるものの、電車そのものに突発的な不具合が起きていなかったと考えるのも早いだろうし、そういう意味でも必要以上に壊さずに残して調べる必要は無かったのだろうか? レールは警察が押収する様だけれど、車体は要らないのかなぁ。

これまた、飛行機の事故とはえらく扱いが違っている。飛行機だと残骸を可能な限り集めて保存して、事故や事件の最終的な結果報告が終わってもなお、暫くは保存していたんじゃなかっただろうか。場合によっては「復元」に近い形で再構成して、原因の解明に使われていたかに思うんだけど、電車はどうなんだろう。御巣鷹山に落ちたジャンボ機の問題になった部分なんかは別の保存問題で揉めていた気もするんだけれど、あれだってバラバラになったのをかき集めて再構成してたしねぇ。

なんだか「うっかり…」にしてはお粗末なくらいに証拠品を捨てちゃった様な感じで、イヤらしい気がするんだけれど、本当に不要だったのかどうか、後で揉めないのかな…。そうした調査や捜査の指示ってのは誰がどう決めているのかも気になる点ではある。ちょくちょく名前の出て来る「事故調査委員会」だかってのはどうなんだろうかねぇ? 何か縦割り行政の上手い部分で美味い結果になっちゃってる感じがしなくもないんだけれどなぁ。

どちらも、今後…って部分で大きなウェートを占めて来るものだと思っているので、気になる部分なんだけれど、どちらも「ノウハウ」なんだよね。そこから新しい対策やら技術って物が生まれてくる大事な部分じゃないんだろうか。人は必ずミスを犯すのは、あれだけ大きな事故が起きているにも関わらず、オーバーランが頻発しているのを見れば判ると思う。そうしたミスを補うためのハードウェアが用意されているにも関わらず、備わっていなかったのは残念だが、そうしていなかった事については「ソフト」な部分でやはりノウハウが活かされないと、何もならない。大臣が言わなきゃ動かないって事じゃ無くて、当たり前の様に改善に動くってのも「事後処理」だろうにねぇ。

同じ様な事故は滅多に起きる物では無いが、全く起きないワケじゃない。その為の備えを何もしていない、何もしないのが今までだったのかどうか、詳しく知らないが、事故を起こさない備え、事故が起きてしまった時の備えにもっと力を注がないといけないんじゃないだろうか。企業も行政もね。

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免許更新の講習がいかがな件について。

2005-05-03 05:00:45 | 我思う、故に書くなりよ。
GWの真っ只中だから、空いていると思いきや、バカ混み…。

全てお任せコースなので、交通安全協会で書類やら写真やらを整えて貰い、歩いて1分の警察署で申請してお終いなんだけど、20人待ちだったのである。

受付時間の開始丁度に着いたにも関わらず、バカ混みとはこれいかに?

まぁ、この日のためにつるつるに仕上げた自慢の頭で写真を撮って貰い、なんだかんだで6千円程掛かった。自分で警察署まで出来上がった免許を取りに行けば5100円。面倒なので書留で送ってもらう事にしたのでこの金額。また5年後にお知らせしてくれるので、いろいろと自分でやる手間を考えたら致し方ない。それでもランク分けされて一番安い部類ではあるのだけれどね。一切合切を自分でやればもっと安く更新手続きは出来るので、そうしている人も多かった。

証明写真を撮って貰う時に、しげしげとカメラを見るワケだが、SONYのカメラなんだよねぇ。見た事無いカメラなので業務用なんだろうけれど、これがプリンターと繋がっているデジカメらしく、ポラで証明写真ってのは過去の話らしい。さも、それ様のデザインでなかなか面白そうだったけれど、型番は正面には無かったなぁ。ポラよりも早く処理されるみたいで、それほど待たずに書類まで出来上がった。後は警察署での手続きとなる。

眼鏡等…が囲い枠付きなので、簡単な視力検査をして、講習のためのビデオを途中から見て、これまた途中で呼ばれて「お疲れ様でした…」って事なので、ビデオの中身は何だかさっぱり判らぬ。片山右京が出て来て、車のスリップに対して逆ハンドルがどーのこーの…だったかに思うが、そんな講習でいいものかどうか疑問に思う。全部見たけりゃ座ってろ…的な感じすら無かったワケで、だったら最初から見なくても良い様な気もするが、そうなると長い行列が警察署の入り口のそばで出来るわけで、一時的な行列解消の「バッファ」みたいなもんかも知れない。

一応、講習はちゃんとやってますよ…的な事で無いと問題にされちゃうんだろうな。違反や事故が有効期間内にあれば、こんな形骸化した物とは別に、本当に講習らしい講習を受けないとイケナイワケで、昔は近所の市民センターだかに駆り出されてしっかりとビデオだか8mmだかを真っ暗な映画館状態で見せられた。それも、ただ見るだけでなく、質疑応答みたいな物があってなかなか緊張感の漂う物だったと記憶している。その時、判ったのは、警察官は自分の言うギャグには笑いを求める物の、受講者がギャグを言おう物なら本気で怒る物なのだと言う事だった。どっかのオッサンが冗談で返したら「あんたはそんなだから違反するんでしょ?」と、かなりマジに突っ込まれて凹んでいたっけ。

形骸化した物で「しめた…」って思うのは、こっちの都合でもありあっちの都合でもあるのだが、そんなので決して良くない現実は深刻度を増している。依然として飲酒運転は無くならないし、大きな事故もニュース記事には事欠かない。なんやかや、大きな事故が起きた時に騒いではいるものの、その裏では形骸化が進んでいる。免許さえ取れば、5年間運転していなくても「優良」にはなる。「優良」が「有料」とまでは言わないが、こうした緩慢とした緩さが何となく危険なんじゃないかと思ったりする。こう書いている自分だって、ビデオは一部しか見ていない。

それでも、何だかスッキリしないので、2冊貰った「交通の教則」と「人にやさしい安全運転」は帰りの道中、しっかりと読んでみた。「交通の教則」には「ちびまるこちゃん一家」が総出で出ているが、父・ヒロシのいかにも「胡散臭そうな顔…」が所々出て来るのはいかがなものかと思う。また、パチンコに夢中になった親の犠牲となって、車内に置き去りにされた子供が蒸し殺される事件がさんざん起きていながらも、僅か5行程度の「豆知識」でしか出て来ないのも、なんだかだと思うなぁ…。

さて、今まで使っていた免許証にボコボコと県のシンボル・マークの形に穴が開けられて、新しいのが届くまでの繋ぎとなって、全てが終了した。バカ混みの行列を見た時はどーなるものか不安ではあったが、交通安全協会のおねぇさま方のテキパキとしたお仕事のお陰で、思ったより時間は掛からなかったので、あまり「待たされた…」って印象は無い。逆に、何でいるのか存在意義の思いっきり欠如した姿を晒している「オッサン」も少しは手伝えよ! って勢いで何もしていなかったのが不思議だ。窓を開けて外に貯まった行列に「みなさん番号札が中にありますから取ってくださいね…」と、1回促したキリで事務所の奥に消えている。オッサンが混じれば4人で捌く事になるワケで、このご時世にイイ身分だな。だが、テキパキと働くおねぇさまの中に実際に混じるとなると、返って混乱を生じる結果の末の姿がそこに見て取れたって事なんだろう。

んまぁ、そんなこんなもあと5年経たないと見られないワケで、5年後には別のオッサンが同じ様な感じでいるんだと思う。次の更新が平成22年だって…。なんだかすげぇ未来の話みたいな気がするが、5年後はそんなもんかぁ…。

新しい免許が届くのに2~3週間かかるらしいので、別の理由で楽しみでもある…。

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おまけ。

2005-05-02 02:47:03 | 我思う、故に書くなりよ。
タバコを買ったら、異様に重いので良く見たらおまけが付いていた。
1つはミニライトで、なんとなく判ったが、もう一つが四角い塊で何だか判らない。

タバコのパッケージと同じデザインだと判ったので、その塊をいじくる事2分。説明書が付いているので読めば早いんだが、触ってナンボ…。切れ目があったので引っ張ったら取れた。

「おおっ!」

見慣れたフリントホイールが出て来たので、直ぐにライターと判る。しかもオイル・ライターではないか。これはちょっとうれしいぞ。

ガス・ライターがおまけに付いて来る事は多々あって、使い切るか、その前に興味を失って転がっていたりするが、オイル・ライター愛好者としては、これはちょいとウレシイ。だが、良く見るとかなり小さいし、燃料を入れて火を付けるとなると少々不安でもある。別にこれを使うまでも無く、オイル・ライターは持って歩いているワケで、どうなんだか?

早速、オイルを注入するためにバラしてみると、小さいながらもちゃんと考えて作ってある。意外にしっかりした作りなので、かなり気に入ってしまった。実際に使ってみると、予想に反して大きな火も出ずに、ちんまりと灯る。Zippoみたいに風防などないので、吹くだけで火は消える。って事は屋外では100円ライターよろしく、手で風をさえぎりながらタバコの先で「じゅぼっ…」っとやる事になる。
あー。なんだか久々にウレシイおまけ。最近のコンビニでは1カートン買ってもガスライターくれなかったり、店員に言っても「何それ…?」って顔される事も多い。中には「まだ、タバコなんか吸っていやがるのか…」って顔するのもいるので、タバコ1個にこうしたおまけが付いてくるっても珍しいし、ほとんど付いている事は少ないのである。

ちなみに、買ったタバコは「あるふぁべっと えっち さいどすらいどぼっくす」と言う物。普通のボックスのタバコとは違い、横から中身が滑り出る。向きを間違えるとタバコが下に落ちたりするが、このボックス・デザインも斬新でなかなか。お菓子のボックスにはこうしたギミックが多々あるんだけれど、タバコでは珍しいと思う。昔はこうした物もあったんだろうけれど、銘柄自体消えてしまうと一緒に消えちゃってお目に掛かる事も無くなってしまう。

つい最近、マールボロの最終国内生産が出荷され、日本製のマールボロが消えて無くなる事が記事になった。まぁ、今後は輸入となって入ってくるので、消えて無くなるワケでは無いが、どうせなら味も香りもオリジナルにしてくれって感じ。記事によれば従来と変わらない日本向けにブレンドされた仕様だそうで、生産と販売が変わるだけらしい。このタバコもキャンペーンと称するイベントの多かった銘柄なので、割と良く吸っていた。吸った数だけパッケージ送ると、オリジナルZippoライターをくれるのも有名で、抽選で当たらないともらえないのとは別に、普通にくれるものもあったりだったなぁ。

だからと言って、おまけに釣られてタバコの消費量が増えるって事もなく、あくまでもマイペースなのであまり応募も出来なかったりするので、ちゃちくないおまけが付いているとウレシイのである。

これって、やっぱりライター付きだけ持って行かれても困るから、レジの外に出してないんだろうなぁとか考えてるんだけど、ミニライトはあんまり貰ってもうれしくなかった。一見、明るそうに見えるんだけれど、光が赤く、その真ん中に「H」が浮かぶ。赤い光って事もあって、あまり明るく照らさないし、暗い中で赤い光ってのも、特殊な用途にしか使わないし。

まぁ、ネズミを飼っているので暗い中で観察するにはもってこいなんだけどね、本当は…。

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