어쩌면 해피엔딩という韓国創作ミュージカルを観に行きました。
17年に初演、この冬再演という作品で
超のつく人気作というのを聞いていて興味がありました。
しかし割引なくって…←
もはやミュージカルを定価で観たくはない割引環境に慣れてしまったので
定価はとても高く感じてしまうのですが
インターパークで30%オフのタイムセールがあったので即決。
キャストに迷いましたが初演もオリバーを演じたキム・ジェボムさん
ジェームズ役を演じたソン・ジョンワンさんの日がちょうど良席が空いていたので予約しました。
クレア役は再演からの出演でパク・ジヨンさんです。
よく考えてみたら大学路のミュージカルのチケットを買ったのは初めてでした。
韓国に来た頃招待券をもらって色々観に行ったりはしましたが。
こちらの作品。
超・オススメ!
私がオススメしなくても韓国ミュージカルに精通してる方は当然ご存知でしょうが。
日本では「メイビィ・ハッピーエンド」というタイトルでアイドルを迎えて公演したようですね。
Spice記事にあらすじあったので載せますね。
まずこの作品を観始めて最初に感じたことは
しっかりと愛情こめて作られたミュージカルだ、でした。
細かい設定からよく練られていて、あらすじから大まかな展開は簡単に予想出来るのに
あまりにも完璧な世界観なので後半は涙も鼻水も垂れ流し状態にされます。
そして台詞も音楽も優しく温かい。
とても純粋で素直に心があたたまる作品でした。
タイトル「もしかしたらハッピーエンディング」が観終わってストンと落ちてきます。
なんて素晴らしい作品なんでしょう。
大劇場作品になりますがわたしが観た韓国創作ミュージカルでは「フランケンシュタイン」や「笑う男」がありますが
これらは感情のジェットコースターが凄まじくわたしは付いていくのが大変でした。
でもこの「もしかしたらハッピーエンディング」はゆるゆると穏やかにお話がすすみ
ゆるゆると感情を優しく揺さぶられ「優しい」に泣くミュージカルだったんです。
ああ、友人達が警告してくれていた「大学路の天国と地獄」はこれかと分かりました(笑)
こんな良作が小劇場で、しかもピアノ含めて生演奏で公演されている
韓国ミュージカルの奥深さ、質の高さをしっかり感じました。
8月末にフランケンシュタインを皮切りに約4ヶ月
ちょこちょこ観劇しましたが一番好きになったミュージカルです。
作品が好き、はビリー以来かも。
こんなに素直に好きになれた作品はビリー以来です。
オリバー役ジェボムさんは高橋一生似の可愛い方でオリバー役がとても可愛い。
「コマウォヨ(ありがとう)」と言われると反射的に「チョンマネヨ(どういたしまして)」と言ってしまう
可愛いロボット役。
チョンマネヨを韓国きて一度も聞いたことなかっし観劇中に一生分聞いた気がするくらい
チョンマネヨたくさん出てきました(笑)
クレア役ジヨンさんは声が綺麗で歌が上手い!
ロボットとしての性能がオリバーより良いから、な演出をうまく表現していて
オリバーを気遣ったりする演技がとても丁寧で魅せられました。
ジェームズ役だったりマルチプレイヤーのジョンワンさんは包み込む優しさのある方で
オリバーがヘルパーロボットだった頃のシーンが印象的なでした。
オリバーが幸せだったと
主人じゃなく友達だったと分かる温かさをうまく表現されていて
レコード登場で号泣させられました。
このシーンはクレアの話し方もいいし…一所懸命分かるように伝えるんです。
ロボットゆえ言葉がシンプルで素直だから
台詞がほっこりと温かいんです。
語学レベルの低い私でさえストレートに入ってくる台詞、歌詞なんですから
韓国の方はもっときゅんとするでしょうね。
マニアカードもちゃっかりもらって来ました^ ^
また行きたいなぁ…
ミュージカルハイライト①
ミュージカルハイライト②
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今月のあたま
大好きなチェ・ジェリムさんが参加された「イルテノーレ」という新作ミュージカルの朗読会がありました。
たった1日、2公演のみしかも95席という超レアな朗読会でした。
この「イルテノーレ」は「もしかしたらハッピーエンディング」や「バンジージャンプする」の製作陣と同じで
ジェリムさんファンじゃなくミュージカルファンもチケット争奪に参加したくらいし烈な戦いでした‥^^;
もちろん惨敗した私…(笑)
キャンセル待ちすら惨敗…。
今回「もしかしたらハッピーエンディング」を観てますます「イルテノーレ」がたのしみになりました。
ジェリムさん本公演も出演してくれたらいいけど…。
今年の夏にイルテノーレの歌唱練習記録がツイッター上でアップされてました。
楽しみです。
来年からは大学路も通うなぁ…。