大麦小麦 ビアカフェDAYS

長野県・八ヶ岳のふもとから送る、カフェの気取らない日常

一気に冬っぽいわよ

2020-11-07 01:05:00 | 大麦小麦とは
とうとう朝はマイナスになる日が出てきました!
うぇーい。覚悟はしていたけど、今がいちばん寒い気がします。
雪降っちゃえばね、まだあきらめもつくってもんですわ苦笑

今夜は久々に笠井のアニキが‼︎
まあー久々だわー
飲んでるのは福岡・北九州市より門司港レトロビールのメルツェン‼︎
の、マースジョッキ!
ドイツではオクトーバーフェストで呑むビールです。






なんだか、久々においしそーにどっさり飲む方が来て嬉しい。
でも飲み過ぎ注意ですぞ❗️



今週のランチメニューもあったかいものばかりにしました。
少しこってり、ゆっくりじわじわ体が温まることでしょう。

☆11/6(金)〜11(水)までのランチメニュー

◎ミートソースとマッシュポテトのシェパーズパイ風

◎ベーコンとかぼちゃ、くるみのクリームソースパスタ

◎オリエンタルなさばカレー

◎スコーンセット




イギリスの定番家庭料理、コッテージパイ、もしくはシェパーズパイのアレンジです。
オーブン皿の下に、ひき肉をしきマッシュポテトをパイ皮がわりにかぶせてオーブン焼きに。
大麦では、ボロネーゼをしいてチーズをかけリッチバージョン。
年配のおばさまたちも、自家製パンとともに味わってくれました。




かぼちゃクリームもかなり人気のパスタなんですよ。
今年のかぼちゃをバターで炒め倒してソースにしています。
くるみがアクセントで良い仕事してます!




ど定番のさばカレー、待ってました!なお客様もいますね〜
うちの味をよく知ってる!
嬉しいね。

☆ただいまランチタイムは混み合います。
ぜひお電話でご予約いただけたら嬉しいです。
0266737539大麦小麦までお願いいたします。



さて、はじめますか。

〈大麦小麦Early Days〉

第三話「観覧車から大麦小麦へ。てぬぎいとはなんぞ??」

(前回は、茅野市玉川地区の物件を見つけたところまで、私達の心情とともにお話いたしましたね。
2001年の年末か2002年年明けくらいだったかなあ。
店をやろう!とMさんとこむぎと話して決めたあたりには、911、アメリカ同時多発テロもありました。
そんな時代だと想像してくださいね)


Mさんから「玉川で物件見つけたよー」と聞いて、さっそくこむぎむ見に行った。
20代半ばに外食産業の会社にいたとき、社長と新規オープンの候補の店舗を何箇所も見に行ったことがあったこむぎ、貸物件てものすごく千差万別で、厨房機器付き居抜きでもかなりの古さだったり、綺麗でも広過ぎたり、賃料が割に合わなかったりといろいろ。

この玉川の元スナックは名称が『観覧車』!
高い鉄製ポールに観覧車の看板がついていたもんだ。
店を閉めてたしか一年ほど経っている、と聞いていた。
観覧車の前はオーナーが違っていて、昭和晩年建設‼︎‼︎
内装は、まー全時代的な真っ黒なソファー、カラオケ用ミラーボール、ツタンカーメン柄?の壁紙、トイレに関してはタイルがハゲ落ちて、、、
前時代的すぎて、なんともそのまま開業できるとは思えないしろもの。 
厨房機器はほぼすべて揃えなきゃならないし、内装外装、かなり手を入れるようだ。。。
(今だったら、絶対こんなに手がかかりそうな物件は選ばないと断言できる)

それでもここがいいんじゃないか?と思ったのは、ほどよい田園具合、この辺では住宅地、主要道路に面していて大きな病院、小学校、中学校、保育園がこの道沿いにあり、観光地から離れていること、なにより明るい感じの立地に感じたことが挙げられる。
これは今でもとても良かったな、と思うことだ。
Mさんがわりとすんなり、
「ここにしようと思うんだ」
と言ったので、すんなりここで店を開くことを決意した。
しかしドキドキも止まらない。
けれどワクワクも止まらなかった。
そしてヒヤヒヤが(こむぎの場合)止まらなかったが。

紹介してくれた不動産屋さんは、地元の植木屋さんでもある気のいいおじさまで、私達を信用してくれたようだ。
大家さんであるスナックだったときのママを紹介してくれたが、ママはその時遠い地に住んでいて、代理のチーママと契約することになる。

ある日、不動産屋さんの事務所でチーママとMさん、こむぎで契約を行うことになった。
最初の時点で、Mさんが資金を出しオーナーと決めていたので、こむぎはサブで色々な場面に立ちあっていくことになるが、、、、
(そう、実はこむぎは大きな顔してえらそーにしてますが、従業員なんですよ笑笑)

ハンコ押したりだいたいの契約が終わったころ、代理チーママが気を利かせてくれて、スナック観覧車時代のお客様を紹介してくれるという。
お客様の名前をたくさん書いてくれた。

「H田K吉
HS市
Y崎F雄 
N田M次
U山A彦 
… てぬぎい」

チーママは一生懸命、お客様のお名前を何人も書いている。

しかし、てぬぎい??の字。
「てぬぎい」ってなんだろう?
しかしチーママは、この方々に新規オープンのあいさつとして「手ぬぐい」を渡せと言っているようだ。
手ぬぐいを「てぬぎい」って書いちゃったんだわな、と思っていたところ、
ふと、根本的な間違いに気づいた。

、、、チーママは私らがスナックをやると思ってるんじゃなかろうか???

、、、横のMさんを見ても、なんとも変化の無い受け入れてる顔をしている。
こりゃ、Mさん、スナックをやるって思われてることに気づいてないわ。

たまらずこむぎは口を開いた。
「あのお、私達スナックはやらないんです。レストランがベースの喫茶店的なものをやる予定なんですよ」

不動産屋 チーママ「‼︎‼︎‼︎???」
「いや〜〜てっきり女性2人でスナックやると思ってたよ。レストランだったかやーこりゃ必要ないわな」

かなりびっくりしていた2人であった。

、、Mさんの意思疎通不足はかなり多くて、言ったつもりが全く伝わっていないことが多く、たぶん色々誤解されてきたんじゃないかな??なんて今でも思うことがある。
でもあまり気にしてないようなので、その辺ある意味強みかもしれない。
(てぬぎいは結局渡さなかったが、スナック観覧車時代のお客様たちが、海外ビールを飲みに来てくれる常連さんになってくれたのはミラクルなことだ)

ともあれ、スナックじゃないからって契約が無効になる、なんてことはなく、その後本格的な準備に入ることになる。
飲食営業に必要な設備を指南してくれる設計士さんや、内装業者なんかも紹介してくれるが、、、、

その後、今でもお世話になっているかけがえのない友人、Dさん、K田さんとの出会いがあり、観覧車が大麦小麦になってゆくのです。

(続く)


(改装前の写真が見つからないよー。あのすごい観覧車時代の写真を、みなさんに見てもらいたいんだけど!こむぎ)






















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