今年は生まれて5度目の年男、つまり還暦を迎える。本来なら今年の8月が定年退職であったところ、諸般の事情により5年前倒しでリタイアした。他人よりひと足早い卒業式を終え、果たしてこの5年間有意義な人生を送ることが出来たのか自問すると、内心忸怩たるものがある。
なるほど寛いだ心豊かな充電の日々であったには違いないが、明日への再生産に繋がるような実り多き毎日ほどではなく、やや無為に過ごして来た嫌いはある。
小欄「2006/6/11定年後の自由時間」で紹介したように、シニアライフアドバイザーの松本すみ子さんの試算によると『生涯労働時間は9万5,000時間、定年後(80歳まで生きたとして)の自由時間は9万8,550時間となり、これから先の自由時間は、今まで働いてきた38年間の労働時間にも匹敵する』そうだ。
人並みの定年後の第二のスタートについた今、上記自由時間(9万8,550時間)を肝に銘じたい。地球が生まれて46億年、宇宙の営みからすれば人の一生なんて、ほんのひと瞬きに過ぎないとはいうものの、当り前のことが、自然にできることに感謝しつつ、一日一日を大切に過ごしたい。
還暦といっても気分は若く43歳(昨年末購入した体組成計で表示された体内年齢)なもので、歳にとらわれず心ウキウキとするような、笑顔に満ち溢れた時を過ごしたい。昔から「笑う門には福来る」といい、医学的見地からも「笑い」で病気リスクも軽減されることが実証されている。
日野原重明氏は著書『人生百年私の工夫』のなかで、“人生の午後生きるヒント”として、『そもそも人間の脳というのは、全体の4分の1しか使われていない。残りの4分の3は60歳になっても使われていないことになる。だからこそ、この部分を使って新しく学習を始めることを考えればいい』と六十の手習いを勧める。
年明け早々の本日は、気の置けない高校の同級生が14、15人集まり、プチ同窓会をやる。お互いの還暦を確認して単に慰めあうようなことはせず、ここから先は1年毎に歳をと(りさ)る話で大いに盛り上がりたいと思っている。
では行って参りま~す。
なるほど寛いだ心豊かな充電の日々であったには違いないが、明日への再生産に繋がるような実り多き毎日ほどではなく、やや無為に過ごして来た嫌いはある。
小欄「2006/6/11定年後の自由時間」で紹介したように、シニアライフアドバイザーの松本すみ子さんの試算によると『生涯労働時間は9万5,000時間、定年後(80歳まで生きたとして)の自由時間は9万8,550時間となり、これから先の自由時間は、今まで働いてきた38年間の労働時間にも匹敵する』そうだ。
人並みの定年後の第二のスタートについた今、上記自由時間(9万8,550時間)を肝に銘じたい。地球が生まれて46億年、宇宙の営みからすれば人の一生なんて、ほんのひと瞬きに過ぎないとはいうものの、当り前のことが、自然にできることに感謝しつつ、一日一日を大切に過ごしたい。
還暦といっても気分は若く43歳(昨年末購入した体組成計で表示された体内年齢)なもので、歳にとらわれず心ウキウキとするような、笑顔に満ち溢れた時を過ごしたい。昔から「笑う門には福来る」といい、医学的見地からも「笑い」で病気リスクも軽減されることが実証されている。
日野原重明氏は著書『人生百年私の工夫』のなかで、“人生の午後生きるヒント”として、『そもそも人間の脳というのは、全体の4分の1しか使われていない。残りの4分の3は60歳になっても使われていないことになる。だからこそ、この部分を使って新しく学習を始めることを考えればいい』と六十の手習いを勧める。
年明け早々の本日は、気の置けない高校の同級生が14、15人集まり、プチ同窓会をやる。お互いの還暦を確認して単に慰めあうようなことはせず、ここから先は1年毎に歳をと(りさ)る話で大いに盛り上がりたいと思っている。
では行って参りま~す。
体組成計での体内年齢が43歳ですから、私の実年齢よりもだいぶ若くいらっしゃいますね(汗・笑)脳もまだまだお若く活力がありそうですよw
日野原重明氏は仕事も現役という驚異的な方ですが、それ以外でも充実した日々を送られているように拝見しています。
見習うべき点は多いですよね。
omotannさん、素晴らしい体内年齢ですね。
思ったときが適齢期。
これからも何でもチャレンジして楽しくお過ごしくださいませ。
平均年齢まで生き延びることが前提ですが、我が家系は男が短命です。そこのところをよく心して余生を大切に送りたいと思います。
仰るように時間の捉え方がポイントですね。サミエル・ウルマンの「青春の詩」を一番に思い浮かべます。
3日付の山陽新聞に日野原氏が「元気の秘訣食にあり」と寄稿しておられ大変参考になりました。また「仕事が健康法」だとも述べておられます。96歳にして現役の内科医として勤務する一方、講演で全国や世界各地を駆け回って活躍されている人のパワーの源を知りました。
「思ったときが適齢期」とは嬉しいお言葉です。ありがとうございます。