世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

南大東島に若手女傑の”ラム酒”誕生

2004年10月20日 | Weblog
サトウキビの島、沖縄本島から東に360km離れた絶海の孤島、南大東島。漁獲資源とサトウキビに生活の糧を託していた。そこに“ラム酒”が誕生した。島人(しまんちゅ)にとっては、新たなる産業として脚光を浴びたのである。・・・若い一人の女性が会社帰りに立ち寄る常連の那覇のバー。そこのカウンターでラム酒を飲んでいると、居合わせた一人の外国人が“ラム酒”はサトウキビが原料だよね、と何気なく言った。沖縄電力の子会社に勤めていたその女性は、妙に、その事が気になっていた。後日、天啓を得てか、ふと思いついた様に“ラム酒造り”を決意した。会社を退職し本格的に“ラム酒”造りに取り組んだのである。原料確保は良質で農林水産大臣賞を何度も獲得しているサトウキビの産地、南大東島に白羽の矢が立った。そこに会社名「グレイスラム」という本社を置いた。社長が、かの金城祐子氏である。資本、生産、広報、輸送、販売、製造職人、収支決算等・・・課題は山積。スタートに就いたばかりで、これからが正念場である。強力なサポータがバックアップする。南大東島の役所で島挙げての支援である。泡盛造りのベテランが工場長になり新参の“ラム酒”を、どう普及し愛好者を増やしていくか今後の成り行き次第というわけである。台風の島、かつては“しまちゃび”の辛酸を舐めてきた絶海の離島、南大東島の今後を静かに見守っていきたい。

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