てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

弟の愛した花木

2018-05-02 09:28:00 | ファミリー
 弟は、毎週金曜日の通院の帰り道に拙宅で昼食を共にするのが、お互い何よりの楽しみでした。昨年9月のこと、「お兄さんが好きだから」と自家製のあるだけのポポーとイチヂクを何度か届けてくれました。

 そして昨日、弟の留守宅を訪ね、掃除や草取りに取り掛かろうとすると、庭の一角にポポーが等間隔で6,7本発芽しているのを発見。そうか左様弟もポポーが大好きだったんだ。自分のことを後にしてまでうちへ届てくれてたんだ。

 種を播いた弟の心情を思いやると込み上げるものが。その傍らには弟が愛したバラやスズランが花を咲かせていたので、思わず鉢上げして持ち帰りました。うちで一緒に懇ろに供養してやろう。奇しくも5月1日は「スズランの日」。(お断り:facebookに同文掲載)








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5 コメント

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Unknown (はるすみ)
2018-05-03 00:02:27
弟さんは心の優しい方だったのですね。
ポポーは食したことがありませんが、とても美味しいらしいですね。検索して知りました。
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Unknown (omotann)
2018-05-03 06:28:42
>はるすみさん
花を愛する人は心広き人・・・♪と歌にもありますが、メダカを飼ったり、近所の野良猫のための缶詰を沢山ストックしていました。独り身の病身を慰めていたんでしょうかね。元バンカーのあまりにも寂し過ぎる晩年でした。
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Unknown (karin)
2018-05-03 20:25:41
omotannさん こんばんは

優しさいっぱいのご兄弟でいらっしゃいますね。
拝見していて胸がいっぱいになりました。
弟さんの愛した花々はomotannさんのお宅できっと
毎年咲き続け、omotannさんに語り続けることで
しょう。
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Unknown (omotann)
2018-05-03 22:28:40
>karinさん
こんばんは。
“義弟”ではなく、敢えて“弟”と書かせて頂きましたが、義理と峻別するのもをこがましいほどの一つ違いのいい奴でした。今日も家の片付けに出向き、彼が一番好きだった真紅のバラを鉢上げしてきました。四十九日は済ませたはずなのに、まだ彼岸に辿り着いていないのか、作業中もずっと弟がことが頭から離れませんでした。
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Unknown (omotann)
2018-05-04 18:27:06
>エンピロさん
若い頃は独特の強烈な匂いが苦手で、義父から勧められても敬遠していましたが、いまではそれ以上に特有の味にハマっています。

自分より年下の者を先に見送るというのは、忍びないものです。日毎に寂しさが募ります。
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