世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

天孫降臨の島「古宇利島」の“ウンジャミ”と旧正月神事

2005年02月11日 | Weblog
ウンジャミ(海神祭)に謡われている古宇利島の古謡“古宇利ぬ前ぬ黒潮 渡ららん黒潮 七ち橋かきてぃ 渡ちたぼり”<くいぬめーぬくるす わたららんくるす ななちはしかきてぃ わたちたぼり>・・・意訳すると「古宇利島の前方を流れる黒潮は流れが速く渡ることが出来ないよ、多くの橋を架けて向こうの島に渡して下さい」・・・昔の人々の切ない願いであった。去る2月8日に夢の架橋「古宇利大橋」が架かって大げさに言うと古代からの夢が、やっと実現したのだ。・・・海神祭(ウンジャミ)は海の幸や航海の安全を祈願する沖縄の代表的な神事である。神秘の島、古宇利島は古の昔から天孫降臨の島として数多の伝説に彩られた神の島である。沖縄本島の北部、本部(もとぶ)半島から北東に1.5キロ、直径2キロの小さな離島である。基幹産業は農漁業。主にサトウキビとイモを栽培している。漁業では珍味の“ウニ漁”が盛んである。最盛期は7月~10月頃である。天孫降臨の伝説の域を出ないが3千6百年前の遺跡「古宇利遺跡」が発見され環状集石遺構と土器が出土した。そういう形跡が伝説の流布に繋がったのではなかろうかと推察される。ウンジャミの他、白装束に身を纏った女神官が“ムシバレー(虫払い)”と称する農事も執り行われている。・・・沖縄本島遥か東方の海上に浮かぶ久高島(くだかじま)と双璧をなす古代沖縄・琉球の「神の島」である。信心深く信仰に厚い島の人々は祖先発祥の処とされるウタキ(御嶽)を崇拝し数々の神行事を行い伝承している。神の島「古宇利島」は人類発祥の地として今も全国津々浦々から観光客が訪れ賑わいを見せている。・・・


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1 コメント

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参加しますか? (シーサー山原)
2008-07-29 14:15:57
はじめましてシーサー山原と申します!27日がウンジャミですよね?今年は参加しますか?
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