アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

普通のオジサンならすこぶるおもしろいベルルちゃん

2011年11月12日 | Weblog
 「いい加減しろ!お前たちのツケの影響を日本の片田舎の年金受給者までもが払うんだぞ!」誰に言っているのかって?もちろん、ギリシャ、イタリア、スペイン…に対してです。腹が立つけどどうしようもない。

 イタリアはもう10年以上も前からGDPが全く増えていない。「イタリアは終わったな」と思っていたら、意外にも延命し、この度ようやく、国際通貨基金(IMF)監視下に置かれた。

 イタリア国民が、よくもまあベルルスコーニを首相に据えていたものだと感心しておりました。日本なら、とっくに辞めていた…。なにしろ日本は、「放射能をうつした」というような意味の動作をしただけで、9日間で大臣を辞めなければならない国。ベルルスコーニの失言なら、何十回も辞めなければならない。
 ようやくの辞任で、今になって「ベルルスコーニはイタリアの恥」などと言っているが、3年半も「植毛と不倫」しかしない人を首相にしておいたわけで、ギリシャ国民と全く同じに思えます。

 ベルルチャンの失言ランキングぅ…
 第6位 キンタマ野郎がこんなにいるなんて考えられない!・・・これは、対立候補の支持者に対しての言葉。私の疑問は、対立候補の支持者に女性はいなかったのか?です。
 第5位 毛沢東時代、中国人は赤ん坊を茹でて、肥料にしていた・・・国辱ですが、ベルル本人は、「発言は撤回しない」と、強気のまま…!
 第4位 (ベルトラーゾ長官の疑惑について質問した薄毛の記者に対して。この記者は、ベルル首相に「辞任しろ」と叫び、ラルッサ国防相に「ファシスト野郎」と叫んだり…なかなか過激)「おまえがなぜそんな風に振る舞うかわかるぞ。毎朝髪をとかすとき、自分の姿を鏡で見ないといけないんだからな」・・・日本には、「目クソ、鼻クソを笑う」ということわざがある。イタリアにはないらしい。ベルルスコーニ自身植毛でごまかしてはいるが、極度の薄毛。早い話がハゲ。私も最近育毛剤を高価なものに変えたが効果が…。
 第3位 オバマ氏は若く、格好が良く、日焼けしている・・・これは、人種差別発言です。批判に懲りて、もうそのような発言をしないだろうと思っていました。ところが、その少しあと、「ミシェル(オバマ夫人)も日焼けしている」と。白人がどれだけ偉いんだ!
 第2位 私はオバマ大統領より青白い。長い間、日光浴をしていないからだ・・・こうゆうことを平気で言う。完全に黒人を卑下している。
 第1位 もし結婚していなかったら、カルファーニャとすぐに結婚したかった・・・ベルルスコーニ首相との不倫関係が噂されていた元ヌードモデルのマーラ・カルファーニャ機会均等相(33)に対しての発言。その後のことは皆さん御存知の通り、ベロニカ夫人が怒り狂って、全国紙で謝罪するように求めた。ベルルスコーニ首相は全国紙で謝罪した…。

 こういう人を首相にしておいたので、財政破綻寸前。
 なお、 鳩山元首相の資産は、16億3680万円。ベルルスコーニ首相の資産は、28億円です。辞任しても、暮らしの心配は…ないでしょうねえ。