世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

グローバル化の実態 その光と影! 

2012年01月24日 | Weblog
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何時頃から「国際化」から→”グローバル化”へと変遷してきたのだろうか?東西冷戦の頃までは「国際化」の呼称が世界のトレンドだった。つまり80年代までだ。冷戦終焉後の90年代から俄かに「グローバル化」がクローズアップされ主流になって来た。有り体に言えば「国境を越えて人、モノ、商品、情報、労働力、サービス、資金、資源が自由に行き交い活性化する状況」になってきた。国家間の規制が緩和され市場をダイナミズムに推進する経済活動の方向に基軸が移ってきた。光の面が出て来た。その反面、世界的経済の熾烈な競争によって国家間及び国内の貧富の差が拡大され表面化してきた。同様な負の状況が自国の歴史、伝統・文化の面でも指摘され、その破壊に繋がりアイデンティティーの喪失の危機に晒される、と此れ又幾多の問題点が指摘されてきた。2,000年初頭の「イタリアG8サミット」で市民による大規模な”反グローバリズム”デモが展開された。グローバル化の推進によって派生する問題の除去・阻止、即ち<社会的格差を根絶しよう>、<環境破壊を阻止しよう>、<伝統文化の破壊を阻止しよう>等が叫ばれ提唱される様になってきた。現在の「グローバリゼーション」は米国を主流とするアメリカ化、国際通貨基金の”ワシントン・コンセンサス”に収斂されている。一国支配の米国化の潮流は、もう終焉に近い。世界のトレンドから乖離している。従って、新潮流が台頭してきても可笑しくはない。むしろ遅きに失するくらいだ。・・・私の考えるこれからの世界の潮流は、「進展する科学技術の成果と経済の正の面を摂取し如何に,<ローカル性>を取り入れて<国家の独自性>を発揮し発展させるか、に懸っている、と考えている。(その国の民族の伝統文化、風習、風俗、歴史、個々の地域に根差した文化等々の独自性を発揮して発展させるか、に、懸っている、と考えている)

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