おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

まだ多くを語るべきではない。

2005-05-12 11:29:47 | 我思う、故に書くなりよ。
イラクで邦人が拘束されている様であるが…

反政府勢力側に知られるべきでない個人の情報が普通にテレビから流れている状況で良いのだろうか?
えせジャーナリストが人質になったのとはワケが違い、こうなった状況を彼自身が一番判っているだろうし、どうすべきか判断できるだけの経験を積んでいる事は間違い無いと思う。とやかく言うのは大変失礼だと思うが、彼はまだ生死がハッキリと確認されたワケでは無い。

そうした状況の中で、知られなくても良い情報が平然と流れている事に疑問を感じる。元特殊部隊だの、元傭兵だのってのがテレビでベラベラしゃべっているが、そうした不用意な発言が遠い彼の地で彼の生きながらえるチャンスを失う事に繋がると考えもせずにやっている事だとしたら、そいつらは「プロだった…」では無く、単なる素人と同じである。

また、どことも知れない戦場で現実に「プロ」として戦っている方々に失礼な行為でもある。リタイアしたのなら、語るのは自分の事だけにしてもらいたい。それがルールでもあったはずだ。写真1枚であっても、生死に直結しかねない所に彼らは現実にいる。

興味本位で報道されている事も、判らなくは無い。丸腰で警備員が務まる日本では、民間軍事組織や傭兵と言った職業は特殊な職業の最たるものだろうが、1歩日本を出れば当たり前の世界でもある。そうした世界にも、日本人がいても、何らおかしくは無い。

願わくば、彼には生きて頂きたい。最大の敬意をもって、頑張って頂きたい。そう思うんである。

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