リコール・パソコン

　昨夜愛機VALUESTAR LaVieにさばり、最後の仕上げをしようとしていて、何の前触れもなく突然に「パツッ」という音とともに電源が落ちた。その後は電源周りなどチェックしたが、とうとう零時を回っても回復せず、後ろ髪引かれる思いで床についた。

　サブ機としてWindowsが４台、Macが３台あるし、万一に備えてデータのバックアップだけは取ってあるので慌てはしなかったが、買って２年半しか経っていないのに、長いパソコンライフで初めての経験だ。

　朝一で家電店デ○○オへ持ち込んだ。多分マザーボードかハードディスクが原因だろうとのこと。メーカー保証期間の１年は過ぎているが、同店独自の５年間保証内なので安心していたら、パソコンの場合は修理代の半額（約２万５千円）の自己負担があるとのこと。そんなことは事前に聞いていないし、「買って２年半でこんなんでは敵わんなぁ」と悔し紛れに悪態をついて店を出た。

　夕食を済ませ遅ればせながら、年賀状準備に取り掛かっていると、件のデ○○オの担当者から電話。「早速に検査しましたところマザーボードでした。メーカーの指示によるとリコールとのことで申し訳ありません。すぐに無償で交換させていただきます」とのことなので溜飲を下げた。

　きょうびリコール隠しなどでユーザーの信頼を損ね、大きなダメージという社会的制裁を受ける同種の事例は枚挙に遑がない。
　今回の企業はＮＥＣだが、速やかなる善後策を講じる姿勢に敬意を表したい。