マニフェストに盛られた政策を実行すべし、という内外の圧力は排除すべ
きである。理由は至って簡単。マニフェスト作成時の内外の情勢では実現可
能、実現すべき懸案・課題だった。党是・党則・党理念等々から導き出された実
現可能な案件・懸案だった。ところが政権与党期間中に内外の情勢が激変し
た。世界的な負の連鎖・連動で諸国の経済情勢が悪化した。日本もその影響
を的もに受けた。マニフェストの修正が迫られて当然である。企業からの収入
として入るべき法人税等々の激減、諸税の激減等々でマニフェストに盛られた
予算が大幅に削減されるハメになった。予算内で政策実現に取り組むのが政
権与党の使命である。 ところが、マニフェストの政策を観て民主党を選んだの
だ、どうして、マニフェスト通りに政策を実現しないのだ、と国民はいきり立っ
た。そういう国民の期待に応えるべく無駄の削減、天下りの根絶、公益法人・
独立行政法人・特殊法人等々の統廃合(事業仕分け)に取り組んで努力した。
それでもマニフェストの実現には程遠い。そこで国債の発行に踏み切った。そ
の結果、歳入より歳出が上回った。マニフェストの修正は必然になった(国民
負担を考慮しての苦肉の策である)。私達 国民は、政府・与党のそういう実情
を理解すべきである。悪戯にマニフェスト通りに政策を実現せよ、と政権与党
に要求するのは酷ではないのか、と私は思う。共に考えたい。
※付記:6625もある公益法人・独立行政法人・特殊法人等々の統廃合には
<数年>を要する。必要不可欠な法人、統廃合が必要な法人、廃止すべき法
人、無駄な予算の削減、天下りの根絶等々を、腰を落ち着けて熟考し仕分け
するには実に <数年> を要する。その事業仕分けを <数十日> でする事
に無理がある。“数年”を掛けて仕分けするのなら確実に【40~50兆円】は、
捻出できる。民主党が、公約したのもウソではない(自公民、野党は、その事を
指摘し吹聴するが事の本質を分かっていない・・・)。【無駄の削減】は、確実に
出来る。然る後、消費税増税を論議し公約すべきである。“マニフェスト違反”と
騒ぎたてるのは妥当ではない。間違っている。
「ロックフェラーの友は、911を事前に予告した」 アーロン・ルッソ_インタビュー
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=600415
http://www.youtube.com/watch?v=EeWqlJHzcSo
ベンジャミン・フルフォード氏の応援メッセージ
http://www.youtube.com/watch?v=72H49mpAmvI