・・・厚生労働省の発表によると、現在の100歳以上の高齢者は、過去最多の65千人以上居られたとのことです。 しかし、わずか50年ほど前は、100歳以上の高齢者は153人しかいなかったと云う事です。
こういうデーターを知ると、記録が残っている、もっとも昔の奈良時代は、1300年も前ですが、古代日本の高齢者は何人くらいいたのか、興味があります。
奈良の正倉院には、古代の戸籍や帳簿が残っていて、そこには、天皇の慶事などの時に、特別に高齢者などに、特別に米が支給されたと云う記録が残っていて、そこから、場所的には、限られているが、ある地域の高齢者の人数が記録されている。
それによると、現在の大阪府南西部地方には80歳から89歳までの人が101人、90歳から、99歳までは21人、100歳以上は3人おられたそうです。
大阪の一地域で100歳以上が3人ですから、現在の50年前の全国で、100歳以上が153人と数的には、大差ないような気がします。
それらのことから、つまるところ、いえることは、病気にならない場合は、現代医療が必要ない、100歳以上生きる元気な人は、古代人も50年前の現代人も、同じ条件なので、人の寿命の本質から、長寿の人の数が同じくらいなのでしょう、と私は思った。