世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

彷彿と浮かび上がる遠い追憶の彼方から!

2011年11月27日 | Weblog
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朝明けの日差しが強烈に眩しく眼を照射し後ろに倒れ掛かる様にして細眼で眺めた広大な海原は今でも鮮やかに彷彿と立ち現れる。あれが青春の特権を謳歌した人生の前半期の一時期だったのか、と今にして しみじみと そう思う。全てに肯定的で何でも出来る自信に満ち満ちした可能性溢れる一青春の断面だったのか、と・・・。あれから幾星霜! 歳月人を待たず! で年輪を積み重ね老境に達した。同期生も白髪の立派な老紳士になり燻銀の様な風貌はゼントルマンそのものである。月に一回の模合の場でも取り留めのない四方山話に華を咲かせるあたりは幼少の頃とちっとも変らない。大人社会の駆け引きのある打算的な集いと違い純な少年の心そのもので語り合う。竹馬の友のA君と眺めた青春の断層は数多あるけれど、とりわけ 忘れられない あの頃 が有る。・・・山頂から見下ろす広大な海原は濃紺の海がどこまでも続き果てしない水平線へと消えていく。正に感動そのものの眺めで、あの風景は今でも忘れない。忘却の彼方から忽然と蘇って来て しばし忘我の境地に誘ってくれる。あの感動、あの風景が、今でも脳裏を走馬灯の様に駆け巡り青春を想起させる。年月を忘れ遠い追憶の彼方へと誘ってくれる。回想、回顧は老境に達した証しだと人は言うが、何せ我が同期生にはそういう常識は通用しない。我々にとっては何時までも青春そのものである。その気概が老を遅らせる。A金君もBさんもC君も~Zの奴まで、まだまだ健在で老を感じさせない。これからが本格的な“自己実現”だと、皆、張り切っている。老境を謳歌するのが我々のステイタスなのだ。さあ、今日も又、趣味に、仕事に精一杯、勤しもう! そういう気概で日々を送っている。・・


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