・・・ナイフを自分流に、本を参考にして、作っている。
新しいナイフを作るたびに新しい技術を習得するのが楽しい。
今回のチャレンジの一つは材料の鋼板から、形を切り出し、そして、刃を削りだすときに、如何にきれいに刃の形を削りだすかと云う事で工夫した。
本などを読むと、やられている方法は、ナイフの材料の柄になる部分に、保持するためのタップでねじ穴を削りだし、ねじ穴を使って治具で保持し、グラインダーで削るようである。
しかし、今回、私が使うハイス鋼は加工ができる硬さには、簡単にナマセないし、たとえ、なましたとしてもHC35程度までしかなませないので、専門の加工屋さん以外は加工できない硬さで、私の持っている工具ではタップ穴加工が難しい。
そこで今回は1/10の角度をつけて、ナイフの板を簡易チャックで固定し、ベルトグラインダーで研削して削った。
研削の作業は手作業ではあるがナイフ素材をしっかりと固定できることはできる。
刃の角度は、簡易チャックと固定台の間に挟み込む板厚を調節して、望む角度をつける。
上の写真が一回目の研削で加工した結果です。
角度がうまくつき、刃の形状も刃先と平行にきれいな形で、刃をつけて、研削できた。
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