与野党とも農林水産予算は増額するとのアンケート結果が出た。以下に
各党の政権公約を観る。・・・
●自民党・・・政権担当能力のある党は唯一わが党であり、引き続き政権を維
持して、必要な農林水産関係予算を確保するために、当初予算に加え補正
予算を措置して農林所得の増大に努める
●民主党・・・国の予算全体については効率化、税金の無駄遣いを根絶しつ
つ、戸別所得補償制度の実施を含めた農林水産予算については必要な経
費を増額させること必要と考える
●公明党・・・今年度の農林水産予算は補正を含めて3兆6000億円を確保、
来年以降も最大限の確保に努め、農林漁業の担い手対策や所得向上対策
などの重点政策の予算拡充を図る
●共産党・・・大幅に増額する。小泉内閣以降、農林水産予算は約4000億円
も削減。大幅に低下した予算全体に占める割合を、農業・食糧問題の位置
づけにふさわしい水準に高める
●社民党・・・農業予算は、9年連続のマイナスで、防衛費の半分、国家予算対
比は、2.6%とフランスの半分しかない。予算を3兆円以上に増やし、暮ら
せる農業、地域再生、自給率向上を実現する
●国民新党・・・日本の農林水産業は、国家安全保障の枠組みの中に位置づ
けられるべきで、所得補償制度や助成金、貿易戦略、後継者育成制度な
ど、農業保護政策のための予算の増額が必要だ
※付記:「日本農業新聞の農政公約」のアンケートから引用
それより、農業は今若手働き手の確保、という継承者の確保の方が重要で、耕せる耕作地はあっても耕す人がいないなんて村は結構ある様ですし、自給率の話からすると、もったいない話でもあるし、地道に農業を勉強し、やる気になって農村へと赴く若手世代の創出などができる事が重要と思う。
目先の金も大切だが、高齢化する中で、年金暮らしの人に所得保障したところで、未来になにかあるのか、って話で、その辺は産出品の高に応じての反比例式の補償なりをするとか、減免措置に切り替えるとか、併用するとか、国有林などの土地を格安で払い下げるとか、何か手立てはあるのではないか。