・食糧自給率・・・27%(2009年の40%から27%へ)
・農林水産物の年間減少額・・・3兆2000億円
・多面的機能喪失額(国土、自然環境の保全、水源の涵養、良好な景観形成等々)・・・1兆6000億円
●米・・・国内生産額の約3割が輸入に置き換わる。それ以外の国内生産は残るが、価格は低下する
●小麦・・・国内産小麦は100%をセールスポイントとした小麦粉用小麦を除いて置き換わる
●大麦・・・主食用<押麦>及び味噌用<裸麦>は残り、ビール用、焼酎用、麦茶用等は置き換わる
●インゲン・・・高級和菓子用、煮豆用などを除いて置き換わる
●小豆・・・高級和菓子用を除いて置き換わる
●ラッカセイ・・・殻付き(さや入り)は残り、むきみは置き換わる
●砂糖・・・品質格差はなく、全て置き換わる
●でんぷん原料作物・・・品質格差はなく、全て置き換わる
●コンニャク芋・・・TPP交渉関係国から輸入実績がないことを考慮
●茶・・・TPP交渉関係国から輸入実績がないことを考慮
●加工用トマト・・・トマト加工品(ケチャップ等)は全て置き換わる
●かんきつ類・・・ストレート果汁は残り、濃縮果汁及び缶詰は一部を除いて置き換わる
●リンゴ・・・ストレート果汁は残り、濃縮果汁は一部を除いて置き換わる
●パイナップル・・・缶詰は置き換わる。これに伴って缶詰用と同じ株から生産される生菓用が減少する
●牛乳乳製品・・・乳製品では鮮度が重視される生クリームを除いて全て置き換わる。飲用乳は都府県の飲用乳の大部分が北海道産に置き換わる
●牛肉・・・4等級及び5等級は残り、3等級以下は一部を除いて置き換わる
●豚肉・・・銘柄豚(アグー豚など)は残り、その他は置き換わる
●鶏肉・・・業務・加工用の2分の1が置き換わる
●鶏肉・・・業務・加工用のうち弁当などの用途加工品の2分の1は置き換わる
※:国産農水産物を原料とする1次加工品(小麦粉などの)生産減少額を含む
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