世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

民主党 新執行部体制 で政権奪取を 狙う!

2007年09月01日 | Weblog

いよいよ政界が活気づいてきた。2大政党制への布石である。

安倍自民党新改造内閣が重厚・旧来の派閥型人事で難局を乗り切

ろうとしているのに対し、民主党は適切な人事の配置で斬新さが眼

につく。自民党は昔、恋しい旧来型に未練がましく布陣した様に見

える。全く新鮮味がない。良く言えば<安全・無難型>である。それ

もレームラック(=死に体)の最後の賭けであろう。派閥の領袖を重

要ポストに配置し派閥均衡を意図的に採った。安倍降ろしを何とし

ても避け挙党体制を図った。それは納得がいく。世論調査でも御祝

儀として支持率が向上した。安定感を与えたからであろう。見透か

されているのは自民党の参院選惨敗の反省・総括で安倍首相の面

前で痛烈な安倍批判をした谷垣派からは一人の閣僚も配置されて

いない。むべ、なるかなあ、である。もう一人の痛烈な批判者を年

金問題の後始末閣僚として配置し早急の解決を狙った。これは本

人の能力と手腕を買っての登用であろう。反対派・批判者にも懐の

深いところを見せる意図がある。国民受けもよい。実行力の点では

未知数である。今後の成り行きを見るしかない。まあ、与党・自民

党の改造内閣はそんなものだろう。・・・一方、意欲的な布陣は民

主党の新執行部体制である。要所・要所に適材適所の人材を配置

し万全の態勢をひいた。安倍政権への挑戦状を突きつけた布陣で

ある。これまでのトロイカ体制は堅持(参院選の圧勝の原動力)し

輿石氏を参院議員会長と代表代行兼務とした。副代表に岡田氏留

任、同じく副代表に前代表の前原氏を起用した。国対委員長には

側近の山岡氏を登用。政調会長には参院から初めて直嶋氏を起用

した。選対委員長に経験豊かな赤松氏を、叉、広報委員長には若

手のリーダー格、野田氏を当てた。これで次期衆院選に磐石の布

石を敷いた事になる。何時でも臨戦態勢の構えである。今、流行の

常在戦場の心構えである。衆院解散の戦闘態勢となった。思うに

打ち壊し家の異名を持つ小沢氏が紆余曲折を経ながら風雪38

年、その政治生命を賭けての2大政党制への執着である。それは

正しく日本に本物の政治の季節の到来を意味する。小沢氏個人の

信念・信条を超えて日本の政党政治の成熟期の到来を意味する。

それが、いよいよ射程距離に入った、という事だ。今期を逸しては

日本に2大政党制が根付く機会は、早晩、来ない。政権奪取への

道は、そのまま2大政党制への道でもある。そこに賭けた男、小沢

の美学がある。レームラックの政権に固執する方とは天と地の差

がある。お膳立てしたレールを何の障害もなく平々凡々と歩んでき

た御仁と艱難辛苦、茨の道を這いつく様に自力で開拓し歩んでき

た方とは比肩するのが、おこがましい。本気で、真摯に、全力投球

する、その姿に人は感動し支援者となるのである。小沢氏にはそう

いう資質と本能回帰のカリスマ性がある。人はそういう ”いっしょう

けんめいさ” に絆(ほだ)されて支持者・支援者となる。人間的魅力

の持ち主に憧れる。政治家には政治的資質と能力が備わっている

事は最小の条件ではあるが、更に重要な事は人間的魅力に富ん

だ人が国民の支持を得る。政治家は心して、そういう政治道を地道

に歩んでほしい。・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿