てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

春を呼ぶ魚

2014-04-05 08:12:00 | グルメと料理
 春を呼ぶ魚といえば真っ先にイカナゴが思い浮かぶ。瀬戸内海沿岸では2月下旬頃からイカナゴ漁が始まり、瀬戸内海の春の風物詩である。
 このほど播磨地域の親戚から「いかなごの釘煮」が届いた。やはり本場のものは違うわ。これまで何度か家でも挑戦してみるのだが、中々この味が出せないでいる。

 クギ煮と沢庵とさえあれば食が、その前に酒が進む。だが、過飲食に伴う塩分、糖度、カロリーオーバーのこともあり、その反動が怖い。
 貝原益軒は養生訓の随所で過飲食の戒めを説いているが、冒頭で宣はく『況大なる身命を、わが私の物として慎まず、飲食・色慾を恣にし、元気をそこなひ病を求め、生付たる天年を短くして、早く身命を失ふこと、天地父母へ不孝のいたり、愚なる哉』。(お断り:に同文掲載)


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2 コメント

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Unknown (エンピロ)
2014-04-05 10:25:23
イカナゴの釘煮は貴ブログで何度か目にしてきましたね。酒の肴にはもってこいでしょう。思わず酒が進んでしまいそうです(汗・笑)

佃煮とか商売人が作るものには長年築いてきた伝統が息づいていますからね。それでも家庭で挑戦された自家製も味わいがあっていいものです。
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Unknown (omotann)
2014-04-05 17:03:10
>エンピロさん
くぎ煮、うちで何度も挑戦するのですが、残念ながら未だに本場の味には及びません。酒のアテには堪りませんね。
仰るように、ちらし寿司などと同じで、長年培われた各家庭の味があるのでしょうね。
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