波乱の食卓

若竹煮、卵豆腐
まみちゃんから頂いた京都の筍。
糠が無かったので、米の研ぎ汁で代用した。

それでも普段以上に美味しかった。
やはり筍が違うと思った。
まみちゃんに感謝。


海鮮と野菜の串カツセット
（市販の冷凍食品）

タルタルソースは自家製
（市販マヨネーズ、玉葱＆ニンニクの摩り下ろし、バジル＆パセリみじん切り、レモン、ワインビネガー）

これも手抜き？
急な来客用に備えていた冷凍串カツを使用。
電気フライヤーで、各々 揚げながら食べる事にした。

＝食卓対戦休止中＝

GW後、私は体調を崩したが、回復。
今週は友人とのランチやデートなどを楽しんだ。

だが、昨日から謎の喉痛。
咳き込みすぎたのか、声も出にくい。
医者に処方してもらった薬も、あまり効果なし。

殿、冷凍食品を見て、憤慨。
筍や、ソースは自家製だが許さず。
食べ終わっても怒りが収まらず、文句が続く。

来客用に準備していたというのも気に入らない様子。
「こんなものを来客に出すくらいなら、もう二度と人を呼ばない」と凄む。
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意味が解らず、頭の中で復唱する。
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「冷凍食品を出すくらいなら、もう二度と俺の友人を呼ばない」
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ありえない角度からの、言葉だと思った。
普段の私なら、笑う。かな？
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殿の怒りを解く台詞はわかる。

「ゴメンね・・・そんなことを言わないで食べて」

それを言えば、怒りは収まるかもしれないが、今後、来客に冷凍食品を出すのは禁止事項となる。
以前は、人数が増えるとデリバリーを頼んでいたが、それもなし崩しで禁止事項になった。
大昔は雑魚寝だったが、今は寝具を用意している。

つまり、
「ゴメンね・・・そんなこといわないで食べて」というのは

「ゴメンね・・・（私は殿の友人が遊びに来てくれるのが生きがいなの、だから、殿の言うとおり、シーツも毎回洗っているし、デリバリーも頼んでないでしょ？それに、これからは、ダシの素も冷凍食品も、二度と使わないことを誓うわ！だから）、そんなこと（お客様を呼ばないだなんて、私の生きがいを取り上げるようなこと）いわないで、（この冷凍の串カツを）食べて」

そう答えることになりかねない。


。。。。。これは一体、どういう人生ゲームなんだ？


要求がエスカレートしても、なるべく応えてきた。
お客様からリクエストされたことではない。
私も、嫌々してきたことではない。

みんなと楽しい一時が過ごせるなら。。。
お客様が喜ぶなら。。。
何より「殿が喜ぶのなら」と思ってのことだ。

だから私は、殿のリクエストで来客が常に満腹で過ごせるように料理を作り続ける。
だが、市販品や冷凍食品無しでそれをやり続ける力量はない。

GWに「お前なんか、メシを作る機械」と言われてから、私は不機嫌。
おまけに喉も痛いし、声も出ない。

だから

「（お客様を招くのは嫌ではないが、これ以上、私の負担が増えるなら）
じゃぁ、呼ばなくていいよ」

と、答えた。

殿はもっと怒ったが、私は体調不良を理由に撤退。
喉も痛く、声を出すのがつらいので、私の言葉数が減っている。

普段の私は饒舌だと思う。
愉快なお喋りで楽しい時間を過ごしたい。
殿だけでなく、自分も楽しく過ごしたいからだ。
でも今は、疲れているので、心身を癒すことに専念することにしたい。