アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

赤ちゃんが新聞を?「赤ちゃん新聞」…

2011年11月19日 | Weblog
 「アカチャンホン○」という、ベビー、マタニティ、チャイルド用品の店へ行ってきました。「変なオジサンに間違われなかったか?」って?(コラコラ)私の場合、見るからに品がいいので(自分で言うなってかぁ)、不審者には間違われませんでしたよ。

 そこには非日常がありました。
 まず、赤ちゃんの洋服って高いです。私の服より高い。どういうことじゃ?
 なんでもかんでも種類が豊富。ベビーおふろグッズ、ベビー石けん&シャンプー、ベビータオル&ガーゼ、ベビー洗剤&洗濯用品、ベビーめんぼう、ベビースキンケア、ベビーツメキリ&ヘアケア、ベビー衛生用品、ベビーはみがき…。いちいち挙げていたら4~5日間書き続けなければなりません。

 乳首がハイテク化…新生児は小さい穴。それは昔から同じだが、くわえる角度や強さで、ミルクの流量をコントロールできるものが!唖然!「赤ちゃんが気持ちよく上手に飲めるように」…赤ちゃんの身になって考えている…「赤ちゃんの身?」批判ではないですが、「赤ちゃんの身」に誰がなれるんだぁ?

 おもちゃも豊富です。「赤ちゃん新聞」というおもちゃがありました。本物の新聞のような…最近は、新聞を読む赤ちゃんも多いのか?実は、読むのではなく触る新聞でした。触ると、買い物袋(プラスティクバッグ)を揉むような、「ガサガサ」という音が。もうお分かりですね。胎児時代の赤ちゃんが、体内で10か月間聞き続けていた音と、買い物袋を揉む音が酷似しているのだそう。事実私は、これまでに何人もの泣いている赤ちゃんを、買い物袋を揉んで黙らせました。間違えました。機嫌をなおしていただきました。

 絵本コーナーには、日本の昔話から世界の昔話までこれまた豊富。真っ先に、「サルカニ合戦」をチェックしました。なぜかって?今月初めにも書いたのですが、サルカニ合戦は、日本だけの昔話ではなく、世界中に広まっているお話。  日本、中国、モンゴル、韓国…グリム童話に見られるようにヨーロッパにある。天野博物館に証拠が所蔵されているように南米にもある。
 そんなわけで、今の日本のサルカニ合戦はどんなストーリーになっているのかなと思ったわけです。
 青い柿をぶっつけられた親カニは、死んでしまう…これが、私が幼少時のストーリーでした。今は、「親カニはケガをしてしまいました」。いいと思います。赤ちゃんに話して聴かせるのに、「死んでしまいました」は、良くない。
 赤ちゃんは希望ですから。