once in a blue moon

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『お・い・し・いソウル』へようこそ!


あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


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もしかしたらハッピーエンディング

2018-12-17 | ミュージカル・演劇・コンサート

어쩌면 해피엔딩という韓国創作ミュージカルを観に行きました。

17年に初演、この冬再演という作品で
超のつく人気作というのを聞いていて興味がありました。

しかし割引なくって…←
もはやミュージカルを定価で観たくはない割引環境に慣れてしまったので
定価はとても高く感じてしまうのですが
インターパークで30%オフのタイムセールがあったので即決。

キャストに迷いましたが初演もオリバーを演じたキム・ジェボムさん
ジェームズ役を演じたソン・ジョンワンさんの日がちょうど良席が空いていたので予約しました。
クレア役は再演からの出演でパク・ジヨンさんです。



よく考えてみたら大学路のミュージカルのチケットを買ったのは初めてでした。
韓国に来た頃招待券をもらって色々観に行ったりはしましたが。

こちらの作品。

超・オススメ!

私がオススメしなくても韓国ミュージカルに精通してる方は当然ご存知でしょうが。

日本では「メイビィ・ハッピーエンド」というタイトルでアイドルを迎えて公演したようですね。
Spice記事にあらすじあったので載せますね。



まずこの作品を観始めて最初に感じたことは
しっかりと愛情こめて作られたミュージカルだ、でした。

細かい設定からよく練られていて、あらすじから大まかな展開は簡単に予想出来るのに
あまりにも完璧な世界観なので後半は涙も鼻水も垂れ流し状態にされます。

そして台詞も音楽も優しく温かい。
とても純粋で素直に心があたたまる作品でした。

タイトル「もしかしたらハッピーエンディング」が観終わってストンと落ちてきます。

なんて素晴らしい作品なんでしょう。

大劇場作品になりますがわたしが観た韓国創作ミュージカルでは「フランケンシュタイン」や「笑う男」がありますが
これらは感情のジェットコースターが凄まじくわたしは付いていくのが大変でした。

でもこの「もしかしたらハッピーエンディング」はゆるゆると穏やかにお話がすすみ
ゆるゆると感情を優しく揺さぶられ「優しい」に泣くミュージカルだったんです。

ああ、友人達が警告してくれていた「大学路の天国と地獄」はこれかと分かりました(笑)
こんな良作が小劇場で、しかもピアノ含めて生演奏で公演されている
韓国ミュージカルの奥深さ、質の高さをしっかり感じました。

8月末にフランケンシュタインを皮切りに約4ヶ月
ちょこちょこ観劇しましたが一番好きになったミュージカルです。

作品が好き、はビリー以来かも。
こんなに素直に好きになれた作品はビリー以来です。

オリバー役ジェボムさんは高橋一生似の可愛い方でオリバー役がとても可愛い。
「コマウォヨ(ありがとう)」と言われると反射的に「チョンマネヨ(どういたしまして)」と言ってしまう
可愛いロボット役。

チョンマネヨを韓国きて一度も聞いたことなかっし観劇中に一生分聞いた気がするくらい
チョンマネヨたくさん出てきました(笑)

クレア役ジヨンさんは声が綺麗で歌が上手い!

ロボットとしての性能がオリバーより良いから、な演出をうまく表現していて
オリバーを気遣ったりする演技がとても丁寧で魅せられました。

ジェームズ役だったりマルチプレイヤーのジョンワンさんは包み込む優しさのある方で
オリバーがヘルパーロボットだった頃のシーンが印象的なでした。
オリバーが幸せだったと
主人じゃなく友達だったと分かる温かさをうまく表現されていて
レコード登場で号泣させられました。
このシーンはクレアの話し方もいいし…一所懸命分かるように伝えるんです。

ロボットゆえ言葉がシンプルで素直だから
台詞がほっこりと温かいんです。

語学レベルの低い私でさえストレートに入ってくる台詞、歌詞なんですから
韓国の方はもっときゅんとするでしょうね。



マニアカードもちゃっかりもらって来ました^ ^
また行きたいなぁ…

ミュージカルハイライト①
ミュージカルハイライト②

***

今月のあたま
大好きなチェ・ジェリムさんが参加された「イルテノーレ」という新作ミュージカルの朗読会がありました。



たった1日、2公演のみしかも95席という超レアな朗読会でした。

この「イルテノーレ」は「もしかしたらハッピーエンディング」や「バンジージャンプする」の製作陣と同じで
ジェリムさんファンじゃなくミュージカルファンもチケット争奪に参加したくらいし烈な戦いでした‥^^;
もちろん惨敗した私…(笑)
キャンセル待ちすら惨敗…。

今回「もしかしたらハッピーエンディング」を観てますます「イルテノーレ」がたのしみになりました。

ジェリムさん本公演も出演してくれたらいいけど…。

今年の夏にイルテノーレの歌唱練習記録がツイッター上でアップされてました。

楽しみです。

来年からは大学路も通うなぁ…。









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マチルダ ソル・ガウン回

2018-12-17 | ミュージカル・演劇・コンサート

ジナ回予約したのにまさかのキャスト変更でガウン…^^;
ジナは相変わらず体調悪いみたいです(涙)



今週はジファンもお休みしていてヒジュンがカバー。9公演連続出演?らしく…
ヒジュン、声もかすれていたしタイミングもズレたりかなりお疲れ気味でした…。
先々週あたりにはヒジュンもダウンしてジファンがカバーしていたし
もう子供たちの体調不良には痛々しくて見ていられない…というのも最近は思ってきたり…。

ウィメプで20,000ウォンちょいのセールが出ていたので急遽買ったチケットでしたが
後方だけどセンターブロックだったししかも上手側だったので大満足^ ^

またゲリラセールしたら足さなきゃ(笑)



急遽とったチケットだったのでマチルダのパパ役がソンヒョクさんでした^ ^
これでようやく大人キャストはコンプリート!
残すはイェヨン、ジナ、テギョンなんだけどもう観れなくてもいいかな、まで諦めてきました^^;
どうしたってジェリムさんのスケジュールに合わせて予約しますし…。

さて、ソンヒョクさん!
まず一言。うまい!
全体的に存在感もありトーク力の高さが際立っていました!

머스마(ボウズ)の言い方もソンヒョクさんは見下している感じが強くて
だからこそガウンが「난 여자라고요!!(私は女の子だってば!)」の傷ついてるし
また父親を軽蔑してるというのがよく伝わる言い方なのでいい組み合わせだなと思いました!

髪の毛チェンジもナチュラルでよかった…
(スンチョルさんペリって音するんだもん…笑)

それから2週連続のマチルダママはジョンウォンさん。
前回、あれ?な印象だったけど
今回はジョンウォンさんらしいパワフルなパフォーマンスでした!!
これだー!な声の出し方に聞いているだけで気持ちよかったです(笑)

もしかしてルドルフォがスンイルさんだから?(笑)
ルドルフォに復帰したスンイルさん相変わらずの白目と裏声とプリプリのお尻が可愛く大満足でした!
スンイルさんいないとつまらない!!

ジョンウォンさんは各マチルダの個性に合わせて
マチルダママの演技を変えていると仰っていたので
ガウンが娘の時はきっとあのポワンとした話し方なんでしょうね^ ^
たしかにガウンの女の子らしいふわっとした雰囲気っぽい。

別のマチルダでも観たいのにガウン以外にあたらない…(今月もう一回ガウン…)



ガウンは…うーん、、、鼻声に感じました。
風邪かまではわたしには分かりませんでしたが鼻がつまってるからか時々息苦しそうだったし
滑舌も良くなくてわたしは今回は聞き取れない台詞たくさんでした…
いつも以上に神経研ぎ澄まして聞き取ろうとしたからげっそり疲れ果てました…^^;

秒を数えるシーンは後ろの数字と全くあわず可哀想でした。
泣きそうな顔してるんだもん。。。
ソミョンもこのシーンは合わせるのが難しいって言ってたし大変なんだろうなぁ。

ビリーでもそうだけどひとつミスをするとそこからガラガラ…と崩れるように次々ミスしちゃう子もいて
それを観てるのはとてもとてもつらいです。

でもガウン、頑張って持ち直していてその強さ逞しさに泣きました。
先週の挨拶でも「立ち上がってつまづいて転んだりするかも知れないけどママのように見守って」と言っていたから泣くしかない^^;

かっこよかったよ、ガウン!



それからダンビ!
100回公演以降、クドギチーム、ドロンニョンチームは解散して
コタクチチームとオルチェンイチームに変わりました。
ダンビはコタクチチームになりましたが変わらずエリックと一緒^ ^
やっぱりエリックがいるとダンビの魅力が引き立つ!!

Revolting Childrenにダンビとエリックは私にとって不可欠なふたりだと今回確信しました。



ブルースは2回目のソユン。
初めて観た日のぎこちないブルースのイメージが強かったんですが別人のようにイキイキとブルースを演じていて嬉しかったです^ ^

そして、やっぱり別格。
どうしたらあれだけ綺麗な発音と綺麗な声で歌えるのか…。
Miracleにソユンがいるかいないかであんなに歌詞の伝達力が変わるとは…。
凄すぎて溜息しか出ませんでした…。

Revoltingの이 세상이!!の声…!何アレ…!
どっから出してんの??

プレビュー公演スタートしてすぐに韓国の方が「一小節、一小節が仙和学校の声楽科の生徒だと分かる別格の歌のうまさ」と絶賛していたんですが
本当にすごい……。

将来が楽しみです。

踊りは相変わらずぎこちないけど笑顔も見せてくれたしとにかく歌が鳥肌立つようなうまさだったので大満足です。

初めてRevolting Childrenの曲、歌詞のパワーに圧倒されました。
これ本当にブルースの歌だったんですね。。。

ブルース役みんな上手いんです。
でも何というか別物なんですよね、ソユンの声は。
もうミゲルのイメージ払拭された。
ブルースだったー!

そしてジェリムさん。
ああ会いたかった(笑)



先月、ノートルダム・ド・パリで完全にハマってからずっと観たかったけど
トランチブルはたいして歌わないし、11月は笑う男とノダム後は観劇おやすみを決めていて
ずーーーーーっと我慢していたから楽しかったです!

やっぱり歌上手い…。
The smell of Revellionの歌い方もぜんっぜん違いました。
ほとんど歌らしい歌はない役なんですが
低音をひびかせたり、裏声で歌ったり、じわじわと声をあらげて
最後に幕を出すところで声量たっぷりで歌うんです。
一曲でいろんな歌い方を見せてくれるのはさすがだなぁ、と。
ほんのすこしの歌出演なのにやっぱり凄いー!

これもまた韓国の方がおっしゃってましたが「声楽を学んだ人みんなが出来る歌い方じゃない」という感想があったように
ジェリムさんの声と歌い方は素直に凄いと思うしやっぱりかっこいいと思います。

そして無駄に綺麗な脚線美と妖艶な腰遣いはなんなんでしょう(笑)
トランチブルに美は要らないと思うんですが…。
キンキーブーツでローラやっただけあり動きが女子より女子力高いトランチブルなんですよね。
顔、ブサイクなんですけど。

で、演技は人間味のないサイボーグなトランチブルでただただ危ない人でした^^;

リボン体操はくるっと回ってリボンキャッチするパターンもあるようですが
今回はふつうにキャッチしてました。

で、The Hammerの歌詞はやっぱり아니지でした!
顔…(笑)

マチルダに
「마틸다 웜우드 넌 지금 아~~주 큰 실수 했어어어어(マチルダ・ワームウッド、あなた今と〜〜んでも無いことしでかしたわよぉぉ!)」って
吐き捨てるように言った後ちょっとためてプイって去るシーンは
可愛いしジェリム校長ならではの笑いポイントでした^ ^

ひどく最低な校長なんですがちょこちょこ可愛い事するのが
ジェリム校長の魅力なんですよー?(行け行け)

ただ前回観た時より不機嫌さが増したトランチブルになってました。
前は鬼畜でマチルダに暴言吐かれても嬉々としていたのに冷酷そうな雰囲気に変わってました。
台詞の言い方も違うシーンたくさんありました^ ^

トランチブル校長役を演じるのも60回を越えたくらいでだいぶジェリムさんの中に
トランチブルがしっかり根付いてきたんだろうな、と思う言い方が沢山ありました^ ^

千秋楽までもうあと何回かジェリム校長観に行きたいので楽しみです^ ^

おまけ。

シンシカンパニー30周年記念公演日のカテコ映像にジェリム校長^ ^

動画、写真見比べると毎回表情がちがい
最後の「クドギドゥル」の言い方も変えているので見るたび楽しいです!

ウヒョンさんは悪いことも自覚してのフンなんですがジェリムさんは一切悪いなんて思ってないフン

マチルダに懲らしめられた後のウヒョン校長の反省をチラつかせる可愛さ

マチルダに懲らしめられ後「子供達はウジ虫なんかじゃなかった。子供達は決して存在してはならないウイルスだ」と悟る可愛さ()

お好みの校長でカテコまでしっかり観るのを強くオススメします^ ^

さ、今月もう一回観る時はジェリム校長を間近で観られる席にしたのでそれまで頑張ろう!






















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