何事にも光と影がある様に完全に百パーセント"然り"という事はあり得ない。70,80パーセント以上を確信、確保されると”そう”言える、というだけの事である。例の「三位一体」にしても然り、賛成のスタンスにも当てはまる。地方の側にして見れば賛成の面も不可の面もあるし出てくる。7,8割り程度以上だから賛成であり推進してほしいと主張しているだけである。「消費税アップ論議」にしても、ある一面そう言えるし他面そうとも言えない面もある。”消費税アップ云々”の主張・開陳も<無駄、削減云々等々の・・・>は当然の前提での披瀝である、という。又「消費税論議」のみをクローズアップしてのものではなく、『税制改革全体』の中での一環としての「消費税アップ」の開陳である、という。国民の眼・視点からは<小泉・中川・竹中・安部ライン>と<谷垣・与謝野ライン>との対立が浮き彫りにされた、と観ている。ひいては”構造改革”の進捗に小刻みのブレーキを掛ける結果になっているのではないのか、とも観ている。何れにせよ時(時期)と場とタイミングを熟考して開陳・披瀝しないと政治生命に関わる重大事になる。言い古された政治フレーズに”一寸先は闇”を心してもらいたいものである。・・・
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