草取りをはじめ庭の守(管理)は、年寄りの暇仕事くらいに思っていたが、気が付けばその“年寄り”に一歩足を突っ込んでいた。
昨日は1年1度の庭の剪定日であり、いつもの手早い庭師が二人掛かりで一日で終えた。その剪定くずの後片付けにたっぷり4時間かかり、大きなポリ袋が12袋にもなった。
いつものことながら、庭を眺めて癒される分にはいいが、庭や庭木の管理には手間もお金もかかり大変だ、とブツブツいいながらかみさんと掃除をしていて意外なモノを発見した。十数年前に枯れた御用の松の跡に、数本の松の苗木を見つけ小躍りして喜んだ。
枯れた松のことは、昨年の小欄「2007/9/9 庭木の管理」 で書いたところ、こんちゃんが「思いでのある木が枯れていくのは悲しいですが、また新しい命が育ちますよ!!」と、慰めの言葉を頂いた。まさしくこのことだったのか。
譲葉のことは耳にしたことがあるが、種の保存とでもいうのか、ちゃんと新しい息吹が芽生えており生命力の凄さに驚嘆するばかりだ。いわばあの松の生れ変りだろうか。