明日誕生の日本の首相は小沢氏か菅氏か！

いよいよ明日誕生する民主党の党首、日本の首相は、だれがなるのか、固唾をのんで日本中が見守っている。地方議員、党員・サポーターの集計が締め切られ、その結果が世論調査で予測された。圧倒的に菅氏が優勢である。一方、国会議員は両勢力が拮抗し１８０対１８０との予測も出ている。支持未定の５０余の議員の動向が勝敗を決める、と言われている。さて、日本の将来を託せるに相応しい人物は誰なのか、指導力と政策遂行能力に長けた人は誰なのか、決めかねているのが実情だ。帯に長し襷に短し、で一長一短がある。何れが日本の最高責任者になっても国会対策に苦慮する。ねじれ国会の宿命である。菅首相は野党にパイプが薄い。小沢氏は、パイプとコネが太い。政治力学からすると小沢氏が圧倒的に菅首相より長けている。しかし、潔癖性の日本民族には小沢氏は受け入れがたい。世論調査の結果が証明している。世界の先進国では政治とカネの問題は、さほど取上げられない。政治家の宿命と容認されている節がある。要は政治力が政治家の本来の使命である、と達観している。日本の風土には、そういう政治家のミッションは、遥か遠い将来のこととして無視する気風がある。終局的な政治の目的は国民生活の向上と安全・安心の国防にある。その観点から指導者・政治家は選出されるべきである、と私は、思っている。