アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

子どもは、空から親を見て生まれてくる!

2011年11月10日 | Weblog
 小学6年生のシンガー・ソングライター、「水谷ゆう」ちゃん。デビュー曲は「いっぱい大好き」。歌詞の冒頭から、ひきこまれました。

 「生まれる前 ママを空からずっと見てたよ 優しそうだなって ずっと見てたよ だから私は ママをえらんだよ…」

 子どもが親へ向かって、「誰が産んでくれって頼んだ!」と迫る・・・。この歌は、その全く逆の歌。水谷ゆうちゃんが、母親への誕生日ブレゼントとしてこの歌を贈ったという。

 「どこからあたしは来たの?」と母親にしか分からない言葉でたずねる赤ちゃんに母は答える。「お前はわたしの胸のひそかな願いとしてそこに隠れていたの、いとし子よ。お前はわたしの幼い日の遊びのお人形の中にいたの…お前は世界のいのちの河に浮かんでおりて来て、最後にわたしの胸におり立ったのですよ…」 これは、タゴールの詩の一節です。さすがのタゴールも、水谷ゆうちゃんに負けましたね。発想は似ていなくもないが、タゴールは「赤ちゃんの意思」が強調されていない。

 「子どもが、空から親を物色して、親を選んで生まれてくる」
 70億人目の赤ちゃんが誕生したわけですが、空も大混雑していることでしょう。

 水谷ゆうちゃんの好きな男性は、「お金持ち」。うーん…やっぱりそうか!
 タゴールは、インドの名門の生まれ。お金持ちなってもんじゃない。
 インドは、2026年には、中国を抜いて世界一人口が多い国となる。タゴールが、水谷ゆうちゃんに負けまいとして残した言葉(そんなわけないか)は、「すべての赤ちゃんは、神が人間に絶望していないというメッセージを携えて生まれてくる」。
 赤ちゃんは、希望です。私どもの2人目の孫が今月末に生まれます。空を見上げたら、目が合った赤ちゃんがいたけど、きっと彼が私どもの孫でしょう。

普通の封書で米国にドルを送るのは…スリリングかな?

2011年11月09日 | Weblog
アメリカ在住の知人(80歳代の女性)が生活苦で困っておられる。老女の子供達は、「無職」やら「収入不安定」やら…。頼みの綱だった長男も倒れた。長男が職場復帰するまで3か月かかる。その間収入がない。長男から、少しだけ生活支援をしてもらっていたが、それも途絶えている。
 80歳過ぎているなら、アメリカだって年金がもらえるだろうって?もちろんです。しかし、その年金は、無職の子への仕送りで消えてしまう。子供といっても、40歳代なかば~50歳代後半。殆どお金がない老女は、時給9ドルの仕事を、1か月20時間だけしても良いという許可を(カルフォルニア州政府から)もらって働いている。月に180ドルは、貴重な収入。

 老女は、金持ちである日本在住の元夫に、何度か手紙を出したという。しかし、返事は、「なしのつぶて」。日本にいる弟からも送金してもらっているが、その弟も高齢で、姉に仕送りなどできない。
 老女は、とうとう私に借金の申込をしてきました。手紙を出そうにも、切手を買うお金にすら不自由していることなどが、めんめんとつづられておりました。

 私は、お金の貸し借りはしたくありません。生活苦であることは、いやというほど分かる。私がお金を送らなければ自殺するかも知れない。自殺すると、年金がいただけなくなるから、無職の子へ送金できない。そうなると、その子も自殺するかも知れない。毎日少しのパンと水で、いつまで暮らしていけるのか。

 お金を貸さないことにはしましたが、無視もできない。そこで、「陣中見舞い」と称して、少々の金子(「かねこ」ではありません。「きんす」と読んでください)を送ることにしました。
 老女の銀行口座番号を知らない(銀行口座などないかも)。PayPal (インターネット上での送金サービス)も当然できないでしょう。書留航空便(EMS )か、国際郵便での為替送金しかない。しかし、我が人口4万4千人の田舎の郵便局は、海外への郵便物について何度も間違えた実績がある。窓口の女性が手を上げてしまって、奥の偉そうなオジサンがでてきて書類を沢山書かされたこともありました(その時は、それらの書類など不要だった。つまり徒労)。またクリスマスシーズンが来ますが、20数世帯への海外へのプレゼント送付がスムーズに行くかどうか今から気掛かり。そんな状況ですから、EMSも為替送金もうまく送れるはずがない。
 そこで、日本国内ではありますが、姉・妹が普通の手紙で現金を送ってくれることが脳裏をよぎった。
 「やってみるか…」
 タンスから300ドル出して、小風呂敷に包んで手紙と一緒に封入。どうしてタンスにUSドルがあるんだって?円高なので旅行用に多めに両替しておいたのです。

 待つこと2週間。「陣中見舞い頂戴いたしました」という手紙が。普通郵便の300ドルが、無事届いたわけで良かったです。
 私が危惧していたのは、金属探知機や、麻薬探知にはひっかからないでしょうが、「お札探知機」のような機械にかけられたら法律違反で没収されるだろうなあということでした。当然、「郵送での輸入禁止(制限)物品」でしょうから。
 どうやら杞憂に終わりました。多少ふくらんだ封筒でも、危険そうでなければ中身など確認しない…入国は、全指紋と掌紋を採るほど厳しくなっているのに、郵便のほうは、良き時代のアメリカを保っている。それでこそアメリカ。

普通の封書に現金を入れるのは慎みます

2011年11月08日 | Weblog
お盆や、両親の命日には遠く離れている姉や妹が、「花でも飾って」と、お金を送ってくれる。気持ちだけでも十分ありがたい。結構な大金が入っていたりなどするものだから、申し訳ない気もする。母の場合など、介護しながら最期まで面倒を見たのは我が家人なので、姉・妹としてはせめてものお礼のつもりなのかも知れない。

 それで、命日には墓前に花を飾ろうという話ではなく、送金の仕方なのですが…なんと、普通の封筒でお金が送られてれてくる。現金封筒だと送料に保証がプラスされるのでお金がかかる。だから、普通の封筒で…というわけでもないらしく、「郵便局が遠くて面倒」と、いうのが本当のところらしい。

 郵便法の第17条に、「現金又は郵便約款の定める貴金属、宝石その他の貴重品を郵便物として差し出すときは、書留の郵便物としなければならない」と定められている。つまり、「紛失しても知らないよ」ではなく、現金を普通の郵便物で郵送することは「違法」だということ。

 違法ということは、犯した場合どんな刑罰に処されるのか?実は、私も封筒に現金を入れて郵便局に見つかってしまったことがありました。その時は、警察へ突き出されずに済みました。局員と顔見知りだったのが幸いしたと思います。
 顔見知りでない場合は、「指定された郵便局の窓口まで、印鑑と身分証明書を持参して出向き、罰金を支払ってくだんの封筒を受け取る」というのが正規のコース。ただ、殆どの場合は、「送付できません」と付箋つきで返送されるようです。逮捕されたケースはないみたい…。

 郵便法の理念として、「普通の郵便物で現金を送ると、社会的損失を招くことになる」というものがある。
 普通の封書に現金を入れて、事故があっても損をするのは差出人だけじゃないのか?社会的損失ってのはオーバーじゃないか?!
 普通の郵便物で現金が送られることが一般化すると、それを狙ったアパートなどの集合の郵便受けから手紙の抜き取りが横行する…。「日本は、そうゆうドロボウがいる国なんだよ」と、郵便局会社は考えている…法制化されているわけだから、国会がそのように判断している。弱者から平気でお金を騙し盗る輩がいる国ですから…。郵便受けから、手紙を抜き盗るなんて鼻毛を抜くほど簡単なこと。
 今後、普通の封書に現金を入れるのは慎みます。ただ、私の姉・妹は…社会的損失については、何の根拠もなく、「大丈夫、大丈夫!」と、言うでしょうから…きっと、またやりますね。

ピロリ菌マイナスなら胃ガンにならない

2011年11月07日 | Weblog
 ピロリ菌シリース、長引くかと思ったら意外な展開で今日で完結です。
 ピロリ菌の顕微鏡写真は、新聞・テレビでよく出てきますから目にされた方も多いと思います。正式な名称が、「ヘリコバクター・ピロリ」。「空を飛ぶのか?」というボケは…使いません。が、実はヘリコプターなのです。ヘリコバクター・ピロリは、4~8本のしっぽをもた螺旋状をした細菌。しっぽをヘリコプターのように回転させて移動するのだと。その様子から、ヘリコバクター・ピロリという名前が付いた。これホント!

 どうして私がピロリ菌の検査をしようと思い立ったかは(これまでに書いたものと重複しますが)胃ガンのリスクを減らしたいと考えたからです。
 「ピロリ菌陽性の場合、年間0.4%の確率で胃ガンになる」とされています。 具体的には…ピロリ菌陽性だが胃ガンになっていない人がおります。この人が、あと30年生きるとします。この人が胃ガンになる確率は、「30年×0.4=12」、つまり、12%と予測できます。

 ピロリ菌がなければ胃ガンにならないのか?これは、「YES!」。胃ガンの患者でピロリ菌陰性の人は、「非常に稀(1%)」。
 日本では年齢とともにこの細菌を持っている人が増えていき、40歳以上では約70%の感染率。全国民の約半数が感染しているとされています。

 ピロリ菌陽性の母親が、一度口に入れた食べ物を子供(離乳が始まった赤ちゃんなど)に与えると感染します。猫や犬の便中にピロリ菌が認められていますから、ペットの犬や猫に舐められたりしてピロリ菌に感染することも多いようです。我が家では、ペットを飼っていないのでその点では安心。赤ちゃんがいる場合ペットは…できれば飼わないことが望ましい。

 胃の中は非常に酸性が強く、細菌が生きていけるような環境ではありません。しかし、ピロリ菌は「生きる力」を身につけており強酸性の中をヘリコプターのように動き回っている。おっと、感心してる場合じゃない。

 さて、「最も精度の高い診断法」である、尿素呼気試験法で私がピロリ菌を飼っているか否かは、「グレイゾーン」と出た。本来なら、そこで、「はい、マイナスでした」で終わるところなのに、親切なお医者さんは、精度がそれほど高くない診断法(?)の、「抗体法」で再度検査するという。
 人間はピロリ菌に感染すると、抵抗力として菌に対する抗体をつくる。血液中(尿の中にもあるらしい)にその抗体があるかないかを調べるのだと。

 そんなわけで、「抗体法」での結果を聞きに行きました。
 結果は…な、な、なんと、「マイナス」!お医者さんは、残念そう…じゃなくて無表情で伝えてくれました。良かったーぁ!
 それにしても、犬猫は飼っていませんでしたが、ピロリ菌に関して劣悪な環境下で育ってきたのに、「マイナス!」。40歳以上の70%が感染しているピロリ菌に感染していなかった!快挙です。これで、胃ガンのリスクは、あと20年生きるとしまして、8%だったかも知れなかったものが、1%にまで減りました。医学的常識では、「胃ガンにならない」と、言いきってもいいかも知れません。

 尿素呼気試験法は、痛くも痒くもない検査です。是非受けて、ピロリ菌陽性なら即座に退治しましょう。
 なお、私は、日本ヘリコバクター学会から1円もいただいておりません。

放射性物質の除染で出る汚染廃棄物…みんなが引き受けたくない…

2011年11月06日 | Weblog
タイが大変だ。タイのことわざに、「水がひけばアリが魚を食べ、洪水の時は魚がアリを食べる」というのがある。今は、魚がアリを食い放題ということか。そういう意味じゃないですね。「世の中は、攻守ところが変わることがある」ということですね。

 カダフィなんかは、その典型かも知れません。食料に事欠く逃亡の末、排水溝トンネルで捕らえられ、命乞い虚しく射殺された。カダフィに弾圧された死者は、3万人とも、それ以上とも言われています。早い話が、何人殺したかなんて本人でも分からない。人殺しではなく、ネズミ殺しですから。
 ことわざにすると、「独裁者はネズミを殺す。ネズミは数を増すと独裁者を殺す」。

 同じくタイのことわざに、「水がひいて木株が現れる」というのがある。洪水の水がひいていくにつれ、水中に隠れていたものが次々と現れる。つまり、事件が治まるにつれ、悪事が露見するということ。

 カダフィを最後まで警護していたとみられるのが、女性ばかりで構成する「カダフィ・ガールズ」だったんだと!彼女らからは、「カダフィらに性的暴行を受けた」との証言もある。こ、これって、金正日の「喜び隊」と同じじゃないか!しかし、独裁者って、やることが同じ。この、「カダフィ・ガールズ」は、「水がひいて木株が現れた」ですね。

 木株が全然現れない…。まだ水がひいてないからしょうがないだろうって?水はひいていないが、とっくに木株を探さなければならない状況になっています。 何の話かって?放射性物質の除染で出る汚染廃棄物の、仮置き場、中間貯蔵場所、最終処分場の問題です。
2012年度中を目指す中間貯蔵施設の場所の選定が困難。当たり前だ。30年間も貯蔵されるわけで、誰が好き好んで、「オラの畑に貯蔵しなされ」といいますか!?普天間基地問題とも似ています。まして、最終処分場に立候補する地方公共団体がいるとは思えない。仮置き場はどうなんだって?仮置き場は3年だから、「痛みを分かち合う」という考えの地方公共団体は受け入れるかも知れません。もちろん、イヤイヤながらでしょうけど。

 タイの洪水もマクロ経済にすでに影響を与えていますが…他国のことを案じるのも大切です。しかし、まず自国の重要課題の解決が優先。それにしても、「除染作業が20年以上続く」。貯蔵施設は…永久に。

減反政策と所得保障の撤廃だべさ

2011年11月05日 | Weblog
 TPPについては、我が家でも賛否両論。国会は9時に始まるが、我が家のTPP議論は、7時の朝食時から開始される。国会より2時間も早く始まるが、政府からの手当てはない。
 家人は、TPP反対。私は、遅かれ早かれTPPに入らなければ日本の景気浮揚は望めないという考え。

 家人がTPPへの加入に反対である理由は、「農業が壊滅する」という…反対派の主張そのまんま。
 この農業、一口に農業といっても、コメ・軟弱野菜・果実・茶葉・酪農から…。酪農だって、乳牛・食肉・育成…。そもそも、「農業」と、ひとくくりになどできない。ま、それでは話が始まらないので、「農業」と、しておきましょう。

 日本における農業…コメ農家を中心に考えると…保護が、それはそれは手厚いですよ。それなのに実態はどうなってますか?衰退の一途でしょう!ウルグアイラウンド交渉の結果、6兆円使ったんですよ!コメの関税は、「778%」ですよ!これって…普通でしょうか?それでも、耕地面積が減り続け、耕作放棄の土地も。「減反政策で所得補償」ですから、減って当然かもしれませんがね。それも、ちょっとやそっとの減り方ではない。およそ、2万平方キロメートル!つまり、四国4県を合わせた面積よりも広いのです。
 「食糧自給率を上げよう!減反しなさい。お金をあげるから!」…これって…?

 もっと言うと、農業生産額は、GDPの1.5%、就業者人口は3%。3%ですよ!しかも、そのうち、65歳以上が6割以上を占める。10年たったらどうなってますか?友人のコメ農家の兼弘さん(通称:カネ)も、64歳で後継者なし。耕地面積は20町歩を超えています。…町歩でなくて、平米で言えって?そんな難しいこと分かるはずないでしょう!私は、珠算6級なんだから!カネは、多分、ソロバンを持っていないだろうし。
 TPPに関係なく日本の農業は壊滅しますよ。10年ももたないかも知れません。もっとも、「このままでは」という但し書き付きですがね。

 日本の農業を壊滅させない方法ってあるのか?
 まず、TPPに加入する。同時に、減反政策と所得保障を撤廃する。…「そ、それなら農業壊滅に拍車をかけるだけだろう!」って?
 コメ農家さんには、四国の面積以上である「耕作放棄の土地や、休耕田」を復活させて、コメを沢山作っていただく。そして、輸出するのです。売れます。間違いなく売れます。TPPに入っていない中国、その中国における日本のコメの売れ行きの凄さ!中国や東南アジアのコメの何倍も高価な日本のコメがなぜ売れるか?「おいしい」からです。
 これだけ売れるコメが、TPP加入で安くなるとなれば、品切れ続出の売れ行きとなります。コメが日本の輸出産業の主力になります。
 国内の食糧自給率はどうなるんだって?日本の農業を輸出産業にできれば、日本の食料自給率は高くなります。平時であれば、自給率など関係ありません。食糧危機で外国から農産品が入ってこなくなったときが問題。その時は、輸出していた分を国内で消費すればよい。

 減反政策と所得保障の撤廃…頑なな家人を納得させることはできないでしょうけどね。何としてもTPP加入に反対の家人としては、「補償制度はどうする?」と二の矢を放ってくるでしょう。カネは納得するかって?カネは、この頃理屈っぽいから…どう出るか?カネは、20町歩以上もの農地を放棄したいと言っている。貰おうかなぁ?貰ったところでどうしようもないなあ。

真実も多い、偽書「竹内文書」

2011年11月04日 | Weblog
 竹内文書は、「偽書」とされておりますが、「史実だろう」と、思われる記述も多数あります。その部分は、新しく書き加えたものかも知れませんがね。そういう意味では正真正銘の偽書か…!?
 「モーゼの十戒のモーゼも日本へ来たことがある。モーゼの墓は、石川県の宝達志水町に存在している」との記述もある。事実、宝達志水町には「モーゼの墓(戦後GHQが調査しました。調査結果は曖昧のまま。違うなら、違うと発表すればいいだけなのに…?)」があります。宝達志水町には、「伝説の森モーゼパーク」と、名づけられた保養・休憩施設があります。竹内文書を見て宝達志水町が、「モーゼの墓」をでっち上げたわけではないでしょう。その前から何かがあったのです。

 私が読んだ本で不思議だったのは、青森県新郷村の「キリスト終焉の地説」。その時は、竹内文書にも書いてあるとは知りませんでした。キリストが青森で亡くなった…それはないと思います。しかし、説明できないのは、現地に、「子どもを初めて野外に出すときに墨で額に十字を書く風習」があるということ。これってなんですか?また、イスラエルの国旗の中心にある「ダビデの星」の家紋や、ダビデの星が掘られた墓石もある。少なくても、ユダヤ教徒かキリスト教徒が東北へ来て根付いていた時期があったということではないのか?

 もう一つ書いておきたいことがあります。
 「竹内文書」に、天皇は「天の浮舟」(あめのうきふね」に乗り、全世界を飛行したと…これって、UFOじゃないですか?UFOの国際空港は、石川県羽咋市にあった…らしい。と、いうことは、羽咋市から天の浮舟に乗って、ペルーのナスカへ行き、サルカニ合戦を伝えたり、五色人を伝えたりできたわけだ!グローバリーですぅ。ナスカの地上絵の説明もつきます。「天皇のUFOが着陸する目印」なるほど!

時代も、史実も、空想も、創作も闇鍋状態で収拾がつかなくなってしまいました。サルカニ合戦のルーツにまつわる新発見がありましたらまた書きます。
 UFOを使えば、いろいろなものが解決できるのですが…それは禁じ手ですよね。

 なお、リマの天野博物館には、男性用の下着…平たく言うと「ふんどし」があリマしたが…インカ帝国では、みなさん「ふんどし」を愛用しておられた。これは竹内文書にはありませんが事実です。
 ふんどしもUFOで日本からインカへもたらされたのでしょうか?それとも、UFOの日本人操縦士の忘れ物?

サルカニ合戦も五色人もインカに残されている

2011年11月03日 | Weblog
 サルカニ合戦のルーツを探るについて、ペルーを再訪するのは大変なため、悶悶とした日々を過ごしておりました。そんなとき、「天野博物館友の会 第12号会報2008年8月発行」に、「サルカニ合戦のこと」と題した、天野博物館友の会会員の小林芳充様の文章を発見。「これだ!これでなにかが分かるぞ!」と狂喜しました。

 天野博物館友の会様にも、小林芳充様にも許可をいただいておりませんので、文章を載せることはできません。しかし、BUT!大雑把なあらすじなら問題ないかと…。
 
 ・・・そのうち先生(天野芳太郎氏:天野博物館を作られた方)が持ち出されたのが深い皿の如きもので、「この図柄が何であるか分かりますか」と尋ねられ、一瞬マサカと思いましたが…「これは日本のサルカニ合戦ではないでしようか」と申し上げたところ、「良く分かりましたね!」と仰有られました。
 併し私としては何で日本の偶話のオトギ話がかくの如く画かれていて、アンデス・インカの遺物として出土したのか、余りにも意外のことでしたのでお伺いした処、一緒に居られた方のお話しとの都合もありましたので…

 残念。小林芳充さんは、他の来訪者に気を遣ったため、天野芳太郎先生になぜインカの遺物にサルカニ合戦が描かれているかを聞きそびれた…。ガックリデス。 その続きがありまして…

 ・・・更にもう一つの矢張り深皿(把手のついている他の壷のものと違うように記憶に残っていますが)を見せられましたが之には更に驚かされました。その訳こそはその皿絵こそは、竹内古文書にある世界の五色の五大民族のそのものの図柄そのものであったことでした・・・

 天野博物館には、竹内古文書(竹内文書)の「五色人(いついろひと)」を描いた絵皿も陳列されていたのかぁ!私は、「サルカニ合戦」にすっかり気をとられて、「五色人」の絵皿には全く気がつきませんでした。リマまで行って、その場にあった「五色人」を見ずに帰ってくるとは…。目の前に落ちている1億円に気づかずに通り過ぎるのと同じ…情けない。

 五色人は…世界中を見て有るこことなどできなかった時代に、世界には五色の人種がいるとした。黄人(きびと)は、日本人をはじめとする黄色人種。赤人(あかびと)は、ネイティブアメリカン。青人(あおびと)は、肌が青白い人種(現在は、もういない人種)。黒人(くろびと)は、インドの原住民族やアフリカ人等。白人(しろびと)は、その名の通り白人。
 竹内文書の五色人…中心民族は、「黄人だった」という。天野博物館の絵皿にもそのことが描かれている。
 「…その中心的な民族こそ、黄色人種の日本人と明らかに判る人物像であり、赤人、青人、黒人、黄人、白人と判別出来るものでした」と、小林さん。
 うーん!文化の日にふさわしい文章になりました。諸兄・諸姉は、今日一日、「竹内文書」に取り組んでください。おもしろいです。熊沢天皇も出てきますし…。

ピロリ菌 検査結果はグレーゾーン…?!

2011年11月02日 | Weblog
 またピロリ菌シリーズの続きで申し訳ないのですが…
 ピロリ菌の検査をお願いしたのに、胃カメラ、内臓のエコーという手厚い検査までしていただいたということはすでに書きました。(もっとも、それにはそれなりの理由があるようで…)

 ピロリ菌検査は、「尿素呼気試験法」でした。診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断する。痛くも痒くもない方法。これが、「最も精度の高い診断法」だという。
 そして1週間後、検査結果を聞きに行きました。医師は…
 「グレーゾーンですね」と。
 「グ、グレイですか?函館出身ですね」
 「そのグレイじゃなくてね。吐いた息の炭酸ガスの量でピロリ菌の有無を調べたのですが、2.5以上だと、ピロリ菌プラス。2.5未満だとマイナス。あなたは、1.1でした。つまりマイナスです」
 「(喜色満面で)あ、ありがとうございます!」
 「いやいや、1.1は、グレイゾーンなんです。ピロリ菌がプラスの可能性も否定できない。1.1という数字が出ているんですから」

 吐いた息からの炭酸ガスの量など、炭酸飲料を飲んだら50ぐらい出てくるんじゃないの?1.1なんて、無に等しいでしょう!
 このように言いたかったが、なにしろ相手は、日本ヘリコバクター学会会員です。空を飛べるのかって?そ、それはヘリコプター!
 その、ヘリコプターが言うには…

 「別の検査をしましょう。人はピロリ菌に感染すると、抵抗力として菌に対する抗体をつくります。血液中(尿の中にもあるらしい)に存在するこの抗体の有無を調べます」
 あれあれ、尿素呼気試験法は、「最も精度の高い診断法」だったはずなのに…今度は、「抗体法」を試みるという。
 このままだと、次は、「○○法」その次は、「××法」と永遠に続くのではなかろうか?そのうち本当にピロリ菌に感染するかも。
 それにしてもですよ、日本人の50%が感染しているというピロリ菌。子供時代に、井戸水を飲み、遠足では川の水を飲みました。そんな私ですから、完全にピロリ菌ブラックを覚悟していたのに、グレイ。意外でした。抗体法でなんと出るか…。
 ピロリ菌シリーズ、いましばらく間欠的に続きそう…。

サルカニ合戦 ルーツはどこなんだぁー!

2011年11月01日 | Weblog
1年前、ペルーのリマにある、「天野博物館」で、サルがカニのおにぎりを持って逃げている様子が描かれている絵皿を見ました。撮影禁止でガイド付きなので、写真を撮ることができなかったのが心残りでした。
 「まさか!」と、思いました。ガイドの、日本人と思われる長身の女性はこともなげに、「サルカニ合戦です」と。
 サルカニ合戦は、日本の昔話で因果応報をテーマにしたものと思い込んでおりましたので、それはそれはびっくりしました。

 なぜインカ帝国に「サルカニ合戦が?」。「サルカニ合戦」のルーツは、インカ帝国だったのだろうか?それとも、日本人とインカ人の源流が同じだったのだろうか?
 この1年、物知りと思われる人に話を向けてきましたが、みなさん取り合ってくださらない。私は、「素っ頓狂なことを言って人を煙に巻くわけの分からない奴」と、思われている様子。まあ、それは日頃の行いからいたしかたないことか?
 図書館で調べてはみたのですが、インカ帝国とサルカニ合戦を結ぶものは…見つけられませんでした。田舎の図書館じゃあそんな気の利いた本などないか…。
 しかし、田舎の図書館でもサルカニ合戦は、「日本特有の昔話ではない」ということは分かりました。日本国内でも地域によって結構違いがある。

 一般的と思われるサルカニ合戦(私が子供のころ聞かされていた話を一般的としますと)のあらすじは…。
 カニはサルにおにぎり強奪され、代わりに柿の種をもらった。カニは、柿の種を脅しながら育てます。「早く芽を出せ柿の種。出さぬとはさみでちょんぎるぞ」脅しですよ!柿はちょん切られてはかなわないので猛スピードで成長し、見事な実をつけました。ところが、その柿の実もサルに食べられ、さらに固いカキをぶつけられ、死んでしまいます。これまでが前半。これって、「白雪姫」と似てませんか?あっさり、死んでしまう(殺してしまう)。
 後半は、死んだカニの子どもたちが活躍。子ガニたちは、「仇討ち」を企てます。「クリ(栗)、ハチ(蜂)、ウス(臼)」が助っ人になります。
 サルの留守中に、家に忍び込みサルの帰りを待っていた。サルが帰って来たところで、クリが囲炉裏から「はじけて」サルにヒット。あわてるサルを、ハチが刺す。刺された手を冷やそうと水瓶へ手を突っ込むと、待ちかまえていた子ガニがチョッキンチョッキンと攻撃。最後にウスが高所から落下するボデイアタック。こうして仇討ち成立。めでたしめでたし。白雪姫も後半めでたしめでたし…。

 地方によって、助っ人が様々となっています。「針」「キネ(杵)」「牛のくそ」「蛇」「包丁」「荒布」…つまり、基本になる話が伝わって、登場するものはそれぞれの地方に合ったものが使われるようになった…。
 サルカニ合戦に類似した話は、中国、モンゴル、韓国にもある。ますます、ルーツがどこなのか知りたくなります。アイヌの文化にも、サルカニ合戦に類似した話があります。江戸から蝦夷地のアイヌに伝わったとは考えにくい。偶然、類似した話が作られたとも考えにくい。と、いうことは…どこかから伝えられた…?大陸から?南米から?

 白雪姫と似ていますが、「ブレーメンの音楽隊」とも似ています。特に後半部の創意工夫でドロボウを追い払うところなどは、酷似ともいえるのではないか?…つまり、サルカニ合戦と一連のグリム童話は、ルーツが同じと考えてもよいのでは?グリム童話は、娘を殺して喰ったり…総じて簡単に殺します。しかし、ハッピーエンドへもっていく。「わらと炭とそら豆」は、「由来譚(ゆらいたん)」で、「ものごとの始まりを示す話(そら豆に黒い縫い目がついた由来)」ですが、サルカニ合戦と共通する臭いがします。また、「ライオンと蛙」も、「サルとカニ」と同じような素材…。実に似ています。

 日本、中国、モンゴル、韓国…アジアにあり、グリム童話に見られるようにヨーロッパにあり、天野博物館に証拠が所蔵されているように南米にある。
 サルカニ合戦は、世界中に広まっているお話しであることは分かった。ルーツはどこなんでしょうか?